【非公式作品】

Last-modified: 2023-05-27 (土) 23:43:40

以下の物はスクウェア・エニックス公式の作品ではなく、
海賊版や、ファンが独自に制作したものなどの非公式作品である。
公式のFFシリーズとは関係のない物なので注意。

  • ファイナルファンタジーSもこれに入るのかな?

※公式作品ではない為、解説は簡潔にお願いします。


海賊版

いわゆるパチモノ。もちろんメーカー非公認。


中国が開発したFF10の海賊版DVD「大空戦士」には、
FF10のムービーのみが収録されているほか、ゲームで未使用の映像も収録されているらしい。


中国の会社が勝手に作ったファミコン版「最終幻想7」に至っては、
序盤からラスボスまで3の敵と延々と戦い続けているゲームになってしまっている。

  • この手のゲームは、アジア系のゲーム市場によく出回っている。

追記:某動画サイトで確認したがファミコン版「最終幻想7」のクラウド達の顔グラがぶっちゃけスパロボシリーズのパイロットのパクリらしい。特にバレットなんかOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』のエギーユ・デラーズっぽい。


なお後年、2chでFF10やFF7をファミコン化しようという企画が盛り上がったことがあり、
BGMやドット絵、アニメGIFや動画などが作られたが、もちろん上記とは別物。

クローンゲーム

有志によって作られた二次創作のパロディゲーム作品のこと。
本来の「クローン」とは同一の遺伝子情報を持つコピー個体の事だが、
こちらは原作のシステムやキャラ、ストーリー設定などをベースとして、新たな物語を作っている事が多い。
ネット上のクローンゲームの多くは、主にRPGツクールを使って作られている。
有名作品なだけにFFのクローンゲームも多く見られ、ドラクエと融合させた「DRAGON FANTASY1-2」や、
「FINAL FANTAZY」、「FF3.5」など色々な作品が制作されている。

  • 歩行キャラはSFC版がベースとなっており、PS版の作品もSFC仕様になっている。
    後に配信された公式の携帯ゲームの歩行キャラもSFCのドット絵がベースになっている。
  • 一部の作品では、3D作品のモンスターを無理矢理2Dに移植したことでいびつな造形になっているものもある。

ただし勿論これらはメーカー非公認であり、あくまでもファンが勝手に作った二次創作だという事を忘れてはならない。
名称やグラフィックなども元ゲームから流用されている物が多く見られるので、ファン活動ではあるものの、
著作権的に問題がある(版権元であるスクエニが敢えて動いていないだけ)為、注意が必要である。

  • 過去には、海外のファンが非公式に作ったクロノトリガーの3Dリメイクや二次続編がスクエニからの警告で公開中止になったという事例もある。

ドラクエ関連もいくつか登場している。

ハックロム

原作のROMデータ自体を改竄し書き替えて作られた改造物。
グラフィックやメッセージ、マップや各種数値などのデータを変更し、
システムを改変・拡張したり、他作品のキャラなどを登場させている。
改変作品のため、大筋などは基本的にベースとなった原作を引き継いでいる事が多い。
公開の際はROM自体の配布は避け、データ差分のみがパッチ形式で配布されている事が多いが、
実際にプレイするためには原作のROMデータそのものとエミュレータ等を必要とするため、
著作権的にはかなり問題が多い。
違法物に関わりたくない場合はプレイを避けた方が身の為だろう。

  • レトロフリークのパッチ機能を用いることでこの問題は解消される。

チートコードを利用したい場合はベースとなっている原作のROMデータのものを使うこと。例えば下記のFF99ならFC版ドラゴンクエスト3のチートコード、FF5ACならFF5のチートコードを使う。原作から書き換え等で変更されたアイテム、グラフィック等は書き換え前のチートコードを各自で調べて利用すること。


以下に挙げるものはほんの一例であり、下記以外にも改変物が複数造られている。


実際やってみたら内容が書き換えきれていないものもあるし、ゲームによっては書き換えしようがない箇所だってある。
例えば下記のドラクエ3ハックロムであるFF99は「どくばり」に辺るのが「アサシンダガー」だが、一撃死が発動した時のメッセージが「どくばりがきゅうしょにちょくげき」と出ていたりなど。まあそういったとこはハックロムだから目を瞑ろう。


原作のROMデータが日本語版でも、ハックロムパッチの種類によっては、パッチを当てると強制的に言語が海外版仕様になるものもある。例えば下記の「FF4 Terra Celes」のパッチがそれに該当する。

FF4 Terra Celes

最初に、このハックロムのベースはSFC版FF4日本語版だが、このパッチを当てると強制的に言語が海外版仕様になるため、英語注意
暗黒騎士セシル・パラディンセシルポジションをFF6のセリス、ローザポジションをFF6のティナに置き換えたもの。暗黒騎士セリスはFF6のキャラ変更のチートで確認できる、ロック・シャドウ・カイエンカラーの青い服である。パラディンセリスになるときに原作のセリスである緑色の服になる。
また本当の海外版FF4で消されていた「あんこく」だが、SFC版FF4日本語版がベースのため、データで残っているから、勿論暗黒騎士セリスも使用可能である。その他一部置き換わっているキャラもいるが、リディア、パロポロ、テラなどのようにそのままのキャラも多い。置き換えされてるキャラもグラフィックとセリフだけで、中身は性能も装備できるアイテムも原作と全く一緒である。例を挙げると女性用頭装備である「きんのかみかざり」はパラディンセシルポジションの緑セリスは中身が原作のパラディンセシルと全く同じのため装備不可。そこは間違えないように。
敵キャラは全て変わりなし。ミシディアの長老などの重要イベントキャラも基本的に変わりなし。
海外表記のため名前を間違いやすいのがテラと、そしてローザポジションのティナだが、テラがTella、ティナがTerraになる。闇のクリスタルバグなどもそのまま使用可能だし、チートコードもSFC版FF4日本語版のものが使える。、
以上の置き換え以外は基本的にSFC版FF4と同じだが、FF13のファング&ヴァニラもびっくりのセリス&ティナの百合っプルで超絶百合展開だし、百合好きな奴には超おすすめ。逆に百合が苦手な方は手を出さない方が無難。言うまでもなく原作のセシル&ローザを知っているならどうなるかもう分かるはず。

