設定/【コクーン】

Last-modified: 2024-03-03 (日) 03:20:50

FF13

グラン=パルスの中天に浮かぶ、物語前半の舞台。
コクーンとは英語で繭を意味する。
コクーン内の人々の生活はフェニックスカーバンクルといったファルシの働きによって支えられており、
安定した基盤の上にコクーン内ではファルシと人間の作り上げた近未来的な技術文明が栄えている。
グラン=パルスから見ると、外殻に巨大な穴が開いているのが確認できる。
これは数百年前の黙示戦争の際、グラン=パルスのルシが変化した魔獣ラグナロクの攻撃によって開けられたものである。
そのためコクーンの人々は外の世界であるグラン=パルスを恐れている。


何層にも重なる外殻の内側に張り付くように臨海都市ボーダム商業都市パルムポルム歓楽都市ノーチラス等の都市が点在している。
外殻の外側に当たる下層には封鎖区画ハングドエッジビルジ湖遺棄領域ヴァイルピークス等、人が住むに適さず封鎖されている地区がある。
またコクーンの中心部に当たる空中には聖府首都エデンが存在し、エデンの中には異跡フィフス・アークが隠されている。


FF13のE3トレーラーによればコクーンが築かれたのはおよそ13世紀前と表示されている。
人々はコクーンに存在するファルシの恵みを受け、黙示戦争以降外部からの襲撃もなく安楽に暮らしていた。
その実態は、コクーンを制御するバルトアンデルス、ひいてはその本性であるオーファンが不可視世界の門を開き神を呼び戻すため人類を養殖している「養殖場」であった。
コクーンのファルシ達は皆リンゼの眷属であるため、グラン=パルスの人々からは「空に浮かぶ悪魔(リンゼ)の巣窟」と呼ばれ恐れられていた。


アルティマニアによるとアメリカ大陸と同じくらいの面積があるらしい。
そんな球体よりも高くにあるはずの宇宙、遙かに広大な大地グラン=パルス。FF13の世界はいったいどうなっているのか。

  • 参考までに、『ゼノギアス』の(広義の)関連作で翌年発売の『ゼノブレイド』の舞台となった「巨神と機神の骸」は先端から反対側までの全長が日本列島ほどらしい。そう考えるとどんだけでかいんだコクーン。

FF13-2

前作の出来事によりファルシが全機能を停止してしまったため、地上より伸びるクリスタルの柱に支えられ辛うじて空中にあるものの、崩壊の危機に曝されている。
住民の手によって復興が行われているが損傷が激しく、一部の住民はグラン=パルスへの移住を行っている。
数百年後のコクーンにはアカデミーによってエデンに代わる都市「新都アカデミア」が建設されており、ホープが計画した新しいコクーンとなる箱舟の建造が進められている。
エンディングではクリスタルがかなり老朽化が進んでおりストーリーの初めのコクーンとエンディングではクリスタルの形がかなり違う


新都アカデミアでのクイズマシンによると、
AFゼロ年代、コクーンに残った人々の間でモンスターのフィギュアを飾って大自然を感じるのが流行した。
その中でも人気の組み合わせはトリフィドマンドレイクだったという。
理由は「目に優しいから」らしい。