地名・地形/【風の囁く洞穴】

Last-modified: 2023-07-25 (火) 21:09:50

FF1(GBA版以降)

風のカオス、ティアマット撃破後に開かれるダンジョン。
事実上最後のSoul・of・chaosである。
階層は全40階と半端なく深いが途中には宿屋なんかもあるので難易度はそこそこ。
ちょっとしたイベントもあるのでなかなか楽しいがそれ故に時間がかかってしまいがち。
ボスはFF6よりテュポーンオルトロス魔列車デスゲイズである。
今までのダンジョンから見ると何か規則性が無いように見える。
しかしテュポ―ンは源氏の兜を、デスゲイズは赤魔導士の最強武器ライトブリンガーを落す。
更にデスゲイズ撃破後には始めてクリアした時のみのボーナスアイテムとして
アルテマウェポンを入手できたりとアイテムに関してはかなり恵まれているダンジョンだ。

  • 最後の隠しダンジョンの最後の隠しボスが「デスゲイズ」であることに肩すかしを食らうかも。
    何故そこはアルテマウェポンにしないんだ、と思う人も多かったはず。
    というわけでソウルオブカオスを踏襲しているFF4TAのボスラッシュでは、
    FF6枠最強のボスとしてアルテマウェポンが追加された。
    あおりを食らって左遷されたのはテュポーン。
  • アルテマウェポンSoul of Re・birthに登場している。
  • ボスは個性派揃い。無属性のくせに最高クラスの命中率を持つ即死の使い手テュポーン、モンク仕様の多段ヒットを扱えるオルトロス、HPこそ低いが全体魔法ダメージに特化しておりパーティの地力が要求される魔列車、ボスにしてデスペル使いのデスゲイズ。

他の3つと比べて、トリッキーなパズル系フロアが少なく、割と直球勝負なダンジョンである。
町のフロアで売られているアイテムはどれも高額なので、他のダンジョンで資金を調達しないと
レアアイテムをウィンドウショッピングするハメになってしまう。
一件平和そうな妖精たちの町では、よほどピンチな場合を除いて迂闊に話しかけないこと。
運が悪いとHP1もしくはMP0にされてしまう。しかも密かにエンカウントする。事前セーブ必須かも。

  • 目当ての宝箱を探しに来ている場合など、手軽な脱出ポイントとしても使える。ついでにMPを回復させてもらうとよいだろう。HPを1にしてから同じフロアの敵で全滅すればすぐに入り口まで戻れる。
  • フロアの中には町の中で指定された子供を探す・仲間のロボットを直すためのパーツを残骸の中から探す・全てのモンスターたちの魂と話すといった目的を達成しないと進めないフロアもある。
    このうち曲者なのは1つ目の子供探しで、扉の行き先が決まってはいるものの扉同士がつながっておらず非常にわかりにくいためそれを把握していないと迷子になってしまう可能性もある。

また、フィールド風フロアが再登場。ただし乗り物は登場せず、風景も通常と違って
夕焼けの大空に浮かぶ空中大陸という感じ。戦闘中の風景も全て夕焼けという、
ちょっとした異世界を感じられる場所である。

  • 地図かと思ってた。
  • ちなみにその空中大陸っぽいマップでも、通常のフィールドBGMが使われる。夕日に照らされた雲海に浮いた大陸を進むのはちょっとした爽快感があるかも。屈託のない明るさを持つFF1のフィールドBGMが持つ独特の良さを違った視点から感じさせてくれるシーン。

入口は、港町プラボカクレセントレイクの町の間にある迷路河川。カヌーから直接洞窟に突入。
ルフェイン人の祖先が財宝を安置した場所。財宝の力を恐れたティアマットによって封印されていた。


ここに時々出てくる町フロアにある道具屋に入り、
そのまま一歩も前へ出ずに↓キーを押すと面白い光景が見られる。


風の囁く洞穴では、王・女王・兵士の全員がゾンビ化している城のマップが
ボーナスマップ]となっている。

癒しの水の洞窟の[ボーナスマップ]と違い、
王・女王・兵士に話しかければバトルが発生し、モンスターも出現するが、
宝箱が最大10個まで配置されるのは同じ。

このマップの宝箱でしか取れないアイテムも多数ある。
(例、B21Fのレッドキャップ

  • 話しかけると戦闘になるモンスターは
    王:ファラオ
    女王:デビルウィザード
    兵士:レブナント
    となっている。これはどの階層でも同じなので、B31階以前でも強敵と出会える。
    王と女王は1体のみ、兵士は複数現れることがあるが、特に女王には注意。

一番長いダンジョンでレアアイテムも多く、悪名高い天使の指輪の事もあってか、SOC各ダンジョンの中で最も解析が進んでいる。
解析によるとGBA版PSP版共通でマップの組み合わせは全部で128通りだが、その中に天使の指輪があるB33Fに例のボーナスマップがくるパターンは無いとの事。

  • 他のアイテムは数マップの探索で入手できるかどうかの目星をつける事ができるので、欲しいアイテムがある場合は攻略サイトを参考にリセットを繰り返して吟味するのがいい。
  • 攻略サイトなしでもB1Fの源氏の兜とB3Fのクリスタルメイルは階層が浅い故に容易に狙える&ティアマット撃破直後の(B10Fのテュポーンに全く歯が立たない)強さでも入手可能な他、防具自体の性能も優秀で入手難易度が比較的楽な割に見返りが大きいので、是非とも早期入手を狙おう。
    • 上記二つと違い入手には購入する必要があるため金がかかるものの、B1~9Fが町フロアになった際の道具屋で購入可能なデュエルレイピア、魔道士の街フロアで購入可能な戦闘中に魔法を発動できる各種装備品(魔術の杖ガントレットライトアクス白のローブ黒のローブ)も同様に浅い階層で入手可能なだけでなく便利なので、頑張って早期入手しておくと攻略に大いに役立つことだろう。

GBA版の攻略本(黒装束が「くしょうぞく」と2回も誤記されたことで有名なアレ)では上記のボーナスマップである城フロアの他に、浮遊城タイプのフロアでもレアアイテムが出現する可能性があると書かれている。
……が、結論から言えばこれは真っ赤な嘘。恐らく同じ「城」なせいで混同されたものと思われる。
というか同書の別のページには浮遊城タイプはレアの出ない一般マップに分類されてたりするので、同じ本の中で記述が矛盾している。
大丈夫! 例のアレと同じファミ通の攻略本だよ!