基本情報 / 人形比較 / 属性相性 / スキル候補 / 型 / 対策 / コメント
基本情報
属性:鋼鉄/大地 アビリティ:打ち出の小槌(自分の集中スキルのダメージが2倍になり、相手からの集中スキルのダメージが半分になる。) 達人の体捌き(闘属性のスキルを無効化し 集弾が一段階上がる。) コスト:110
解説:
合計種族値がDEあきゅうと同じ370でコスト110とは思えないほど低い。
しかし専用アビリティ「打ち出の小槌」により高い火力と集防を実現させている。
さらに一致120スキル持ちかつ先制持ち、優秀な積み技にさらに一撃必殺も備えているなど非常に器用。
鋼鉄大地の技範囲は非常に広く、多くの人形に等倍以上を取れる破格の一貫性を誇る。
耐性も優秀で無効、半減の属性もそれなり。打ち出の小槌のおかげで集弾なら安心して受け出しも出来る。
その性能が評価さら、無印時代ではトップメタの一角として立ちはだかる程の人気を持っていた。
しかし、アペンドになってから逆風が目立つように。
まず新たな属性の歪が登場。これは鋼鉄半減かつ鋼鉄に抜群を取れる属性。
Dしんみょうまるは新たに弱点を1つ増やしてしまう。
しかも大地弱点でないので大地技で返り討ちに出来ないのも厄介。
アペンドの環境の変化で大地、闘が数を増えてしまう。
大きく強化された毒や歪対策のついでに弱点を突かれるようになっているのも辛い。
特に闘は大地半減かつ4倍弱点を突いてくるし、先制技まである天敵。
アペンドで新たに登場したアビリティ、無効化と見極めの存在。
使用者こそ限られるが、前者は場に出るだけでアビリティを消され、後者はダメージ変化が無くなると実質アビリティなしに持ち込まれる。
Dしんみょうまるの強みはほぼアビリティに依存しているのでこれはかなり痛い。
そして、最後はアペンドの人形追加に伴う天敵の増加。
EひなやEチルノ等、Dしんみょうまる対策に使って下さいと言わんばかりの苦手な人形が増えてしまった。
もっとも、これはどの人形にも言える事なのだが。
無印時代に比べると対策されやすくなっており、かつて程の勢いは鳴りを静めてしまった。
しかし、アビリティによる高火力、高集防の種族値詐欺、広い技範囲、積み技や一撃必殺等の器用さは今も健在。
無印以上に慎重に立ち回る必要があるが、相手を選べばしっかり活躍出来る。
もう一つのアビリティは4倍弱点を打ち消せる「達人の体捌き」。
闘スキルを誘いやすいこともあって上手く運用できれば優位に立つことも可能。
…とはいえ、「打ち出の小槌」が便利すぎてこちらは使用者はほぼいないが。*1
人形比較
鋼鉄/大地複合 | 耐久 | 集弾 | 集防 | 散弾 | 散防 | 俊敏 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dしんみょうまる | 75 | 50(※120) | 50(※120) | 60 | 60 | 75 | 370 |
Dエリー | 120 | 95 | 95 | 50 | 80 | 60 | 500 |
Dもみじ | 100 | 95 | 140 | 40 | 45 | 75 | 495 |
Dすわこ | 110 | 80 | 115 | 110 | 80 | 85 | 580 |
Sナズーリン | 65 | 110 | 70 | 40 | 85 | 120 | 490 |
※アビリティ:打ち出の小槌の効果適用死時
無印時代と変わらず鋼鉄/大地複合はこの5体のみである。
種族値だけ見るとDしんみょうまるが一番合計値が低く、中速だが低火力、低耐久の印象を受ける。
しかし、Dしんみょうまるはアビリティの打ち出の小槌のおかげで、実質的な集弾と集防は共に120。
合計値で例えると510になるという種族値詐欺である。
当然ながら、集弾火力は5体の中で最も高い。
しかし、ライバルも多い。
Dエリーは高いHPと仁王立ちのおかげでスリップダメージ全般に強く、耐久型に対してかなり強め。
Dもみじも凄まじい程の集防と不屈で集弾受けに適しており、俊敏もDしんみょうまると同速。
Sナズーリンも5体中最も高い俊敏で攻撃出来、強力な攻撃技や積み技を多数習得すると強敵揃い。
Dしんみょうまるにしかない強みを活かしたい所。
ちなみにDすわこだが、アペンドにて散弾アタッカーに移行したため、差別化は容易になった。
もっとも、集弾受けとして運用となると強力なライバルとして立ちはだかるが。
属性相性
相性 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無 | 炎 | 水 | 然 | 地 | 鉄 | 風 | 雷 | 光 | 闇 | 冥 | 毒 | 闘 | 幻 | 音 | 歪 | 夢 |
