スタイル別人形育成/Pカナ

Last-modified: 2023-08-06 (日) 15:06:07

基本情報 / 人形比較 / 属性相性 / スキル候補 /  / 対策 /コメント

基本情報

タイプ:冥/幻
アビリティ:攻め上手(スキルを結界に阻まれても威力が高い。)
      アップテンポ(毎ターン俊敏が一段階上がる。)
コスト:80

A120S95の集中アタッカー、アビリティのアップテンポによってSの分のPPを耐久に振ることができる。
属性耐性も優秀、アビのおかげで先手を取られることは少ない。
ほとんどの属性に等倍で入る亡霊ミッドナイト、装飾品破壊のセントエルモの火、闘に2倍のハイトーンクラッシュ(Pカナ自体が格闘無効)と覚える技も優秀である。
光以外に等倍以上で入る亡霊ミッドナイトと、光に抜群で入るセントエルモの火or夢幻泡影。そして両方を受けれる揺るがぬ心持ち光人形や光無複合人形にはサブのチェンジリングが抜群で入るという、隙のない一貫性が最大の特徴と言える攻撃的な人形である。

以上が無印時代の話。アペンドでは以下の要素が加わって逆風が吹くようになる。

まず、音属性に冥耐性の追加。これが非常に痛い。
これまで光以外に等倍を通せていたが、今作から音にも阻まれてしまう。
しかも光と違って弱点を突かれる上に、幻やチェンジリングで貫通を取れないのも厄介。

次に歪の登場。
一致技は阻まれないが、幻が歪弱点を抱えるのでPカナも歪弱点が追加。
しかも、先制技もあるので上から大ダメージを受ける可能性も伴うように。

次に先制技のばらまき。
Pカナにとって非常に辛い先制技が多くの人形に配られたのも厄介。
特に威力80で入るシャドウボム、スニーキング、トリックスターには十分警戒しておこう。

全体的な集防耐久のインフレも厳しい。
例えば紅A64振りPカナの夢幻泡影が耐久面無振りのEキクリに対して一致貫通で入るにもかかわらず確定2発。
耐久無振りでこれなのだからB振りや金ざしだと最早語るに及ばず。
他にも少しダメージを与えておかないと耐えられる程にまで集防が硬くなった人形も多い。

トドメに逆転作用の登場。
相手の能力変化が逆転するこのアビリティを持つ人形の前でアップテンポが発動すると、俊敏が下がってしまう。
もちろんPカナにぶっ刺さっており、非常に辛い。
習得人形はPEサグメのみだが、よりにもよって両者とも音を持つ人形なので注意が必要。
特にEの方は俊敏こそPカナより低いが高い耐久力に歪先制技まで持つ天敵中の天敵。

全体的に不利な要素がたくさん追加され、無印時代に比べると厳しくなってしまった。

しかし、高い火力に優秀なアビリティと広い技範囲を持つ強力な速攻アタッカーとしては未だ健在。
さらにアペンドでストークマーダーを習得。
攻撃に1ターン間を開けるが、Pカナにとって辛いバリアオプションやFプロテクトを無視して攻撃出来る上に必中と強力な代物。
無対策のPTには無印時代のような暴れっぷりを見せてくれるだろう。

人形比較

冥/幻複合耐久集弾集防散弾散防俊敏合計
Pカナ7012065458595480
Eあきゅう505070507080370
Eさとり75105609565120520
Pドレミー501254512545125520

無印時代ではPカナ1体だけだった冥/幻複合だが、アペンドではなんと3体も追加された。

しかし、Eあきゅうは好奇心と唯一無二のスキル、悠久之記録を含めた補助技を活かしたサポートがメイン。
Eさとりも千変万化で全ての攻撃を一致で放ちつつ、習得するスキル範囲も非常に広く、属性もコロコロ切り替えることが出来る。
同属性だが、Pカナとはうまく差別化出来ている。

一番のライバルはPドレミー。広範囲の速攻紙耐久アタッカーという点で共通している。
しかも両刀可能、素で125族、先制技持ち、スキルが豊富、アビリティで冥無効か無効時に集弾上昇等と強力な要素がたくさん揃っている。
Pドレミーにはないスキルやアビリティで上手く差別化を図ろう。

