作品/【クリスタル・ディフェンダーズ】

Last-modified: 2015-01-01 (木) 09:22:37

ファイナルファンタジータクティクスA2 封穴のグリモアのジョブキャラクターを使用したゲーム。
クリスタル・ガーディアンズの据え置き版。
Wiiウェア・XboxLIVE・Playstation StoreやiPod、iPhone、iPadなどでダウンロード販売している。
難易度でW1~W3と三つまとめてある。
 
Wiiウェア版は上記のWシリーズとは違いRシリーズというものであり、R1・R2と二種類ある。
こちらはモーグリの若者がクリスタルを守る為に仲間を集めるという話になっている。
R1は初心者向けでチュートリアルを兼ねている。
 
Wiiウェア版・XboxLIVE版・PSストア版・iOS版、全てにインターネットランキングがある。


言ってしまうとWiiウェア以外は「ガーディアンズ」と内容が大体一緒ということ。

  • 違うのはモンスターの出現パターンくらいで、システムなどもまんま同じである。
    ガーディアンズをプレイした人にとっては、Wiiウェア以外はちょっと目新しさも無い。

iPod、iPhoneには続編としてクリスタル・ディフェンダーズ ヴァンガード・ストームがある。


Playstation Storeで体験版が配信してある。できるのはW1のWave20まで。
携帯のガーディアンズと敵の種類が違うが、使えるユニットは同じ。
個人的にはディフェンダーズの方が少しだけ難しいと思った。


このゲームはシーフに始まりシーフに終わるといっても過言ではない。
キャラの設置にも強化にもとにかくギルが必要なのだが、シーフの行動範囲内で敵を倒すと獲得ギルが上昇するからだ。
しかしシーフ自身は攻撃能力を持たないため、他の強力なキャラとの連携・配置が重要になってくる。


使用可能ジョブ・能力一覧

  • ソルジャーフェンサー
    行動範囲内の敵に接近し、物理攻撃を行う。
    攻撃力は高いが、飛行ユニットには攻撃不能。
  • モンクバーサーカー
    行動範囲内の敵に接近し、物理攻撃を行う。
    スピード・攻撃力はソルジャーに劣るが、周囲の敵にもダメージを与える。飛行ユニットには攻撃不能。
  • 弓使い狩人
    射程内の敵に物理攻撃を行う。
    スピードが結構速く、威力もそこそこ。飛行ユニットにも攻撃可能。
  • 黒魔道士
    射程内の敵に魔法攻撃を行う。射程は長いが、スピードが遅く、威力も今ひとつ。
    だが攻撃時周囲の敵にもダメージを与えることが可能。飛行ユニットにも攻撃可能。
  • 時魔道士
    射程内の敵に魔法攻撃を行う。
    攻撃力は多少といったところだが、ダメージと同時に敵の行動速度を遅くすることができる。
    タワーディフェンスのシステム的に非常に重要。
  • シーフ
    超重要ユニット
    行動範囲内で敵を倒すと獲得ギルが上昇する。
    激戦区はもれなくカバーできるように配置しておきたい。
  • 竜騎士
    射程内の敵に物理攻撃を行う。
    射程・威力共に強烈なのだが、スピードが悲しい程に遅い。
  • 魔砲士
    射程内の敵に魔法攻撃を行う。(「魔砲」なので魔法扱い)
    射程・威力は強力なのだが、例によってスピードが遅い。まあ竜騎士よりはマシなのだが。
  • からくり士
    敵の動きを止めるという強力なユニットなのだが、例によって味方にかかるか敵にかかるかわからない
    だが使い方によっては強力。特に少数精鋭の敵を相手にする場合は役に立つだろう。
    間違っても味方の近くに置いてはいけない。

W2,W3ではユニットと同じようにクリスタルを配置することが可能。
クリスタル自身は一切の攻撃能力を持たないが、周囲の味方ユニットの能力を上げることができる。
複数設置すると効果は重複する上に結構上がりの幅が大きいので、これを有効に使えるかで難易度が変わってくる。

  • レッドクリスタル
    周囲の味方の攻撃力を上昇させる。
  • イエロークリスタル
    周囲の味方の行動速度を上昇させる。
  • ブルークリスタル
    周囲の味方の行動範囲・射程距離を上昇させる。

名作と呼べるかは微妙だが、丁寧に、そして手堅くまとまった良作。
操作性も改善されており、ユーザの意見を柔軟に受け入れる姿勢には好感が持てる。
携帯機のゲームとして、短い区切りでプレイできるのはちょうどよい。
難易度は若干高めだが、創意工夫で切り抜けたときなど達成感が味わえる。
TAシリーズのスタッフはよい仕事をしている。


iOSでは、iPhone用の無印と、iPad用高解像度版の『for iPad』があったが、アップデートで差もなくなり
それらと無料体験版の『Lite』も兼ねた、ダウンロード無料でマップ個別購入方式にした『Plus』が出た。