地名・地形/【古代図書館】

Last-modified: 2023-08-16 (水) 10:30:47

FF5

第一世界および第三世界に登場する施設。地下はダンジョンになっている。
第一世界ではシドミドが一時的に拠点としていた。その後カタパルトに役目を譲る。
2つに分けられた封印の書の片割れが置かれていた場所。
ギードの台詞によれば、第二世界においては伝説の施設として扱われていたようである。


一瞬で全回復する「回復の壺がある便利な場所」として利用していたプレイヤーも多いと思われる。

  • 壺だけが目当てなら風の神殿にもあるが、こちらは壺までにNPCに止まって障害になる事が無いのと、誤差程度だが飛空艇でのアクセスが容易なのが長所。

地下は本棚を動かすことで道を開いていくダンジョン。
通常戦闘では「○○ページ」というモンスター4種類しか出現しない。いずれもボス系耐性なし。

  • 雑魚モンスターのページはいずれも16の倍数。
    製本では16ページ分を1枚に印刷し、それをページ順になるように折り畳むのが一般的であるため。
  • 今思えば他所で色違いの16ページとか1024ページとかいたら面白かったかも。

出現モンスター


イフリートビブロスの2体がボスとして待ち受ける。
イフリートは勝つと、召喚獣になってくれる。このような強制戦闘の召喚獣はFF5では、カルナックの隕石タイタンの合わせて2体いる。


シリーズ初導入されたレベル系魔法の、レベル5デスが古代図書館で初登場する。
「64ページにレベル5デスを使われ一瞬で全滅」を経験した人も多いはず。
ちょうどここを攻略する時期にLv15前後になるよう、巧妙にバランス調整された結果である。

  • レベル15で到達しないように急いで進めたり少々稼ぎを行ったりと足掻いてみるのだが、
    何度やってもやっぱりレベル15前後で到達してしまう。

一体どうバランス調整をすればこうなるのかの説明。
簡単に言うと、モンスターパーティの経験値がウォルス周辺までと比較してカルナック周辺で跳ね上がり、しかもそこから古代図書館までさほど上がらないようになっている。

  • スタッフの公式発言があるわけではないので、意図的な調整であると断言はできない。
    しかしFF5は逃走回数のカウントと宝箱回収率があるため、序盤のレベル進行の再現性が高く、レベル系魔法のチュートリアルとして意識されて調整された可能性は高い。

以下、経験値は4分割換算。

  • ウォルスまでのフィールドでの一戦あたりの経験値はバンダースナッチ×3(45)が最大で、
    少し経験値の上がるウォルスの塔はカルナックへの到達と同時に入れなくなる期間限定ダンジョン。
  • カルナックの隕石から降りて町に辿り着くまでのフィールドは、森限定のワイルドナック×5(87)を除くとおよそ90~170程度。
    ところが同じ平原でも、隕石周辺より先に進んだ町周辺のほうが、上限下限ともに20ほど低くなる。
    火力船内部は、フィールドと経験値の上限はさほど変わらないものの、60~70程度しか得られないパターンもあり微減。
    カルナック城には10分しかいられないうえに、通常エンカウントの経験値は35か145の2パターン。
    古代図書館への平原での経験値は、それまでのフィールドとほぼ同じ。
    そして目的地である古代図書館のページ系モンスターは、一戦につき何体倒しても50程度しか経験値をくれない。

レベルアップに必要な経験値は、レベル10から15までの間に1レベルにつき500~1000以上に上昇していくが、
獲得経験値のほうは逆に、カルナックの隕石周辺で一旦100以上に跳ね上がったあと、古代図書館では50まで落ちてくる。
結果として、カルナック周辺を進んでいると10~13くらいまでは一気に上がるが、15あたりになると途端に上がりづらくなる。

  • おそらく比較的経験値の多い隕石周辺や火力船内部等で意図的に「稼ぎ」を行えば、レベル15を越えることになるだろうが、火力船を入手するまでは移動手段が貧弱なこと、更に時間制限イベントやジョブ解禁など矢継ぎ早の展開が続くことも相俟って、何かと稼ぎに意識が向きづらい時期でもある。
  • 更にページ系モンスターや火力船のモトルトラップは、GBA版までは一部の経験値がキャンセルされるため、もともと稼ぎに向かないモンスターと言える。

レベル5デスをここで覚えておくと本当に役に立つので、1人だけ5の倍数になるように調整(戦闘不能にしておくなど)して習得しておいた方が良い。
二度手間を避けて初回に訪れた時に覚えてしまうのが楽なのも確か。

  • 安全を重視するなら図書館周辺で狩りをしてLv16になってから入るといい。
    普通は到達時レベル15付近なので、レベル15のキャラと16のキャラが混在しているのならその状況を利用すればよい。
  • あれば便利だがないと苦しいって程ではないので、レベル5デスと青魔法を重視しないならば逃しても構わないと思う。
    青魔法コンプリートのためにガードオファを覚えるには256ページを「あやつる」事が必要だが、初回時にはまず覚えていないため再訪する可能性が高い。
    • 飛空艇を手に入れてから序盤のダンジョンで調整して、加入タイミングがずれているバッツかファリスだけ5の倍数(レベル20)にすると楽。実際に一部のボスなどでレベル5デスが活躍しだすのもこの辺りから。

