ビホルダー (Beholder) とは「見つめる者」という意味。
関連項目:その他/【ビホルダー問題】
FF1(FC・MSX版)
氷の洞窟の固定モンスター(重要アイテムを守っているので実質ボスモンスター)。
浮遊城で雑魚モンスターとして登場する巨大な一つ目の球状モンスター。
必ず単体でしか出て来ない。
キル、デス、ブレイク、マヒ効果のにらみなど、
即死やステータス異常を誘発する攻撃を乱発してくるので、コイツが行動する前に叩き潰す必要がある。
単体で出現、同じ場所を通れば何度でも戦える、経験値がそこそこ多い、と稼ぎに向くモンスター。
しかし登場場所がよりによって凶悪ダンジョン深部であるため、稼ぎに手を出す者はほとんどいない。
- ただし死と毒(石化)の耐性を得てから再訪するなら話は別。
特にFC版は1ターン目にダメージ魔法を使わないので非常に効率よく稼ぐことができる。
手が滑って穴に落ちた場合に備えてテレポがあれば完璧。
名前・モンスターデザインがD&Dの同名のキャラに似ていたためか
某ファンタジー漫画がクレームを受けて名前やデザインの変更を要求された事を考慮して
自主規制と言うべきか、FC版1・2でデザインが細長い一つ目の亡霊風になり、
WSC版以降は名前もイビルアイに変更された。
通常ならば原作のまま移植するはずのVC版でも、こちらはデザインと名前の両方が変更されている。
詳細は【ビホルダー問題】を参照。
- ゲームでは再現できなかったからだろうけど、「分解」光線を持ってなくてよかった。
(分解されると復活すら出来なくなる。WIZでいうロスト状態。)
HPの関係でスタンが有効。
- 唯一といっていい活躍の機会だが、このためだけに2万ギルをはたいて覚えさせるのは考えもの。
ダメージ属性への耐性は無いので同レベルのサンガーもよく効く。うまくいけば一撃で倒せる。
ダメージのみを与える睨みという珍しい技の唯一の使い手。
単体の上に威力は低いので怖くはないが、使用するのは最速でも4ターン目からなので狙わないと見ることはないだろう。
リメイク版では1ターン目から使用するようになった。
FF11
特殊エリア「アビセア=タロンギ」に登場する、ヘクトアイズ族のモンスター。
大丈夫なのかコレ?
例の著作権問題を踏まえてか、姿はFF1とは全く別物になっている(参照→ヘクトアイズ族)。
スライムのような軟体の塊の前面に、多数の眼球がついているという姿。
「ビホルダー」自体は一般的な英単語であるため、姿が全く違えば一応問題はない。
詳細はこちら→Beholder
FF14
クルザス西部高地のFATE『幻惑の視線「ビホルダー」』に登場。
例によって姿はD&Dのものとは異なり、ディープアイを巨大化しただけのものになっている。
海外版
日本版ではビホルダーではなかったモンスターが、海外版の初期作品で「Beholder」になっていたという例もある。
- なお、上記のFF1のビホルダーは、海外NES版では最初から細長い姿で名前が「Eye」になっていた。
- 英語圏ではbeholderが一般的な英単語であることや、以下のように何度か使われているケースを見る限り、
向こうでは権利上の問題が(ビホルダーの件に関しては)さほど強くなかったのかもしれない。
FFA(聖剣伝説海外版)
聖剣伝説FF外伝の北米版である「FINAL FANTASY ADVENTURE」では、
バイルダーが「Beholder」の名前で登場していた。
- 他の聖剣シリーズの同種モンスター「ボルダー」も基本的にBeholderとして登場している。
FFMQ(FFUSA海外版)
FFUSAミスティッククエストの元になった北米版「FINAL FANTASY MYSTIC QUEST」では、
コールドアイが「Beholder」の名前で登場していた。
FFL1・2(SaGa海外版)
GB版Sa・Gaシリーズの北米版である「FINAL FANTASY LEGEND」の1・2でも、
原作で「ビホールダー」として登場していたモンスターがそのまま「Beholder」になっていた。
なお日本版は後のリメイクでやはり名前が「デスアイ」に変更されている。