その他/【スクウェア・エニックス】

Last-modified: 2021-10-24 (日) 11:24:00

ご存知FF・DQシリーズを作っているゲーム制作会社兼出版社。
今更言う必要も無いが、元々はスクウェアソフトとエニックスという別々の会社であったが、
諸事情により2003年にまさかの合併。これによりゲーム業界全体の業界再編が進んだ。
ドラクエなど旧エニックス関連はすべて自社開発せずにレベルファイブなどの外部で委託開発している。

  • 外注とはいえ堀井とすぎやまと鳥山の存在はあまりに大きい。

2005年には「スペースインベーダー」や「電車でGO!」で知られたタイトーを買収し、
アーケードゲームに参入する。
2008年に「トゥームレイダー」で知られたソフトメーカー、アイドス社を買収。
2008年10月に持株会社となり、「スクウェア・エニックス・ホールディングス」に社名変更。
事業子会社として新たに「スクウェア・エニックス」として分社された。
この結果、ガンガン系列の雑誌にスクウェア関連の作品も出てくるようになった。


2011年赤字決済に加え、レベルファイブ側も迷走している話もあるので少し危うい。


なぜ合併したのかについては諸説あるが
 
1:映画事業で失敗し巨額の赤字を出したスクウェアの救済措置
2:エニックスはDQ以外の作品が殆ど売れず、
  DQの出ない年は収益が悪化するなどの財務の不安定性の改善
3:スクウェアは北米に強く、エニックスはアジアに強いとされており、相互補完の為の合併
 
などが挙げられる。

  • 映画失敗の件は合併の時点で既にスクウェアの財務状態は改善されていたらしい。(ウィキペ参照)
    • FF10やKHの売り上げがあったため。
  • スクウェアが、出版方面の力が欲しかったから、とも聞いたことがある。
    • デジキューブ・・・。
    • その出版しているエニックス側は、合併の2年前にお家騒動があったため雑誌自体の存続が危ぶまれていたという、今では考えられないような緊急事態に陥ってた。スクウェアにもエニックスにも傷が深かった時期。お互いの傷をお互いで癒やしあう事で補填しあっていたのかもしれない。
      • 他にも、ドラクエとFFの発売日を重ならせないことによる売上拡大、スクウェアと任天堂の確執解消、パブリッシャーとデベロッパーの相互補完体制、これらをすべて当時の和田は「勝ち残るための攻めの考え」と答えている。
        実際に任天堂との確執は解消され、任天堂の携帯機にFFTAや移植・リメイク作品が、ゲームキューブ以降のコンシューマー機でFFCCシリーズが発売されたり、確執が生まれてからのいままでの数年間のブランクを埋めるかの如く、FFシリーズを積極的に開発した。また、すばらしきこのせかいやナナシノゲエムなどの新作のゲームも発売、成功を収めている。

社員の平均給与は東証1部上場企業の中でもダントツのトップ。
2位に年収300万以上の差をつけている。
やり方はどうあれ、儲かってはいるようだ

  • 上場しているのは持株会社なので、平均給与は薬院クラスとわずかな社員のみの分を反映しているのでは。

しかし、スクウェアって昔からやたらサウンド面で恵まれた会社だと思う。
退社していく作曲家も多いが。

  • ワンダースワン…
  • 因みに現行機ではFFシリーズでいえばWii、DS、PS3、PSP、Xbox360、携帯、スマホ(iPhoneとドコモ&auのAndroid)、PC、3DS、WiiUとほとんどのハードで何らかのナンバリング作品は遊べる。
    • 比較としてDQを挙げると、DQはPSPやXbox360、iPhone、PCでは外伝作品含めて一切遊べない。

野村によれば、過去の作品を扱う場合、
そのタイトルに関わったメインスタッフの意思や意見を尊重する暗黙のルールがあるらしい。
FF3は田中、FF4は時田、チョコボは石井、FF7は北瀬か自分(野村)とのこと。


関連項目:その他/【ゲームと映画の融合】


合併後、嬉々として「会心の一撃」やトロの剣などのネタを盛り込んだFF側に対し、
ドラクエ側はFFに対して我関せずである。
スタッフが代替わりし、「ドラクエで遊んだ世代」も制作側に入りつつあるFFと、
御大の堀井雄二が一切を仕切り続けるドラクエの差かもしれない。

  • シドの格好をしたシドもじゃとか大いに目立ったFFネタがあるじゃないか。
    他にももっとあると思うけど。
  • リザオラルはリレイズが元ネタと思うがな。ただそれ以外のFF要素が見あたらん…
    (魔法効果自体に専売特許的要素は無い)
  • 近年はFF11とDQ10とFF14のオンラインゲーム間によるコラボ企画によりDQにもFFの要素が見られるようになった。
    DQ10はスクエニ内製でありFFスタッフ(主にFFCCスタッフ)も多く関わっている。
  • 合併前の時点で既にアルテマソードなんていう技が登場してまして……
    • デスマシーン並びにそのモンスター職のランク名にアルテマウェポンなんてのも。
    • 同作品は他にもマッシュというマッチョマンやガのつく野生児が出てきたり、呪文にメイルストロムが初登場したり召喚があったりとFF(特に6)との共通項が妙に目につく。まあ、某炎の紋章の女剣士と同名のキャラが出てきたりもするが。