ルフェイン人のシド。
FF1リメイクとDFFに存在するが、同一人物かどうかは定かではない。
また、姿は一切登場しない。
FF1(GBA版以降)
FF1のシド…だが、原作ファミコン版には一切登場せず、GBA版からの後付設定である。
古代ルフェイン人。ルフェイン人の町でその名が語られるだけの、史実上の人物である。
密かに乗り物の名前も微妙に変わっていたりする。
- FF2も同様。
風の囁く洞穴にあるドワーフの集落でもその名を聞ける。
- 飛空艇を再現するために時の歯車を探しているドワーフが口にする。
「ルフェイン人のシドという男が
昔造ったという、
空飛ぶ船を再現したいんだが…
どうも部品が足りなくてな。
よければ探してきてくれないか。」
DFF
DFFのシド。姿は見せず、ナレーションとして声のみ登場。CVは菅原文太。
エンディングにて、「Cid of the Lufaine [Narration]」と名前が明かされ、ここでナレーションの人物が「ルフェインのシド」だったという事が初めて分かる。
後にゲーム中で手に入るレポートやシークレットムービーにて、衝撃の事実が判明する。
FF1のシドと同一人物…とはっきり明言された訳ではないが、それを思わせる内容となっている。
傍観者であることと作中に一切姿を見せない立場ゆえに、一部のユーザーからは空気と勘違いされている。
役回りとしては、アラズラムに近い。
ルフェイン人だったシドが、次元の狭間に漂う神竜と契約して意志のみの存在となったもの。
本作の世界の根底を裏側で担っている、ある意味物語の黒幕のような人。
- 作中では「大いなる意思」とも呼ばれている。
DDFF
前作に続き、本編中では神々の戦いの傍観者としての役目を果たす。
ところが、知られざる物語で「腐りゆく大地の裂け目」を解放すると……!
全ての元凶・・・のように見えるが、知られざる物語をクリアするころには、彼の辛い事情が明かされるだろう。
彼と彼の息子の願いは、のちにある戦士に託されることになる。
キャラクター紹介では「大いなる意思」という名前になっているが、端の方に書いてある英語表記を訳すと「ルフェインのシド」。
キャラクタービューではモーグリ化した彼(封印されしモーグリ)が出現。
▼NEXT FINAL FANTASY
ウォーリア・オブ・ライトのオリジナルだが、彼は記憶までは定着できなかった。
- アルティマニアより、レポート「ある男の独白」の「守るべきものを失った男」は「ルフェインのシド」である。因みに、公式が本当に「WoLと同じ姿です」と言った訳ではないので、あくまで「一説」の範囲内。
- 「シドの思い描いた理想の戦士の姿」説や「子供を元にした」説もあったな。
- ガーランドが初めてWoLを見て驚いたのは「FF1で自分を倒した戦士が空っぽな状態で現れたから」って説もあるし、WoLの外見については様々な考察が出されている。
レポートを普通に読む分には同じ外見と取れるだろうが、コスモスのようにはっきりとレポート内で「同じ姿」と書かれていない為に、本当に同じ外見かどうかは、その人の解釈次第に任されている節がある。 - ルフェインのシドの外見はプレイヤーの想像にお任せのままで、なおかつFF1のプレイヤーキャラとなるWoLとは違う姿でお願いしたいなぁ。後付けにしても異説にしても今更こんな設定かよと思う人は少なくないだろうな。
- ガーランドが驚いた理由はコスモスと同じく、WoLからシドの力を感じたからかも知れない…
- 解釈の仕方によってはコイツもプレイヤーの前世と言えなくもない。
……のだがあんまり認めたくない。
知られざる物語の後半にグルグ旧火山帯で話しかけると「昔、空を翔ける船を作っていた」という話が聞ける。
材料と肉体があれば飛空艇も作れるようだ。