クラス名簿/鏑木美波

Last-modified: 2020-04-19 (日) 14:11:32

プロフィール

名前鏑木 美波
NAMEKABURAGI MINAMI
CV阿澄佳奈
所属校横須賀女子海洋学校所属艦晴風
役職衛生長/保健委員所属科主計科
好きなもの肉じゃが苦手なもの麻婆豆腐など辛いもの全般
得意科目理科全般苦手な科目社会全般
好きな言葉失敗は成功の母性格・特徴よく漢語を使う。
趣味医療行為・裁縫もちょっと得意
出身地御前崎港所属 医療法人洋州会・駿河湾沖総合病院船
誕生日9月4日星座おとめ座
身長143cm血液型O型
呼称みなみさん
(公式サイトより)

人物

落ち着きがあり大人な雰囲気を醸し出す小柄な少女。
明乃たちとは違う赤い制服に白衣を纏っている。
普段の会話から故事成語やことわざをたとえに使い、
晴風の他の乗員と比べると、冷静である。
博士号をすでにとっており、天才と呼ばれているが
海洋実習を済ましておらず、晴風に乗ることになった。
誤解されやすいが、まだ12歳であり、
マグカップやPCの壁紙にパンダを使うなど、
年相応の感性も持ち合わせていることが分かる。
しかし、飛び級を重ねたことが原因なのか、
友達を持ったことがなかったが、晴風の乗員と
触れ合う中で仲間の大切さを知った。
カウンセリングも担当しているものの、人生経験が
他の乗員に劣るため不安にしていたのだが、
漢語やことわざを示すことで解決することができることに気づき、
活用しているがその一方で、マッドサイエンティストな一面も。

経歴

海洋医科大学院の博士(医学)学位を授与される
横須賀女子海洋学校入学式の時、五十六を発見する(漫画版)
猿島との交戦で負傷した乗員に手当を行う(第1話)
シュペーから離脱した少女(ミーナ)に手当を行う(第2話)
トイレットペーパー買い出しに付き添う。
幸子が連れてきたネズミを預かり、ネズミの起こす現象に気づく。(第4話)
ネズミを解剖・調査し、ネズミの危険性を他の乗員に知らせる。
応急員に手伝ってもらい、ワクチンを自らの体で治験し、(第6話)
RAT-tウィルスの事をレポートにまとめ、ワクチンとともに
新橋を救助しに来たブルーマーメイドに渡す(第7話)
ウィルスに感染した比叡の乗員が引き起こす事態の危険性を
晴風の乗員全員に告げ比叡への対処を後押しする(第8話)
シュペーへの乗り込みに参加し、
テア以下シュペー乗員を元に戻すことに成功する(第9話)
赤道祭で自分の年齢を告白し、合唱することを提案する(第10話)
武蔵へ乗り込み、乗員を元に戻す。(第12話)

人間関係

  • 和住媛萌・青木百々
     応急員の二人。ワクチンの製作に協力してもらった仲。
  • 勝田聡子・宇田慧
     水不足の騒動の中で医務室を訪れた。
  • 宗谷真雪・宗谷真霜
     比叡に挑もうとする晴風について、意見を交わしているときに美波に言及した。
  • 立石志摩
     暴走した志摩の検査を行っている。
  • 知床鈴
     美波はストレスで胃を痛めた鈴のために胃薬を処方しているらしい。

発言集

アニメ版

  • 「青天の霹靂」
  • 「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」
     初登場時のセリフ。前者は、猿島に砲撃されたことを嘆く明乃に。後者は、今後何をすればいいのか悩んだ明乃に対して。
     「知恵のある者は惑わされない、仁徳のある者は自分について憂うことがない、勇気のある者は困難にさえ立ち向かっていく」といった意味。美波なりの艦長像なのかもしれない。
  • 「春眠暁を覚えず、夜来に砲火の音、一服の茶を喫する」
     潜水艦と交戦後、医務室に来た明乃に一言。ちなみにお茶でなく塩ココアだったのだが…。パッケージマスター版では、目の下にくまができている。
     意味的には、「春の眠りは気持ちがいいが、夜に砲火の音が聞こえて、私はお茶を飲む」といった感じか。
     元は、『春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く、夜来風雨の音、花落つること知る多少』。
  • 「同舟相救う、その舟を同じくして渡りて風に遭うに当たればその相救うや左右の手の如し」
     ミーナの目的を手伝うと申し出た明乃に対して掛けた言葉。この言葉自体は『呉越同舟』としてよく知られている。
  • 「蛙鳴蝉噪」
     トイレットペーパー不足に対して、犯人探しをする各々を見て。ミーナが勘違いし、幸子がフォローを入れている。彼女の言う通り、意味は「うるさいだけで無駄な論議」。
  • 「無憂無風。帰って良し」
     立石志摩の検査を終えて、志摩たちに掛けた言葉。意味は、「心配がなく、平穏である」。
  • 「之を知るは之を行うに如かず。学は之を行うに至りて止む」
     機雷除去の裏でひそかに続けていた解剖と研究。百々と媛萌を呼び、ついにワクチンを試す。
     本来は前に、『聞かざることは之を聞くことに如かず。之を聞くことは之を見ることに如かず。之を見ることは之を知ることに如かず』という言葉が付く。
     つまり、「聞いたことがないよりも聞く方がよく、聞いたことしかないよりは見た方がよく、見たことしかないよりは知った方がよく、知っているだけよりは行った方が良い。学問というものは行ってこそ」というような意味。
  • 「ラムネを飲めば良かろう?」
     晴風が水不足になったときに勝田聡子が医務室のベットを占領し言い放った愚痴に対して。
  • 「兵は敵に因りて勝ちを制す」
     シュペーへのカチコミの中で注射をしながら。実際は前に、『水は地に因りて流れを制し』が付く。つまるところ、「水が地形によって流れを決めるのと同じように、兵士は相手の動きによって勝利を決める」といった意味。
  • 「最後に皆で歌いたい。『我は海の子』を」
     赤道祭の最後。自分だけ何もやっていないと、不満を漏らす美波に司会の麗緒や空が何をやるかを尋ねた時のセリフ。なお、われは海の子の7番には『我は護らん海の國』という歌詞がある。
  • 「私はまだ12歳だ」
     機関科の各々に選曲を意外だと言われて。意外すぎる告白に晴風の乗員と視聴者は驚かされた。
  • 「為せば成る」
     武蔵を前にして怯んでしまった明乃に対し、晴風の仲間たちが明乃を支えると励ましたましろに続いて。

Peaceful Diary Of High School Fleet(漫画版)

  • 「…大兵肥満」
     入学式の裏で五十六を見て。意味は、「体が大きく太っている」。

ハイスクールフリートいんたーばる(ノベル版)

話題

  • 名前の由来
     海軍少将で有名な鏑木誠、あるいは戦艦神威軍医長や軍医総監として知られる鏑木喜平か。
  • 塩ココア
     美波さんが飲んだ塩ココアは、よこすかYYのりものフェスタで『みなみさんの塩ココアジェラート』という形で横須賀ジェラートファクトリーで販売された。
  • 12歳の医師について
     アクリト・ジャスワルという人物は7歳にして外科手術に成功し、8歳でがん・エイズの研究を始めたと報道されていることから、12歳の医師もありえない話でないのではないかと思われる。ちなみに、このような幼いころから驚異的な知能を持ち合わせている人々の事を「ギフテッド」という。