アビリティ/【せんこく】

Last-modified: 2023-09-26 (火) 17:25:00

FF5(GBA版)

GBA版で追加された「予言士」のジョブコマンド。
MP消費0のカウントつき魔法。カウントはジョブレベルが上がるたびに20→15→10→7→5と短くなる。


癒しの宣告」「業火の宣告」「冷気の宣告」「裁きの宣告」「治癒の宣告」「カエルの宣告
停止の宣告」「死の宣告」の8つある。


どれも既存の魔法で代用可能であり、しかも全て「単体」対象とほとんど使い道が無い。
まだ「よげん」をジョブコマンドにしたほうが良かった気がする。
ジョブマスターしたうえで相手にヘイストをかけて使えば、わずか1.5秒で発動するが、
かと言って、アビリティセットするほどの価値はない。
任意でカウントを決められれば、戦略の幅が広がり、使われたかもしれない。

  • その性質(すべて同じ耐性で無効化される)と入手時期(封印武器入手後)の関係上、与ダメージ系の宣告はあまり役立つ場面はない。
    状態異常系はまだ使い道があるが…。

リフレクを貫通する特徴がある。

  • 各宣告の効果がもう一段階高ければ…と思わずにはいられない。特に攻撃系。

「宣告」同士は重複しない。掛かっている時に別の「宣告」を掛けても無効になる。
GBA版では青魔法の「死の宣告」で全て上書きされ、青魔法版死の宣告のエフェクトは出ないが一撃死させる。
カウントはそのまま継承されるので、通常より早く発動させることができる。

  • 青魔法の死の宣告で倒すと経験値が入らないのは有名だが、予言士の「せんこく」で発動する「アビリティ版死の宣告」は経験値が手に入る。
    ということは「死の宣告(本項目のアビリティ版)」⇒「死の宣告(青魔法版)」の順番で使えば、手早く葬れる上に経験値入りを回避できる。
    • 旧スマホ版では青魔法版を使用しても経験値が入ってしまう。

宣告効果は死の宣告と同様の扱いになり、カウンターを受けないのでカウンター封じに使える。


8つもあるが、効果を考えると実質3つしかないともいえる。とりあえず敵にかけるのは死の宣告だけでいい。
たぶん、第一世界で入手できたり、道中で宣告を購入できたりする予定があったのだろう。

  • 序盤、中盤のボスの中にはボス系耐性を持たないものも数多くいる。
    リクイドフレイムやビブロスなど、割合ダメージが有効とされるボスがこれにあたる。
    よって、早目に入手できるならボス相手にも使えなくもない性能でもあるのだが……。
  • 同じく追加ジョブの砲撃士にも、もっと早い段階で入手できる予定があったと思われる形跡がある。
    FF5は移植作でもストーリーにさしたる変更が見られないので、制作における何らかの縛りに引っかかってしまったのか?

「特技」扱いらしいのでミュートは元より、マジックポット戦でも使えるのは強みか。
アンデッドには一律の効果を与えるが、ゾンビ状態では全て無効。


乱れうち」などの強力なアビリティが手に入るまでだが、カウントを最短の「5」にまで短縮すれば、アビリティ版「死の宣告」は特に低レベルでの雑魚戦でそれなりに役に立つ。

  • 耐性さえ無ければ大体命中するので、相手を選べば結構役立つ。ノーコストで使えるのも強み。
    鉄巨人キングベヒーモスに効くのはありがたい。

命中率自体は高く、敵の魔法回避率を無視する。
キングベヒーモス(魔法回避率75%)に対して10回使用したところ、10回ヒットするのを確認した。
(自キャラのレベルは4、カエルの宣告と死の宣告でそれぞれ検証)

  • ランドクローラーにもこのアビリティ版死の宣告は効いたから、魔法回避無視なのは確実。

ボス系耐性があると、一切の宣告が効かなくなる。
竜の口づけ」を味方に使用した場合、「癒しの宣告」などで回復できなくなる点に注意。

  • ボス系耐性が無い場合でも、状態異常の耐性は貫通できない。
    例えばカエル耐性がある対象に「カエルの宣告」を使用しても、宣告自体が失敗する。
  • ボス系耐性持ちではミュカレ巨大鳥で発動の失敗を確認。
    回避無視のデスポーションは効くから即死耐性の有無は関係ない。

GBA版の追加雑魚モンスターはこの手の耐性持ちばかりなのが困りもの。
もう少し早い時期にこのアビリティを入手できたら、かなり活躍できたと思われる。


GBA版では攻撃系の宣告もボス系耐性に阻害され一切発動できない。
ボス系耐性を持たない雑魚に裁きの宣告が成功→リターンして同じ敵に調合で竜の口づけを使用後不発を確認。
旧スマホ版では可能となった、オメガへの裁きの宣告も失敗した。


カウントがジョブレベルが上がるたびに短くなるということは、一般的な魔法系アビリティ同様、ABPによって「!せんこくL0」から「!せんこくL4」まで強化されていくと言い換えられる。

  • 一般的な魔法系アビリティの場合、元のジョブが0ABPでもジョブコマンドとしてなら常に最高レベルで使えるのに対し、
    予言士の場合はABPを貯めて強化しないとジョブコマンドとしてもカウントが長いままなのが大きく違う点である。
  • アビリティとして他のジョブにセットできるのはL1(15カウント)~L4(5カウント)の4つで、
    L0(20カウント)は初期の予言士自身しか使えないということになる。

たまに指定した対象者以外に発動する。
何故か対象に戦闘不能になった仲間も選べるが、その場合も誰かになる。


「特技」ページの「せんこく」一覧はこちら

FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版では、攻撃系以外の宣告が敵の魔法回避率を参照するようになった。
ネオエクスデス左下に使ってもほぼ失敗するので注意。
GBA版では有効だった、ボス系耐性のない鉄巨人(魔法回避90)やキングベヒーモス(魔法回避75)にもまるで役に立たなくなってしまった。

  • 「裁きの宣告」はオメガにダメージを与えたので、攻撃系の宣告のみ例外で、ボス系耐性と魔法回避を参照しない。

まず回避されると宣告のエフェクト自体が表示されず、かかったとしても発動時点で再び魔法回避率を参照するので、
発動した効果がミスになる場合がある。


指定以外の対象に発動するなどの不具合は修正されている。


宣告版死の宣告→青魔法版死の宣告とすると、青魔法版の30カウントが表示されるが宣告版のカウントで敵が死亡し、しかし経験値は入るという状態になる。