キャラクター/【シュユ・ヴォーグフォウ・ビョウト】

Last-modified: 2022-12-11 (日) 16:13:48

FF零式

朱雀クリスタルに仕える甲型ルシ
キャラデザイン/フェラーリ・ロベルト(Ferrari・Roberto)。
CVは東地宏樹
裏のセツナに対して「表のルシ」と呼ばれる。
永年ルシとして戦う中で他のルシと同じく感情が希薄になってきており、候補生の服を着ているのは自分が誰か忘れないため。
かなり無口で、古風な喋り方をする。烙印は左肩にある。
戦闘力は甲型なだけあって凄まじく、白虎の甲型ルシ・ニンブスとトゴレスで激突した際には要塞が崩壊しクレーターができるほどの衝撃を生み出した。
ジュデッカ会戦でも朱雀の主力として蒼龍軍を圧倒している。

  • アレシア秘蔵っ子の0組の比ではない、事実上の朱雀の切り札である。
    こいつ一人いればよくね?という強さだが、他のルシも似たようなものであるため、結果的にルシ同士でぶつかることが多い。
    • 「ルシにはルシをぶつけるしかない」という奴ですか。某ロボット御伽話じゃないですが。
    • とはいえルシ同士の戦いは被害が大きいため公的には禁じられている。
      いわば現実世界における核兵器のようなもの。いるだけで戦事への影響力が大きい。
      ただし秘密裏にルシ達が闘う事はあるらしく、特にシュユは戦闘経験が豊富である。

秘密特訓のレベルは97。ルシだけあって非常に高いが、さすがにマザーには及ばない。
ライバルと同じように限界突破してほしかったところではある。
因みに攻撃を3上げてくれる。


最終章でも突如出現したルルサスの軍勢と互角に戦っていたが、突如現れた仮面の人物に一撃で倒され、以降の生死は不明。

  • 最終章開始時のカットから、恐らく彼は使命を果たし、昇華したのではないかと思われる。
    ルシはアンドリアの件でも分かるように普通に死亡した場合は忘れられてしまうが、昇華した場合やシ骸化した時は人の記憶に残る。
    「ルシ」としての「終わり」を迎えたら残ると思っていい。

100歳は超えている。
他国のルシと何度も戦っており、対ルシ戦は他の誰よりも多いらしい。

  • トゴレスのあと「五百年ぶりとなったルシ同士の激突」ってナレーションが言ってたんだが、シュユは500年以上前にルシになって、500年前までは他のルシと戦いまくって、それ以降無かったってこと?
    • 公の場で戦ったのが500年ぶりってだけで、秘密裏に戦ったものはカウントしてなかった気がする。
  • 「公的に記録されたルシ同士の戦いは五百年ぶり」ということである。
    裏を返せば「公的ではない」戦いならば語り部の言った内容には矛盾しない。
    事実ニンブスとは非公式にぶつかり合ったことも数多いようだ。
    (両者が本気で戦ったのはトゴレス要塞での戦いが初めてらしいが)

使用する武器は長物の類。
槍とも斧ともつかぬ武器で、形状的にはこいつの持っているものを刃物っぽくした感じ。
またフェニックスと言わんばかりの炎の鳥に化身してソウリュウと戦う時もある。
作中のルシの中でも一際派手な出番が多い。

  • 武器はハルバードのような形状をしている。
    使用する時は手から炎を吹き出し、斧へと形を変える。
    朱雀ルシの扱う武器ということで、歴代FFの中では比較的好待遇な斧である。
  • 歴代FFではFF7のポールアックスがそれに近い。

朱雀のスーパーヒーロー。


名前の由来はおそらく須臾(シュユ)。刹那(セツナ)と同じく、非常に小さな数の単位であり「僅かな時間」という意味も持つ。


候補生の服を着ているが、よく見てみると現在の候補生の制服とは形状が違っている。
100年以上前にルシになったらしいので、制服は恐らくその当時のものだと思われる。
歯車模様が交差している胸部分に朱雀が象ってあるのが特徴。

  • なんかマントが朱色に見えるんだけど…
  • 0組のような純粋な朱色のマントではない。
    マントの表側が黒、裏側が朱という二色使いの生地で作られている。
    このマントの色の候補生は何組だったのかは不明である。
    • 小説版に因ると、100年前に組織された「旧0組」中最強の候補生だったとのこと。

ミドルネームがあるなど、とても立派な名前の持ち主。
元は貴族出身だったりするのか、それともルシになってからつけられた名前なのか。

  • 日本名的な響きが多い朱雀では珍しい名前(八席議会も基本的には名前と名字のみ)。
    もしかしたら、リィドのようなハーフなのかもしれない。

小説版

小説版にも登場。
本編の一巡前の世界だがこちらでも朱雀ルシとしてクリスタルに仕えている。


物語中盤で、白虎が送り出した小型アルテマ弾搭載型魔導アーマーをセツナ卿とともに迎え撃つ。
先陣を切って魔導アーマーを撃墜していくシュユ卿だったが、その度にアルテマ弾の直撃を受けて肉体が朽ちていき、三機目撃墜後に遂に倒れてしまう。
直後に昇華していたため、使命は果たしたものと思われる。

  • ちなみに小型アルテマ弾の直撃を受けた蒼龍ルシ・ソウリュウは半身を失い死亡していた。
    これと比較すると、シュユ卿が甲型ルシとして凄まじく強靭な肉体を持っていたかを知る事ができる。

トレイとシンクがルシになった頃のシュユの日記を読むシーンで人間性を喪失していく過程が生々しく描かれている。

  • しかし最早自分はクリスタルの傀儡であるとその立場を受け入れてしまっているものの、候補生の制服をまだ着ているのは自分がだれか忘れたくないからではないのかとシンクに問われて動揺し、本来ならばルシとして教えてはならぬ情報を教えてしまったあたり、まだ人間性は微かに残っているようだ。

FFアギト

FF AGITO内で、0組所属だったことが明らかにされた。
戦いの最中、敵に囲まれピンチに陥ったところで朱雀クリスタルに選ばれ、ルシとなった。
ルシとなり感情を無くしていくが、友が目の前で死んだ時は涙を流し、特攻任務の直前は、セツナに笑いかけていたりとかすかに感情が残っている様子ではある。


ルシになったものの当初は強大な力の調節がうまくいかず、友及び味方共々焼き殺してしまっていた。
一周目の最期は、クリスタルジャマーが効いている中でニンブスを一人で抑えるという、過酷な使命だった。