属性相性

相性
××

スキル候補

集弾スキル属性種別威力命中SP効果・備考
亡霊ミッドナイト?BU120100101割の確率で相手を恐怖状態にする。自分は与えたダメージの3分の1のダメージを受ける。
Pカナの代名詞とも言える技。強力だがHPが低いので反動が痛いのがネック。
ストークマーダー?BU120---10一度姿を消し次のターンに攻撃する。相手の壁を無視してダメージを与えられる。攻撃が必ず当たる。
森羅結界読みのバリオプや壁を無視して攻撃出来る上に威力もミッドナイトと同等、ターン稼ぎも出来るしさらに必中といいことづくめのスキル。
唯一の難点は溜め中は攻撃が当たらなくなるとはいえ、攻撃に1ターン間をあけてしまう事。確定1発取れない回復技持ち相手には分が悪い。
夢幻泡影?EN95100151割の確率で相手の集防を下げる。
威力、命中共に安定した幻技。何気にEN技。
セントエルモの火?BU6510010相手が装飾品を 持っていると威力が1.5倍になる。相手は装飾品をなくしてしまう。
装飾品破壊効果が非常に優秀。装飾品を持っている場合なら夢幻泡影より威力が上なのも見逃せない。
チェンジリング?BU7010015攻撃後控えの人形と入れ替わる。野良人形との戦闘は終わる。
不利な相手から逃げるだけでなく、メイン両方阻む人形のほとんどは闇弱点なのでそれらに対する打点にもなる使い勝手のいいスキル。
飢餓の声?自然EN95100151割の確率で相手を衰弱状態にする。
水、大地対策。
ウィンドジャベリンBU80100151割の確率で相手をひるませる。
アペンドで音に冥耐性が追加されたため、その音対策として有用。
ハイトーンクラッシュ?BU95100151割の確率で相手の能力をランダムに1つ下げる。
闘、歪、幻等倍以上の幻対策。
変化スキル属性種別威力命中SP効果・備考
森羅結界?---------10使ったターン相手の攻撃をまったく受けない。連続で出すと失敗しやすい。優先度+4
アップテンポのターンを稼ぐことができる。
しかし、アップテンポ持ちが初手に森羅結界をするというのは定石でもあるので、相手に読まれて壁を張られたり積み技を使われたりする危険性がある。
バリアオプション?---------10HPの4分の1を使ってバリアを出す。
補助技透かしやターン稼ぎはもちろんだが、相手の森羅結界読みによる行動次第では非常に大きなアドを取れる。
干ばつ?------10015干ばつは相手を衰弱状態にする、シャークトレードは自分と相手の装飾品を交換する、アップビートは相手の補助技を3ターンの間封じる効果を持つ。
Pカナを回復技連打で受け続ける相手等状況によっては非常に効果的だが、Pカナは悠長に補助技使うより素直に殴った方が効果的な場面が多いので使える場面は限定的。
シャークトレード?------10010
アップビート?------10030

アップテンポ基本型

印:紅or碧
アビリティ:アップテンポ
PP:A64、S調整、余り自由
持ち物:藁人形、黒いチョーカー、スギライト、モルガナイト、兵糧丸etc...
確定技:亡霊ミッドナイトorストークマーダー、セントエルモの火or夢幻泡影、森羅結界
選択技:チェンジリング、ハイトーンクラッシュ、飢餓の声、ウィンドジャベリン、バリアオプション、アップビートetc...

高いAとアップテンポによるS上昇を活かし、上から殴る分かりやすい速攻アタッカー。
非常に優秀な属性範囲を持つため、高い一貫性を持てるのが特徴。

基本的には先手を取っている相手にはそのまま攻めて、先手を取られている相手には森羅結界でターンを稼いで上を取れるようにする。
アップテンポがあるのでSに振らなくともターン経過で上を取れるようになるが、
Pカナの耐久性能を考えるとせめて森羅結界1回で上を取れるようになる調整はした方がいい。
S調整は紅印ならアップテンポ1回前提で最速130族抜きの38、最速135族抜きの46、最速ベルト75族抜きの50あたりが目安。
何なら攻撃を受けると即死すると割り切って、俊敏負けしないようにS極振りもあり。

