郡山八幡神社

Last-modified: 2013-10-14 (月) 22:03:58
 

郡山八幡神社
こおりやまはちまんじんじゃ
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(参拝日:平成25年4月27日)
住所:奈良県大和郡山市柳4-25mapionlogo.gif
主祭神:誉田別命、比売大神、気長足媛命
社格:式内小社、郷社
主な祭礼:10月15日(例祭)

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↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
郡山八幡神社は、大変古い由緒を持っております。

聖武天皇の勅命により、東大寺大仏の鋳造が完成した天平勝宝元年(七四九年)に、
東大寺大仏の守護神として宇佐八幡宮?を勧請されることとなりました。

その宇佐八幡宮?を平群郡に迎え、京(平城京)入りの前日に、
和州薬師寺門前の休ヶ丘で一泊されました。

その時、この地の豪族中尾氏が勧請し、柳八幡大菩薩と斉祀し、
小高い丘(大阪口西の小高き丘)の老木の根元にお祀りし、
この地を“柳”と命名されたのが、当宮です。

天正十三年(一五八五年)大和大納言秀長(豊臣秀長)が郡山城を築城の際、
現在の地に遷宮申し上げ、大和郡山市の氏神として人々から信仰を受け、
崇拝されてまいりました。

私たちの祖先が築き護ってまいりました神社建物も非常に老朽化が進み、
崩壊のおそれが出てきました。そこで、当宮の護持と神徳を悠久に
奉賛する目的で神饌所を改修いたしたく思います。

ここに本趣旨をご理解いただき、地元はもとより
多くの方々の暖かい御奉賛を懇願申し上げます。

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↑社殿↑
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↑境内↑

(以下、余談)
源九郎稲荷から更に西へ市街地を進むと神社に着きます。薬園八幡からは徒歩20分は時間がかかります。
道路がかなり入り組んでいるので、地図がないとたどり着くのが大変です。

東大寺大仏建立護持のために創建されたという由緒のある神社です。東大寺の手向山八幡宮の兄弟社です。
元は郡山城内にありましたが、郡山城鎮護のため豊臣秀長が現在地に奉遷しました。

小さな神社には鯉のぼりが泳いでいました。