FF99

FC版ドラゴンクエストIIIのハックロムで、グラフィックとテキストをFF風に差し替えたもの。
内容自体はほぼそのままDQ3だが、アイテムや魔法、モンスターなどの名称がFFのものに変わっている。
それに伴い、アイテムや敵のステータスなども変更されている。


後にフォントやメッセージ周りが修正された追加パッチも存在する。

FF5r

SFC版FF5のハックロムの1つ。
2007年頃FF5aki氏により開発が始まり、2009年初頭に完成を迎える。
完成版のバージョンはver1.40。現在はブログ閉鎖により非公開。
追加モンスターに関しては
FF3
FF6
ロマンシングサガ
ライブアライブ
など、その出典は多岐に渡る。


1.50以降は別作者による更新の模様?

FF5AC

FF5rと同じくSFC版FF5のハックロム。
ACとは「エンシャントケイブ」、古の洞窟である。
ロンカ遺跡の跡が不思議なダンジョンになっている以外は、基本的に本家FF5と同じ。
後はGBA版封印の神殿データも追加されている。


古の洞窟内はレベル1になり、ジョブやアビリティ、道具装備がすべて無くなり
敵からドロップしたり宝箱からすべての武器防具を入手できる。
ジョブや魔法も同様に宝箱から入手。
また最初はすっぴんだがジョブチェンジすると「すっぴん」を入手するまで戻れない。
一つの階に居られるのは10分、降りる度+5分されるが上限は10分。
最初はかなり時間が余るが、終盤は装備やアビリティが揃ってないとタイムアップで詰む。
11階、22階などゾロ目の階はリクイドフレイムやギルガメ等が居るボスエリア。
またたまに本家の隠し通路と違う配置の隠しがある。


古の洞窟内のメンバーはバッツ、レナ、ファリス、クルルの四人で全員レベル1で初期ジョブすっぴんに強制的に変わる。ガラフと一緒に古の洞窟内を冒険したい場合は最初に述べた四人のうちいずれか一人をチートでガラフに変更させること。


「古の洞窟」という和訳・レベル1からスタート・魔法も宝箱から入手・フロアは不思議のダンジョン形式……などの要素から、タイトーの「エストポリス伝記」シリーズが元ネタだろうか。
特に上記の要素に関してはエストポリス伝記2の古の洞窟そっくりである。
余談だが現在のタイトーはスクエニ傘下の子会社。

FF6-T

SFC版FF6のハックロム。正式名称は「FF6 T-Edition」で、上記「オメガ追加パッチ」を元にした改造作品のひとつ。
作者はつっしー氏。
敵、アイテムの追加だけでなく、魔法の効果や魔法そのものの変更、プレイヤーキャラの姿を変える「ドレスルーム」、崩壊後を中心に多くのサブイベントの追加など、作者の好みを前面に押し出したものになっている。
サブイベントの中には、原作の没イベントも。


数多くの曲の移植が行われていることも特色のひとつで、他FFシリーズを中心に主に旧スクウェア作品から移植されており、その数は150曲以上にも及ぶ。


後に旧シリーズのボスを再現したEXパッチも作成されている。
またFF4のハックロム(FF4-T)も作られている。

M.U.G.E.N

Elecbyte製作の2D対戦格闘ゲームエンジン。
いわゆる「格ゲー作成ツール」であり、ユーザーが自由にキャラクターやステージを製作可能。
その側面から版権キャラを無断で格ゲー化しているケースも多々見られるが、
オリジナルを除くキャラは著作権的には黒であることが多く、
かつて某格ゲーキャラを参戦させようとした製作者が、企業から警告されたケースもある。


原作のドット絵をそのまま使用した低頭身のものや、新たに手描きで格ゲーキャラ風に作られたもの等がある。
FF11のキャラクター達はポリゴンモデルを取り込んで使っている事が多く、ポーズが作りやすいためか、
2chネ実板を中心にして「ブロントさん」や「内藤」など二次ネタを含む多数のキャラが作られている。


FF5の神竜やオメガなどは原作RPGの戦闘をそのまま再現したような性能になっている。


仕様の隙やバグを原作再現以外の目的で利用した凶悪な性能を持つキャラ(通称:神キャラ)の
エフェクト(通称:大魔法)には、FF12のジャ系魔法を根性キャプ・加工したものを用いるケースが多い。

  • 神キャラで主に搭載されている製作技術の種類に、死の宣告と呼ばれるものが存在する。
    勿論由来はFFであり、タイムアップ時に相手を即死させることから名付けられた。