鑑定ガイダンス

Last-modified: 2013-02-12 (火) 12:25:24

鑑定の大原則

  • 未鑑定アイテムを対象にして「鑑定の巻物 (scroll of identify)」を読むと鑑定される。
  • [バックスラッシュ] キーを押すと今までに鑑定したアイテム一覧が出る。その状態で[-]を押すと、未鑑定品に切り替わる。
  • 骨董品店(antiqueが付く店)以外で買ったアイテムは鑑定済みになる。よって、1Gぐらいで売っているマイナス効果の薬や巻物がまだ未鑑定なら、買って鑑定済みにしよう。
  • 武器・防具・指輪・護符・杖は呪われている可能性アリ。試しに着けてみる場合は「呪い識別の巻物 (scroll of detect curse)」であらかじめ呪いの有無を調べるか、解呪の巻物を用意しよう。

タイプ別、鑑定の巻物を使わない試行鑑定法

  • 飲んだら完全に鑑定される。
  • 低階層では治療の薬がでやすい。
  • 無印では7Fまでは突然変異の薬が出なかったが、SSではそのようなことはない。

鑑定法

  • ある程度貯まるまで飲まない。個数にばらつきが出てきたら、数の多いものが治療の薬である可能性が高い。
  • 無駄遣いしてもいいから試行で一気に鑑定したい場合は、少ないほうから飲んで、できるだけ後に治療に当たるようにするのがセオリー。
  • ただSSでは有用な薬が増えているので、ガブ飲み鑑定は強化薬の無駄遣いにつながる可能性がある。治癒、怪我の治療あたりまでわかったら鑑定を止めて、鑑定の巻物が余ったら残りの薬を鑑定していくというプレイもいいかもしれない。

巻物

  • 焼き討ちの巻物で巻物が焼ける心配はなくなったので、鑑定の際、いちいち置かなくてよい
  • 読んだら自動的に鑑定されるものと、効果を表さないと鑑定されないものがある。
    1. 読んだら鑑定
      無為無作為・瞬間移動・テレポート・獲得・騒音・召喚(召喚できるスペースが有る限り)・煙幕(fog)・魔法の地図・拷問・焼き討ち・魔力脆弱(vulnerability)・静寂(silence)・呪い識別
    2. 対象アイテムを指定
      鑑定・魔力充填・防具強化。効果発動すれば鑑定。
    3. 特定の状況下では鑑定できるもの
      解呪の巻物:呪われた装備品を装備していれば
      武器精度強化・武器威力強化・*武器強化*の巻物:強化が成功すれば
      防具呪縛の巻物:呪われていない防具を装備していれば
      武器呪縛の巻物:呪われていない武器を装備していれば
      装身具呪縛の巻物:呪われていない指輪か護符を装備していれば
      恐慌の巻物:視界内のモンスターが恐慌状態になれば
      聖なる御言葉 (holy word) の巻物:悪魔やアンデッドモンスターが視界内にいれば(これにはあなたも含まれる!)
      殺戮の武器の巻物:エゴ付与が成功すれば
      記憶消去(amnesia)の巻物:魔法を覚えていれば

鑑定法

  • ある程度数、種類が貯まるまで読まない。そこそこ貯まってきたら解呪の巻物が含まれる可能性が高いので試行鑑定を始める。

試行鑑定の際はできるだけ以下のポイントを守ろう。

  • 強化されてもいいエゴ無し武器を持つ(武器強化系を無駄にしない。武器呪縛を鑑定するため)
  • 防具は適当でいいが何か着ておく(防具呪縛を鑑定するため)
  • 指輪か護符も何でもいいので着けておく(装身具呪縛を鑑定するために)
     
    [これで未鑑定になるもの]
    これを守れば、序盤で未鑑定になるのは 解呪・恐慌・記憶消去。(序盤に聖なる御言葉はまず出てこないので外す。)魔法キャラなら記憶消去は鑑定される。呪縛系の巻物を読んでしまった後なら解呪は鑑定される。このようにして3種類のうちどれなのかを考えよう。恐慌の巻物である可能性は消せないので、未鑑定だった巻物は、弱い敵を視界に入れて読んでみるといい。
     
    [対象指定するもの]
  • 最初のアイテム対象指定が来たら、大体は鑑定の巻物。
    未鑑定の防具かワンドを指定すると確実だが、これらは鑑定の巻物を優先して使うほどでもないので、鑑定の巻物と見越して装身具などを指定してもいいだろう。
  • もし1回目が鑑定の巻物であれば、2回目の対象指定は防具強化か魔力充填。どちらを優先するかはプレイヤーによるが、ボルト系ワンド、癒しのワンドを拾っていて切り札に乏しければワンドを指定して魔力充填の無駄遣いを防ぐ。逆にバーサークなどの序盤の切り札があって、強化したい防具がある場合はそちらを指定する、というのが良いのではないだろうか。