スキルは一致技2種にアップテンポの時間稼ぎのお供である森羅結界までは確定。
最後の枠はチェンジリングが一番入れ得。
不利と見た相手から攻撃して逃げるだけでなく、メイン両方阻む人形のほとんどが闇弱点なのでその人形に対して打点を持てる。

シンプルに「速度で上回って高攻撃力で殴り抜ける」と言う高速アタッカーのお手本の様な挙動を得意とするが、
その分行動は単調になりがちで読まれ易い。
特に森羅結界は読まれやすいので、あえて使わずに殴るという勇気ある選択も必要。
だが、スキルの一貫性の高さ、集弾やアップテンポを含めた俊敏による攻撃性能は、それを補って余りある強さを誇る。

攻め上手型

印:紅or碧
アビリティ:攻め上手
PP:AS64、余りB
持ち物:こだわりリング、藁人形、こだわりベルト、スギライトetc...
確定技:亡霊ミッドナイトorストークマーダー
選択技:夢幻泡影orセントエルモの火、チェンジリング、ハイトーンクラッシュ、飢餓の声、バリアオプション、アップビート、シャークトレードetc...

攻め上手を活かした属性受けを許さない非常に高い一貫性を誇る攻撃を重視した型。
攻め上手は攻撃が属性結界で阻まれた時、威力を2倍にするアビリティであるため、実質等倍で攻撃出来る。
冥/幻両方を1/4以下に抑えられる人形は存在しないため、全ての人形に対して実質等倍で殴れる。
特に冥は1/4以下に出来るのは光/音複合と自祓、御霊信仰持ちの5体のみ。
さらにこれらの5体にも幻を等倍以上で通せる破格の一貫性を誇る。

基本は一貫性の高い冥で圧力をかけて行く。
冥1/4以下に抑えてくる人形は幻技に切り替えたり、チェンジリングで撤退しよう。

冥技だが、アペンドではストークマーダーを習得し、森羅バリオプやFプロテクトを無視して必中で当てられる強みを持つ。
攻撃に1ターン間をあけるが、強力な効果に攻め上手による高い一貫性を誇り、さらに反動ダメージもないので非常に強力。
一般的な候補である亡霊ミッドナイトとは選択になる。何なら両立してしまってもいい。
攻撃技は基本的にメインとチェンジリングさえあれば事足りる。
アップテンポではないので森羅結界の分のスキル枠が空くのも嬉しい。

Pカナと言えばアップテンポで森羅結界のイメージが強く、メインに強い人形や森羅読みの行動をしてくる事も多い。
しかし、この型なら属性受けを許さない重い負担を最初からかけて行くので意表を付けたりする。
うまく決められると非常においしい。

アップテンポではないのでS上昇の恩恵は得られない点に注意。
素の俊敏も95族と激戦区のSを持ち、意識されやすい。
バインドトラップや風神の加護のサポートや、こだわりベルトを持たせる等の俊敏の工夫は欲しい所。

対策

1.先制技で殴る
2.ひたすら耐久型で耐える
3.相手の俊敏が上がりきる前に速攻で倒す
4.技やアイテムで無理やり交代させる
5.高い集防で受けて返しの一撃で倒す
6.逆転作用持ちのPEサグメで相手する
7.一発耐えて玄武を張り、俊敏を逆転させる
etc...

高い一貫性と高い威力の技で、常に先手を取って殴ってくるという点が脅威である。
逆にこの2点を抑えられれば何とか対処が可能である。
95%以上のPカナがアップテンポなのでこの点を抑えられればOK。

アペンドでは音に冥耐性が追加、能力変化が逆転する逆転作用が登場。
全体的に高耐久になり、先制技も多く配られたので無印時代より対処しやすくなった。
特にEサグメはこれらの要素をほぼ全て詰め込めるのでPカナにとって天敵とも言える人形である。

攻め上手の場合はPカナより速いSを持つ人形で攻撃すればOK。
耐久面は低く、特に集防は非常に薄いので等倍以上で通せば落とせる。
先制技もアップテンポ型同様、非常に効果的。

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