地名・地形/【滅びの町ゴーン】

Last-modified: 2024-01-23 (火) 19:08:23

FF5

FF5に登場する、古代ロンカ文明の廃墟。BGMは「呪いの地」。
最初に訪れた時点ですでに滅び去っているが、実は地下にはロンカ遺跡、そしてカタパルトへのワープゾーンがある。


500年前に滅んだロンカの町。
ロンカ遺跡を隠すためにあるのか、遺跡の表面部がこんな街だったのかは不明。
ジャコールと同じような配置であるので、遺跡を使用しなくなった住民が移動したのではなかろうか。
いわゆるロンカの城下町的なポジションだった場所と思われる。


エクスデスに操られたタイクーン王を追い、古代図書館の西の砂漠を抜けたバッツ達。
滅びの町ゴーンでタイクーン王の罠に引っ掛かり、落とし穴へ落されてしまう。
 
直後、ファリスレナの姉だとわかり、ワープゾーンでクレセント付近のカタパルトへ。
そこで黒チョコボを返しに偶然やってきていたシドミドと再会、飛空艇を出航させるが、滅びの町上空まで来た時に、タイクーン王によって滅びの町が壊滅し、ロンカ遺跡が復活してしまう。

  • 徒歩で近づいてもやっぱり遺跡は復活し、一行が地上から浮上を見上げるシーンになる。さすがの作り込みである。
    2周目以降で試して違いに気付いたプレイヤーも多いだろう。

その後、土のクリスタルが砕けてエクスデスが復活し、ロンカ遺跡も滅ぶ。


落とし穴に落ちた後、ガラフだけが壁を挟んではぐれてしまう。
バッツたちはあろうことか「またどこかで、再会できるさ」などと言って、ガラフを探そうとせずに先に進もうとしてしまう。
それを壁越しで聞いていたガラフは焦り、とてつもない身体能力で床の下を潜り抜け、バッツたちの前に現れてから「こらー!わしをおいて行くなー!」と怒鳴りながら再会するというコントのようなやりとりを行う。

  • 仮にもいくつかの戦いを共に潜り抜けてきた仲間をこうもあっさり切り捨てようとするとは…逆に仲間として信頼していたから出来たことかもしれない。
  • 「ただではくたばらない爺さんだ」の真意はバッツのみぞ知るということか。
  • しかも、合流した時はファンファーレが流れるという謎の凝りよう。このイベントを作っている時のスタッフ、絶対に楽しんでいたに違いない。

第三世界では周辺を山に囲まれた辺境の地と化してしまい、町としての姿は跡形もなくなっている。
滅びの町ゴーンがあった場所だけ正方形の砂漠になっているが実際には何もなく、モンスターが出現するのみ。


SFC版、PS版、GBA版では空中のイベント判定が微妙に甘いので下から近づいてイベントを発生させずに着陸し、町に再び入ることが出来る。
旧スマホ版、ピクセルリマスター版は判定が広がっているので修正されている。

余談

この「ゴーン」という名称はゲーム中一切出てこない。
地名表示は「ほろびの町」であるし、シドも「ほろびの町」としか言わない。
NTT攻略本には名前が載っている。
GBA版では、地下に落とされた直後にその場でメニュー画面を開けば確認可能。


実はマップ全体の輪郭が、ロンカ遺跡外観のそれとほぼ同一。
全体マップを確認可能な攻略本を見るとわかりやすい。


名前の由来は英単語のGoneだろうか。
This town is gone. (この町は無くなってしまった)

  • サロニアの王様ゴーンとはおそらく無関係。

FF5(iOS/Android版)

「滅びの町 ゴーン」という地名が入ったときに表示されるようになった。
後のピクセルリマスター版も同様。

FF5(ピクセルリマスター版)

ゴーン地下でファリスがレナの姉と判明するイベント時、はぐれたガラフが合流するためのジャンプに
アビリティ版ジャンプのSEが追加された。旧スマホ版までは無音。

FF14

「ゴーンの砦」として登場する。
ラケティカ大森林に存在する滅びの町ならぬ滅びの砦で、罪喰いの終撃を受けて燃え尽きた。
滅びてから数年経過した今もなお、再建される事なく、焼け跡がそのままの姿で残されている。

  • 漆黒編のオープニングムービーで燃えているのは恐らくここだと思われる。