とはいえ、貴重な装備強化系は本命装備が出る後半まで残しておきたいので、全て試行鑑定につぎこまず、ある程度鑑定の巻物を使ったほうが良いだろう。ユーティリティとして鑑定、解呪、危機管理物資としてテレポート、瞬間移動、恐慌が分かっていれば十分なので、そこまでわかったら一旦鑑定をやめるというのも手だと思う。

ワンド

  • 攻撃系は魔法がワンドからほとばしるので即鑑定される。
  • 状態変化系はレジストされて効果が表れないと鑑定されない。

鑑定法

ワンドの試行鑑定は最初はまず、以下を守ってモンスターに振れば安全。

  • 「1マス以上離れていて」:ファイアーボールワンドの被害回避
  • 「壁を背にしている」:掘削ワンドだった場合に鑑定できるよう
  • 「弱いモンスターに」:変化ワンドでやっかいなモンスターを出さないため
  • 「壁に垂直にならないよう」:稲妻ワンドの跳弾を受けないように

これで、攻撃系と掘削ワンドは鑑定される。次に、少し危険を伴うが、以下を守って自分に振ると分かりやすい。

  • 「探索済みフロアの」:テレポートのワンドの可能性有り
  • 「安全な場所で」:マイナス効果の危険を回避
  • 「HPが最大よりほんの少しだけ減っている状態で」:分解のワンドやでたらめのワンドの攻撃効果のダメージに耐え、癒しのワンドを鑑定できる

これでほぼ全て鑑定できる。3つ目の条件を忘れて、HPフルで振って効果がでなければ、高確率で癒しのワンド。ただ、でたらめのワンドの癒し効果の場合もある。

もちろん必ず自分に振って鑑定する必要は無い。敵がレジストするワンドは状態変化系のワンドなのだから、効果が出るまで振り続けてもよいだろう。

武器

  • 持っただけでエゴはわかるが、修正値はわからない。
  • その武器の専門スキルがあると、使っているうちに自動鑑定されることがある。スキルが高いほど自動鑑定される可能性が高い。
  • 歪曲エゴの武器は外すときに転移術のファンブル効果が起こる。これにはアビス送りが含まれる。

鑑定法

浮遊手段・解呪手段が用意できているなら、とりあえず装備してみる。 メイン武器で修正値が気になるなら(当該武器のスキルはあるはずなので)しばらく使ってみてもいい。

 

運悪く歪曲エゴの武器を装備したら、落ち着いて浮遊の薬を飲むなり、浮遊の指輪で浮くなりしてから外そう。

防具

  • 装備したら完全に鑑定される。

鑑定法

解呪手段が用意できているなら、とりあえず装備してみる。

護符

  • 護符は最も鑑定の巻物に頼ることになるが、特定のものはつけてみることで鑑定可能。
  • 危険なマイナス効果の護符は「不正確の護符」だけだが、呪い識別の巻物であらかじめ呪い品は試行鑑定をあきらめるか、解呪の巻物を用意するかしておく方がいい。特にアーティファクト護符の場合は必須。

鑑定法

解呪手段が用意できているなら、「序盤は」とりあえず装備してみる。
怒りの護符・悪食の護符・守護精霊(guardian spirit)の護符が自動鑑定。
信仰(faith)の護符は信仰を得ていれば自動鑑定。
この信仰の護符が実はやっかいで、信仰値の取得をブーストしてくれるのだが外すときに信仰値を結構減らす。そのため、中盤以降は、信仰の護符を鑑定できていなければ、とりあえず着けるのはやめておこう。信仰値の貯まりにくい神だとかなりの痛手だ。

 

これで未鑑定の護符は確かめるのが面倒だし、そのままわからずずっとつけておくのも戦略的によろしくないので、鑑定の巻物に頼ってしまうのが賢明だろう。解呪の巻物が無ければ、いきなり鑑定の巻物でも良いと思う。

指輪

  • 指輪も鑑定の巻物に頼ることになるが、いくつかはつけてみることで鑑定可能。
  • 呪い識別の巻物であらかじめ呪い品は試行鑑定をあきらめるか、解呪の巻物を必ず用意するかしておくこと(空腹やテレポートの指輪が外せないと困る)

鑑定法

解呪手段が用意できているなら、とりあえず装備してみる。
これで、浮遊・テレポート・透明化・魔力・護り・躱し身・腕力・器用さ・知性の指輪は鑑定される。

 

これ以外は護符のときと同様の理由で、鑑定の巻物で鑑定してしまおう。指輪は耐性戦略の基本になってくるので、わからないまま着けておくのは良くない。

バージョン・ノート

0.8対応


参考文献:だんじょんひらおよぎ「鑑定虎の巻」 http://hengbanko.sakura.ne.jp/pukiwiki/?%B4%D5%C4%EA%A4%CE%B8%D7%A4%CE%B4%AC
参考文献:CrawlWiki「Identification」 http://crawl.chaosforge.org/index.php?title=Identification