設定/【黙示戦争】

Last-modified: 2022-05-22 (日) 13:14:18

FF13

FF13本編から約600年前に起こった、グラン=パルスコクーンとの間の戦争。

数百年前、下界の軍勢がコクーンに侵略を試みたことで
発生した戦争。聖府とファルシとルシによる応戦で、
下界側はコクーンに侵入できず撃退された。
ファルシは戦いの詳細を大衆に明かさず、沈黙のまま
コクーンを防衛したため、黙示戦争と呼ばれている。
この戦争で、コクーン外殻に近いエリアは傷ついたが
人的損害は軽微であり、ファルシと聖府に対する
市民の信頼はいっそう深まった。

オートクリップでは以上のように説明されているが、実際にはグラン=パルスから物資を略奪される事に業を煮やしたファルシ=アニマが、自らのルシたちにコクーンの破壊を命じた事が発端である。
コクーンを統治していた聖府ファルシたちは、その当時は生贄にする為の人間の数が少なすぎると判断し、こちらも配下のルシ達に防衛を命じた。
最終的にはグラン=パルスのルシの一人魔獣ラグナロクへと変貌し、コクーンの外殻に大きな穴を開けた。
が、その直後ファルシ=アニマは機能停止に陥り、ラグナロクに変貌したルシはクリスタルになり長い眠りに就いた。
なし崩しではあるが、コクーン防衛に成功した事で戦争はひとまず終結し、コクーン住民はより強い信頼をファルシに寄せるようになった。


その後もコクーンの物資略奪は続き、遂にはファルシ=アニマごと建材として持ち去られたが、切り札であるルシを失ったグラン=パルスのファルシたちはなす術もなく、再びラグナロクとなれる人材を探すかのように人々を次々とルシへと変え、長い年月の間にグラン=パルスから人間は消えていった。

一方でコクーンでは人々に「また下界からの襲撃がある」と繰り返し、600年の間に下界への恐怖を人々の間に根付かせていった。
下界のファルシがボーダムで発見され、下界のルシが再び誕生したと聖府が公表した時、人々は何の躊躇いもなく「下界のルシを処刑しボーダムにいた人々を追放する」というパージ政策を支持した。


戦争の詳細は上記にもあるように公表されなかったが、歓楽都市ノーチラスでのパレード、ポンパ・サンクタ等によりおとぎ話として残っている。


コクーンを防衛した聖府のルシたちはその後どうなったのだろうか。
防衛という使命を果たした事によりクリスタルになったのは間違いないだろうが、再びコクーンに下界の影が忍び寄って来る事を感じて誰か目覚めてもよさそうなものだが。
ただ、ファルシ=クジャタが新たにルシを作った事を考えると、次に下界から侵攻があった時には人間全部生贄にしてコクーン滅亡、という計画を立てていたバルトアンデルスによって抹殺された可能性が高い…。