○ | ○ | ○ | △ | △ | × | × | ◎ | △ | ○ |
※アビリティが「達人の体捌き」の場合、闘は×
スキル候補
集中スキル | 属性 | 種別 | 威力(一致) | 命中 | SP | 効果・備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
菊水? | 鋼鉄 | BU | 120(180) | 85 | 5 | 1割の確率で自分の集弾を上げる。 鋼鉄最高威力。強力だが命中不安なのがネック。 |
鎧通し? | 鋼鉄 | BU | 90(135) | 100 | 15 | 1割の確率で相手をひるませる。 威力、命中共に安定した鋼鉄技。 |
抜打? | 鋼鉄 | BU | 40(60) | 100 | 20 | 先制技、優先度+1 Dしんみょうまるはやや低めの俊敏なのでほぼ確定でいいだろう。 |
シューティングプレス? | 大地 | EN | 100(150) | 100 | 10 | 威力、命中共に安定した大地技。 後述のスクリューロックとは選択。 |
スクリューロック? | 大地 | BU | 70(105)[157] | 90 | 10 | 必ず痛烈な一撃が出る。 シューティングプレスより火力は出るし、能力変化に強いが、命中不安、不屈、龍神の御守が苦手。 シューティングプレスとは選択。 |
震天動地? | 大地 | BU | --- | 30 | 8 | 相手のHPに関係なく戦闘不能にする。 耐久型に対する役割破壊。震天動地の効かない風には鋼鉄を刺せるので使い勝手がいい。 |
オーバースキル? | 無 | EN | 120 | 100 | 15 | 自分は与えたダメージの3分の1のダメージを受ける。 弱点は突けないが、メイン両方半減かつ、闘等倍以上の相手に対して最高威力を出せる。 |
狂乱浄瑠璃? | 無 | BU | 100 | 100 | 20 | 反動のないサブとしては最高威力。 正直これを候補として挙げざるを得ない程、サブに乏しい。 |
逆境の一手? | 無 | EN | 70 | 100 | 20 | 自分が状態異常でスキルを使うと威力が倍になる。暗闇状態でも集弾が低下しない。 暗闇でアタッカーとしては機能停止するのであれば便利だが... |
ブレイクショット? | 闘 | BU | 75 | 100 | 15 | 相手のFバリアとFプロテクトを破壊する。 自身の苦手な歪登場のおかげで4倍弱点を抱える人形が多く増えた。 |
拡散スキル | 属性 | 種別 | 威力 | 命中 | SP | 効果・備考 |
水鏡? | 幻 | EN | --- | 100 | 20 | そのターンの最後に受けた拡散スキルのダメージを2倍にして返す。 チョーカーと合わせて散弾アタッカーを返り討ちに出来るが、本来の役割を放棄する点には注意。 |
変化スキル | 属性 | 種別 | 威力 | 命中 | SP | 効果・備考 |
集中之構? | 鋼鉄 | --- | --- | --- | 15 | 自分の集弾と命中が1段階上がる。 アビリティ「打ち出の小槌」のお陰で上昇スピードは通常の2倍であるため、一度積むだけで元の集弾換算で2倍分上昇する。 命中上昇も菊水、スクリューロック、ミアズマの命中補強に繋がる。 |
地層発現「白虎」? | 鋼鉄 | --- | --- | --- | 10 | 地層を白虎にする。 意表は突けるだろうが、Dしんみょうまるでやる意味はあるかと言われると... |
気象発現「黄砂」? | 大地 | --- | --- | --- | 10 | 気象を黄砂にする 白虎同様意表は突けるだろうが、Dしんみょうまるでやる意味は... アペンドver1.100にて黄砂下ならエアクッション持ち相手でも大地技を通せるようになったので一応意味は出てきた。 |
ミアズマ? | 毒 | --- | --- | 90 | 10 | 相手を猛毒状態にする。毒属性の人形が使うと必ず当たる。 集弾受け対策。ミアズマの効かない鋼鉄、毒には大地技を刺せる。 |
アップビート? | 音 | --- | --- | 100 | 30 | 3ターンのあいだ相手はダメージを与えるスキルしかだせなくなる。 集弾受けや相手の起点阻止に。 |
型
基本型
印:紅or蒼or碧 アビリティ:打ち出の小槌 PP:A64、S調整、余りHかB 持ち物:金のかんざし、黒いチョーカー、藁人形、こだわりベルト 確定技:抜打、菊水or鎧通し、シューティングプレスorスクリューロック 選択技:震天動地、水鏡、ブレイクショット、集中之構、ミアズマ、アップビートetc...
