チンクエディアとはヨーロッパで使われていた幅広の短剣。
身幅は指5本程の広さであることから、イタリア語で「5本の指」という意味する言葉「cinque dita」が名前の由来と言われている。
刀身に彫られている2,3段に分けられた複数列の溝が大きな特徴である。
- 幅広故に刺突には向かず、かといって斬撃の方も、当然ながら短剣であるが為向いているとは言えず、と誠に実用性に欠けた代物であり、貴族の装飾品扱いであったそうな。
でもFFにおいてはそんな事お構いなしである。
FF11
踊り子専用の短剣。マンイーター同様、「潜在能力」と呼ばれる能力を持っており、
『TPが100%以上の時に特性「ストアTP」が発動。TPが貯まりやすくなる』効果がある。
詳細はこちら→チンクエディア
FFTA
ナイフの一つ。攻撃力は57で、ナイフの中ではオリハルコンに次いで高い。
スピードに5のボーナスが付くのも嬉しい。
しかしこの武器の真価は、シーフが「アビリティを盗む」を覚えられるという点にある。
これを覚えてしまうと、真面目にAPを貯めるのが馬鹿馬鹿しくなる。
交渉レベル30到達時のボーナスで必ず手に入るため取り逃す心配はないが、
普通にやっていれば入手できるのは後半になる。
しかし、序盤で受けられる上に何度でも発生するサブクエスト「チョコブリーダー」をひたすらこなし
クランレベルを上げていけば、かなり時間はかかるが早期に入手することができる。
同じく序盤で発生する「おたずね者を追え」(神眼ディアギレフver)に登場するシーフが「武器を盗む」を覚えているため、それを盗んでやればゲーム開始直後から武器もアビリティも盗み放題になる。
- 序盤から面倒な作業やるよりも普通に進めながらアイテムをゲットしていった方が楽、と言う人もいる。
この辺は趣味の問題だが。
誰かしらのレベルをかなり上げる必要があるため同じく手間はかかるものの、Lv35~39の敵からキャッチするという方法でも早期に入手は可能。
ただし「武器を盗む」が欲しいだけならLv30~34の敵からキャッチでソードブレイカーを狙う方が良かったりする。
- ちなみにこのナイフを量産したい場合、このキャッチで入手する方法で地道に集めるしかない。
トレジャーハント(森×2+砂漠×2)でも入手可能。
ただし、トレハンにはこれよりも貴重なトレハン限定品(ガルミアの靴・ミンウの宝玉・源氏の小手・メイスオブゼウス)があるため、これよりもそちらを優先した方が良い。
- 優先というか、砂漠シンボルの数の関係でこちらを狙うとミンウの宝玉(砂漠x4)&ガルミアの靴(砂漠x3)が入手できなくなってしまうため、トレハン限定品の上記4つが全て欲しい場合には必然的にこのナイフはトレハンでの入手が不可能になる。
メインクエスト「魔力を秘めた森」に出てくる敵シーフの一人がこれを隠し持っている。
ただそれまでに武器を盗むを盗まなければいけないが。
- しかしながら、この時点でもう「武器を盗む」を覚えている=既にこのナイフを1本は入手しておりわざわざそいつから盗む必要がもうなくなっている可能性が高い…。
ゲーム中の説明文(SELECTボタンで見ることのできるヘルプ)は「刃が人間の手に似た、幅の広いナイフ。」。
- 元ネタの短剣はあくまで身幅が指5本程の広さなだけで別に刃の形が人間の手に似ているわけではないのだが、 その辺はあまり深くツッコんではいけないのだろう(元ネタ云々にこだわるとそもそも攻撃力の低いかなり弱いナイフになってしまうだろうし)。
FFTA2
曲芸士が「輪っか」、シーフが「おたからを盗むLv.4」を覚えるナイフ。
回避+4、スピード+5。
ほりだしもの「ちいさな剣B」(ダマスカス、大牙、カロスの花)で手に入る。
ゲーム中の説明文は今作でも前作と同様「刃が人間の手に似た、幅の広いナイフ。」。
DFFOO
「チンクエディア【XI】」。☆5の短剣。
リリゼット専用装備かつ相性装備で、相性性能は「魅惑的な舞姫」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+137(+27)、初期BRV+103(+20)、最大BRV+750(+150)、攻撃力+242(+48)、防御力+62(+12)、最大CP+35。
相性性能「魅惑的な舞姫」により、『センシュアルダンス』使用時、敵全体に付与される「攻撃力ダウン」「魔法攻撃力ダウン」の効果アップと期間が延長され、味方全体へのBRV加算量がアップする。
さらに『センシュアルダンス』使用時、敵全体に4ACTIONの「スリップ」を付与し、味方全体に6ACTIONの「最大BRV中アップ」を付与する。