概要的には紙やセルロイドで独特の形に折って作ったおもちゃをモチーフにした物。
なので読みは基本的には「かざぐるま」のハズだが、揚水や製粉などに使われる施設・装置の方も「かざぐるま」と呼ばれる場合もある他、FF6の武器の読みが「ふうしゃ」となっているケースも。
- FF6本編では平仮名で「かざぐるま」であるため、FF6のものを「ふうしゃ」と呼ぶのは単なるミスであろう。
- 因みに、おもちゃの方の風車似た8枚のがくのある花を咲かせる、キンポウゲ科の多年生の落葉つる植物も存在する(此方は「かざぐるま」)。
武器としての風車の元ネタは時代劇『水戸黄門』に登場する忍者「風車の弥七」が使う得物であろう。
弥七は風車を手裏剣代わりに柄の部分が刺さるように投げていた。
FF6
シャドウのオリジナルコマンド『なげる』専用の武器。攻撃力190。非売品。売値は1ギル。
威力は手裏剣系の中で最も高いのだが、入手方法が限られているため、
ラストエリクサーのようにプレイヤーが使い惜しみしてしまうアイテムの1つ。
- しかもシャドウ自身が十分に強くなっていると普通の手裏剣でもカンストダメージが出せるので、ゲーム攻略上はあまりありがたみがない。
手裏剣は攻撃力86で4枚刃、風魔手裏剣は攻撃力132で5枚刃、風車は6枚刃である。
ゴゴの洞窟で1個、瓦礫の塔では2個拾えるので合計3個入手可能。
モンスターからはリーチフロッグ、インビジブル、悪魔の騎士のレア枠から盗める。
- 悪魔の騎士以外は通常枠に他のアイテムが設定されているのがまた悩ましい。
結論を言えばコロシアムで風魔手裏剣を賭けて景品で手に入れるか、悪魔の騎士から盗むのが最も量産し易いと思われる。
いずれにしても、崩壊前では入手不可能。
敵ではアウトサイダーが投げてくる事がある。
コロシアムで風魔手裏剣を賭けた際の賞品なので大量入手が可能だが、相手がカオスドラゴンなので少々難儀である。
FF6版風魔手裏剣は500ギルと安いので単純なコストなら軽く済むのだが、カオスドラゴンを度々相手取る手間込みだととてもそんなものでは済まされない。
諸々の下準備も含めたら、実質的なコストはかなり高くなりそうである。
- 強力な武器の二刀流の一撃で潰すのが最も簡単だが、それを実現できるほど強くなっている頃には風車以外の「投げる」でもカンストダメージになってしまう。
かと言って風車が活躍できるレベルのパーティーではカオスドラゴンを安定して狩るのが難しいというジレンマ。 - カオスドラゴンは防御力がたったの5なので、攻撃よりもこちらの防御策の方が大事。
ミラージュベストを早めに入手出来たら狙う程度でいいと思う。
確実な勝利を確保できるのはゲーム終盤になるが、ハードルを下げればコストは相当低減される。
負けても元手はどうせ500ギルなのだから、ディスアスター用のリボンを装備し回避率(SFC・PS版なら魔法回避)を高めるだけ高めたら、敗北前提で連戦するというのもあり。
敵は紙装甲かつHPもボスクラスよりずっと少ない9013だから、それなりに勝利してくれる。
- 終盤のがれきの塔突入時ならば、フォースアーマー、ライトブリンガーと英雄の盾が揃っているケースも多いはず。
シャドウに勲章を装備させれば回避率128%とリボンを両立できるので、運悪くメテオを連発されない限りほぼ勝ち確定。
ラスダンでゴゴとシャドウの二人で風車を投げたい時にどうぞ。
無理に風車を集めるより沙悟浄の槍(攻撃力253)のほうが入手が容易で投擲ダメージも上だったりする。
あるいは店売りで最強の武器はファルシオンの176であり、ギルに余裕があればこちらを投げてもいい。
「風車」と言えば羽根車を柄に取り付けるのが普通。
だが攻略本等に掲載されているイラストによると、FF6版風車は「羽根車の部分のみ」のようだ。
投げるのが惜しいけど、どうしても風車の攻撃エフェクトを楽しみたいというのなら、ドリル装備の要領で装備させて遠慮なく「たたかう」と良い。
- ちなみに装備して戦うと、後列からでも前列と同等のダメージを与えられるが、防御無視は反映されない。
FF7
ユフィの武器・手裏剣として登場。
攻撃力+37・魔力+9・命中率+104。マテリア穴は4個 連結穴2組。
コスモキャニオンで2600ギルで購入できる。
順当に行けば3番目に手に入り、特筆するような能力はない。
FF6版とは異なり、細長い柄に取り付けた「普通の風車」となっている。
敵に投げる時も尖った柄の先端を突き刺すという時代劇さながらの使い方。
だからこそFF6と7の間でこれほどまでに弱体化した……とネタにしたくなるほどである。
- 使い方としてはこちらの方が正しいはずなのだが……。
まぁFF6版は「風車(の羽根車)っぽい手裏剣」だからなのかも知れないが。
FF11
Lv24から、戦士、シーフ、赤魔道士、暗黒騎士、忍者、コルセアが装備可能な投擲武器。
製作コストが高く競売ではほとんど流通してないが、「ピンホイールベルト」があれば約5,000個の風車を取り出すことが可能。
アイコングラフィックは縁日などで売られている玩具の風車と同じもの。
詳細はこちら→風車
DFF
特殊能力が無く、ショップにて8400GILで買える投てき。
装備可能なキャラクターがLv22以上になると入荷する。
DDFF
装備Lv1以上の投てき。BRV-26、ATK+26、DEF-2。
22900ギルで購入できる。
累計47000ギル入手後に入荷する。
DFFOO
「風車【VI】」。☆5の投擲。
シャドウ専用装備かつ相性装備で、相性性能は「暗殺者の矜持」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+142(+28)、初期BRV+106(+21)、最大BRV+705(+141)、攻撃力+257(+51)、防御力+49(+9)、最大CP+35。
相性性能「暗殺者の矜持」により、『乱れ投げ』の使用回数が1回増加し、威力アップと行動負荷がダウンする。
さらに『乱れ投げ』使用時、自身に10ACTIONの「最大BRV中アップ」を付与する。
加えて『乱れ投げ』によるブレイク時、またはブレイク中の相手への攻撃時、「通常BRV攻撃」が10ACTIONの間「なげる」(行動負荷が低い防御力貫通の遠距離物理BRV攻撃)に変化する。
PFF
アビリティ「なげる」でたまに投げるもの。
正確には武器ではない。
単体に、飛行特攻付きでクリティカル時に2.3倍ダメージを与える。
投げる人の素早さによりダメージが更に上昇する。
まれに対象に被ダメージ10%アップを付与する(1ターン)
FFRK
FF7、FF8共鳴の投てきとして登場している。