飛空艇を自由に使えるようになって次のボスがアダマンタイマイ(Lv20)、ランチャー(Lv50)、アルケオエイビス(第5形態Lv20)とレベル5デスが有効な相手が続くので、飛空艇改造前には覚えておきたい。


上記のレベル5デスやガードオファの他にも、この付近は青魔法の宝庫であり多数の青魔法を覚えられる。
古代図書館の内部および周辺で覚えられる青魔法は以下の通り。


第三世界序盤、イベントの都合により自動でここに入ることになる。
イベント中の作戦会議で、二階中央の大柱が床に沈んで会議用の大机が出てくるという謎ギミックが見られる。
作動させたのは初めて来館したギードだが、これも第二世界に伝わる伝説の内容なのか…?


第三世界に来てから屋上の学者に話しかけると「魔力の歌」を入手できる。
古代図書館はメリュジーヌ戦のイベントで「」に吸い込まれ消滅してしまい入手不可になるので「魔力の歌」の取り忘れに注意!


第三世界で割と直ぐに消えてしまうのであれだが、色々と物語の核心となる設定が明らかになる。
学者が「は光を生み出す母体」とポロッと言ってくれる。
またギードと学者の一人に封印の書を読んで貰うことができる。

  • この学者は古代図書館消滅後はサーゲイト城にいる。彼は一旦戻った学者の一人であったため難を逃れていた。

ゲーム中の台詞などでは「封印の」という表記なのだが、SFC版の「だいじなもの」では「ふういんのしょ(封印の)」と表記されている。
GBA版以降は一貫して「だいじなもの」でも「封印の本」表記。


第三世界で初めて図書館に移動した際、外に出ずにテレポを使うと、ギードのほこら前まで戻る「図書館テレポ」バグが存在する。GBA版からは修正され使用不可能。
これを使うとピラミッド攻略前にしんきろうの町で買い物できたり、第三世界では行けないはずの町や村に行けたりする。


本棚を調べるとザコモンスターが出現する場所があり、戦闘終了後に通路が開く。
固定戦闘ではあるが逃走可能なので、低レベルでも特に対策は必要ない。


敵は単体でのみ現れ、複数いる場合は前の敵が倒されると入れ替わりで登場するシステムになっている。
その分個々の敵のHPは高めに設定されている。入れ替わりの演出はぬめぬめと非常に滑らか。

  • そのシステムが悪さして、運が悪いと6体とか倒さなければ終わらないなんて事も。
    大抵複数の敵と勝負することになり、同じ敵と2度以上勝負しなければならないこともザラ。

労力の割にギルと経験値は最後に倒したモンスター分。ABPは「モンスターパーティ」に対して設定されているのでどの段階で倒しても変わらない。
経験値が低いため、レベルを5の倍数以外に調整していた場合は真っ当に敵を倒してもレベルが変動しにくいという恩恵はある。
逆にレベルを5の倍数の時に訪れると古代図書館内部では中々レベルが上がらないため、レベル5デスの脅威を受け続けるので注意。


捕らえるのに成功すれば、そこで戦闘が終わる。
入れ替わりはファイナルアタックで発生している。

  • 操るで倒してもいいが、混乱は例外なく効かない。
    ボス二体には耐性に穴があるが、雑魚敵の耐性に穴がほとんどなく、FA封じに使えるのは「操る」くらい。
  • 64ページと128ページに「レベル5デス」でも終了。

2体・3体・4体・7体の出現パターンがある。7体の場合は32→64→128→256→128→64→32と階段状。
倒すと4ABP。経験値は32ページの分(よりによって一番少ない)しかもらえないが…。

  • 7体パーティーのうちの4体目に月の笛を食らうと、その後が長いので大変なことになる。
    • 魔道士系ジョブについているキャラが多かったり癒しの杖の装備者がいると悲惨。SFC版だと逃げることもできない。

余裕があればシーフで盗んでおくといい。128ページからはエーテルが、他の敵もレア枠で防具が盗める。


ミドの知っている「秘密の抜け道」はビブロスを倒した最初の一度きりしか利用できない。
後から再度ビブロスのいたフロアの本棚に行っても何もないので、来た道を戻る必要がある。


「昔はイフリートが魔物の取り付いた本だけ燃やしてくれたんだけど…

「魔物の取り付いた本だけを燃やしたいのですが…どれだか分からないのです。
困ったなあ…

屋上で魔物に憑りつかれた本を焼却している。
学者のセリフによるとイフリートが本ごと燃やしてくれていたようだ。


旅人の書いた本「この不思議な杖をタイクーンに住むあの方に差し上げよう…

青魔導士の書いた本「ついにラーニングした…エアロ……レベル5デス…

古代図書館の屋上には、青魔道士がエアロとレベル5デスをラーニングした本と、旅人が癒しの杖をタイクーン王に差し上げる本がある。
黒魔道士の著者が竜剣を覚えてそれが自身の強さの秘密とあるのはサーゲイト城の図書館。
レベル5デスで日記が終わっているが、普通にパーティーを組んでいてラーニング後に蘇生してもらったのだろう。