一般的なDしんみょうまるの型。
打ち出の小槌で実質的な数値が2倍になった集弾、集防を活かして運用していく。
鋼鉄/大地の技範囲は非常に広く、無印では浮遊石を使わないで両方半減以下に出来る人形はSゆうぎのみという凄まじい広さを持っていた。
残念ながらアペンドでは新たに8体登場してしまったが、それでも大半の人形に等倍を取れるのは非常に大きい。
アペンドで大幅に強化された毒に一方的に強いのも素晴らしい。
スキルは鋼鉄技、大地技は確定、先制技も俊敏が中途半端な数値なので確定。
残る1つは自由に選ぶとよい。
印やPP振りは何を重視するかによって変わる。
火力重視なら紅A64、集弾受けの仕事もしたいならHかBに振ったり蒼印にしたり等。
最速ベルトで最速135族を抜けられるので最速も十分候補。
達人の体捌き型
印:蒼or白 アビリティ:達人の体捌き PP:HB64orHD64、余りS 持ち物:浮遊石 確定技:震天動地、ミアズマ 選択技:菊水or鎧通し、抜打、シューティングプレスorスクリューロック、ブレイクショット、集中之構、森羅結界、バリアオプション、アップビートetc...
Dしんみょうまるが達人の体捌きと合わせて素で無効属性が3つあることに着目し、浮遊石を合わせて無効属性を4つにした受けの型。
こうする事で大地、雷、毒、闘に対して強く出せる。
一番の利点は選出画面ではこの型であることがわからないため、しんみょうまるに対して闘属性を誘うことができる。
さらに無効にする4つの属性はどれもアペンドで利用価値が上昇し、大きく強化された属性ばかり。
使用率も非常に高いメジャーな属性なので意表は突きやすいだろう。
大地、雷、毒、闘技を読んで受け出す。
この浮いた1ターンでミアズマを打ち込んだり震天動地で交代先を落とすことを目的とする。
ただ、打ち出の小槌ではないので集弾と集防は実質2倍になっておらず、元の低種族値のまま。
しかも、アペンドでは歪の登場等苦手な人形が多数追加で結構苦しい場面も多い。運用は趣味の域に入りかねない。
対策
弱点は5つと多く、どれもメジャー所ばかり。
特に闘は4倍なので不一致でもあっさり落とせる。
Sも75とそこまで高い方ではないので、上から弱点を突くのが最も適している。
ただし、集弾方面は打ち出の小槌で集防が実質2倍になっており、思った以上に削れない事も。
かといって散弾方面に切り替えると今度はチョーカー水鏡?が怖くなってしまう。
それらを考えると高い火力で攻めたり、連続技、威圧、無複合等で対策しておくといい。
Dしんみょうまるの強さはほぼアビリティに依存しているので、感染症、無効化、悪夢の想起?等で消してしまうのもOK。
特に無効化は強力で、場に出ただけで消せるので受け出しも容易になる。
無効化習得人形もEれんこ以外は一致弱点を突け、Eときこ以外は水鏡無効なのも嬉しい。
アビリティの見極めも非常に有効。
見極めは打ち出の小槌等の被ダメージや与ダメージの変化を起こすアビリティの効果を無くす効果を持つ。
そのため、見極め持ちと対面すると実質アビリティなしも同然の状態に持ち込め、受け出しも容易になる。
やや使いにくいが、黄龍もアペンドver1.100から見極めの効果が追加されたので有効。相手の装飾品も無視して攻撃が可能になる。
集弾の与ダメージ半減だけなら縦横無尽でも無視して攻撃出来る。
受ける場合は、鋼鉄/大地両方半減以下に出来る人形や、鋼鉄耐性持ちに浮遊石持たせるのも得策。
鋼鉄/大地両方半減以下に出来る人形は、
Eコンガラ、Eめいら、Eチルノ、Eひな、Eかなこ、Sゆうぎ、Eいちりん&うんざん、Eむらさ、Eかせんの9体。
中でもEチルノ、Eかなこは強力。
Eチルノは集弾受けなので容易に受けられるし、アビリティが警戒心だと震天動地?や水鏡も無効なので圧倒的に優位に立てる。
Eかなこも冶金術でメイン両方無効であり、一致闘で4倍弱点を突けるし、集弾アタッカーなので水鏡の心配もいらない。
使用率トップレベルのEひなも自身の強さもあってかなり強く出られるが、黄砂には注意。
出たときに基本型が持っている可能性の低い浮遊石を持っていたら達人の体捌きの可能性あり。
闘属性ではなく、水、自然、歪スキルで攻撃して落とそう。
打ち出の小槌ではないので集弾火力及び集弾耐久力は数値通りの低いまま。
ミアズマや震天動地等をメインに攻めてくるのでそちらの対策をした方がいいだろう。
EひなやEパチュリー等、ミアズマ、震天動地無効かつ一致技が弱点でない人形なら問題なく対処出来る。