古代図書館でちけいを使うと、余程レベルが高くない限りおにびしか出ないように設定されている。
図書館らしく出現する魔物はイフリート以外全て火に弱いので、風水士が活躍する。

  • 鬼火はイフリートにも有効。HPは回復するが混乱する。
  • 4人で交代で風水士になってABP25を稼ぎ、「地形」を習得すると後が楽。
    主に魔力依存のノーコストランダム効果で、魔道士系につけるアビリティとして便利。
    習得すれば黒魔道士に付けて普段は地形(風水士と2人で)でMP節約、
    ボス相手やヤバい時に黒魔法、なんて戦い方も出来る。
  • 古代図書館での鬼火自体、風水士に使わせるより魔道士系+ほのおのロッド属性強化したほうが強力。
    そういう意味でもここでアビリティとして使えるようにしておきたいが、
    逆にここをクリアしてしまうと、地形をロッドで属性強化することにはあまり意味がなくなる。

地下の暗くなっているフロアでは、視界の外の宝箱もうっすらと存在を確認できるが、
開いていても視界の外にあると閉じているように見える。

  • 開けた直後の宝箱が閉じたように見えて確認しに行くのはお約束。

FF5(iOS/Android版)

図書館テレポはGBA版から引き続いて修正済み。


旧スマホ版では出現するページ敵の仕様が変更されており、経験値・ギルともに倒したモンスターすべての分(7体なら7体分)が得られるようになった。
また、最後のモンスターの消滅エフェクトが(本に引っ込まず)通常の消滅エフェクトになった。
ABPはモンスターグループごとの設定なので倒した分大量に得られるという事はない。


操作キャラ周辺部のみ明るく照らされるマップで、照らされない部分もぼんやりと見えるようになった。

FF5(ピクセルリマスター版)

最初の動く本棚の部屋は画面が明るく、そこから穴を通り抜けると暗がりの中灯りをともして進む表現に変わった。なかなか雰囲気が出ている演出である。


ゲーム全体の仕様として倒した敵の経験値とギルが合算され取得ABPはグループごとに決定されているのは旧スマホ版と同じ。


出現敵がバックアタックを行わなくなった(先制攻撃は発生する)。旧スマホ版まではバックアタックも行う。

FFRK

FF5のダンジョンとして登場する地名。ボス戦はイフリートビブロスの2回あり。
しかし、イベントではイフリート戦がスルーされる場合が多い。
例えば、FF5イベント「ビッグブリッジの攻防」では古代図書館が地上と地下に別れて登場したが、地上はボス無しで、地下のボスはビブロスのみである。
FF5イベント「深海の求道者」で「火のクリスタル後日譚」名義で古代図書館が登場した際もボス戦はビブロスのみである。

WOFF

グリモワルのフィールドの一つとして登場。


ダークエリアの町、古代図書街の中にある巨大な図書館として登場。
図書街には256ページやビブロス、ダンタリアン(64ページ?)といった、本や図書館にゆかりのあるモンスターの像が存在している。

いたスト

図書館の背景に、大きな本から魔法陣が描かれているような感じになっている。

ポータブル

五芒星で一番上のマスはマークが変わるもの。どうやって効率よく回るかが鍵になっている。
エリア名は青魔法。
BGMは古代図書館バトル2


なお、セフィロスが気に入ったようなことを言う。神羅屋敷と被せたのだろうか。


バトルロードで登場するのはククール。
彼はランクの割には強キャラなので、慣れていない場合は結構止まる可能性がある。
マップが割と狭く、何より効率よく回ることができればレベルが上がりやすいため。
なおククールを使用した場合は、ヤンガスが来る。途端に楽になるのは言うまでもない。

モバイル

概要はいたストポと大体同じ。BGMは古代図書館のままで変化無し。

30th

マスの配置がリニューアルされ、同時に仕掛けも加わった。
マップ上に配置されたスイッチを通過すると、
ぎんこう城のある真ん中の区画が、移動書架のごとく左右にスライドするというもの。
最初は右端までスライドし、今度は左端に向かってスライドしていく。
両端に辿り着いている場合は、接しているマスから直にぎんこう城へ移動できる。
運やタイミングが悪いと、ぎんこう城に戻れずグルグル周回し続けることになる。

  • このマップはいたスト3に登場したマーメイドシティの復刻版であり、スイッチの仕掛けも全く同じである。

旧来の星型の配置は、DLC「旧古代図書館」として採用されている。


1人で挑戦モードでは、「光の戦士」コース3戦目。
対戦相手はリッカ(DQ9)、フローラ(DQ5)、ケフカ、いずれかが自キャラの場合はネルゲル(DQ10)が代わりに入る。