登場人物

Last-modified: 2023-09-15 (金) 22:53:03

ブルーチーム

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SPARTAN-ⅡとⅢから構成された戦闘部隊の一つ。漫画などでもその活躍は多く描かれている。
現在のブルーチームはマスターチーフをリーダーに、UNSCの公式記録で
生存が確認されている最後のスパルタンIIの4人で結成されている。
6歳の頃にONIによって「徴兵」され、厳しい訓練や薬物投与による人体改造が施された彼らは、
同じ環境で育ったチームメイトが次にどう行動するかを第六感によって察知できるという。

ジョン-117(John-117)

我らがマスターチーフ。階級は海軍最先任上級兵曹長で、捕虜勲章以外の全ての勲章を受けている。全身を覆う緑色と、金色のバイザーでお馴染みのMark VIを装備し、初期装備はアサルトライフル。基本的に無口で、ほとんどムービーでしか喋らない。アージェントムーンでの作戦中にコルタナと接触、そのことを報告した際のUNSCの態度に違和感を覚え...
なお声優は小山力也氏である。

ケリー-087(Kelly-087)

マスターチーフと親交が深いスパルタンⅡの一人。バイザー面積の広いヘルメスヘルメットを着用している。
全スパルタンの中で最も俊敏とされ、本作では専用のショットガンを得物に近接戦闘で真価を発揮する。

リンダ-058(Linda-058)

狙撃技術に関してUNSC最高とも目されるスパルタンⅡ。
その能力は「片足をロープで宙吊りにされた状態で、接近する敵戦闘機複数のパイロットのみを撃ち抜ける」程。
かつて惑星リーチ攻防戦にて瀕死となり、戦艦オータムにてチーフと共に脱出するも冷凍保護されていたために
「HALO1」での出番は無かった。その後回収され、蘇生を受ける。
円形のツインアイと側頭部のセンサーが特徴的なアーガスヘルメットを着用しており、武器も専用のスナイパーライフル。

フレデリック-104(Frederic-104)

マスターチーフと同じく優れたリーダーシップを発揮するスパルタン。センチュリオンヘルメットを装備する。
スパルタンⅡの中でも特にチーフと親交が深く、彼の親友。愛称はフレッドもしくはフレディ。
他のスパルタンとの競争では、一位になれる能力はあるものの、注目を浴びたくないため常に二位になるという。
あらゆる戦闘技術に精通しており、特に今作ではDMRを初期装備としているのでどんな状況でも対応し易い。

ファイアチーム・オシリス

ロックをリーダーに4名のスパルタンⅣで構成された特殊部隊。
本作序盤にて、UNSCから無許可離脱したブルーチームの追跡・捕獲を命じられる。
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ジェムソン・ロック(Jameson Locke)

ONI(海軍情報局)の敏腕エージェント。
情報局の工作員という職業にありながら比較的人道的な言動や行動が目立つ。ただし任務には忠実。
HALO5発売前に発表された実写映画「Halo: Nightfall」でも主人公を務めている。

エドワード・バック(Edward Buck)

元UNSC海兵隊の精鋭部隊ODST(軌道降下強襲歩兵)隊員。
惑星リーチ攻防戦やニューモンバサでの戦闘など、数多の死線を切り抜けてきたチーフ並みにすごいおっさん。
今作ではオシリスチームのムードメーカーであり、口数も多く以前と比べるとやや三枚目な印象。
ただイケメン度は向上している。ゲーム作品での登場回数はチーフやコルタナに次いで多かったりする。
デアとはあの後どうなったのか気になるところであるが、Halopediaというサイトによると、
「In the aftermath of the operation, Dare essentially dared Buck to marry her as she knew that he would never propose if she didn't do something and then began taking steps for an immediate wedding to Buck's surprise. The two were married by Roland in a bar onboard the Infinity mere moments after Dare proposed with both Fireteam Osiris and Alpha-Nine in attendance.」とのことである。翻訳は自分でしてくれ...

ホリィ・タナカ(Holly Tanaka)

オシリスに所属するスパルタンⅣ、電子機器に詳しい。おそらく日系人?
20歳の頃に故郷であるアウターコロニーの殖民惑星ミナブがコヴナントによるガラス化を受け、
救助が来るまでの三年間を不毛の土地と化したミナブで生き抜いて来た経験がある。

オリンピア・ヴェイル(Olympia Vale)

異星人、特にサンヘイリ(エリート)の言語・文化に精通しているスパルタンⅣ。
他の隊員と比べると実戦経験に乏しいが、訓練成績は極めて優秀。
赤いアーマーが外見的な特徴。身軽で、初期武装はSMG。
何気にHALO3の3P・4Pエリートことヌソスラオム&ウスゼタハムとの共闘経験がある。尻がエロい

人類

キャサリン・エリザベス・ハルゼイ(Catherine E Halsey)

スパルタン計画の生みの親である天才科学者。
HALO4の時点ではONIによって犯罪者として拘束されていたが、依然その重要性は揺らいでいない様子。

サラ・パーマー(Sarah Palmer)

UNSC インフィニティに乗艦しているスパルタンⅣ部隊の指揮官。
バックと同じくODST出身で、現在の階級は中佐。

トーマス・ラスキー(Thomas Lasky)

UNSC インフィニティの艦長、階級は大佐。
コヴナント戦争勃発時、当時在籍していたコルブロ士官学校の襲撃から救われた事でチーフとは旧知の仲。
この件に関する顛末はHALO4発売時に発表された実写作品「Halo 4: Forward Unto Dawn」に詳しい。

チーフを始めとするスパルタンⅡには深い敬意を抱いているが、一方で自らの務めも忘れない優秀な艦長。

AI

コルタナ(Cortana)

エリザベス・ハルゼイ博士がフォアランナーの遺物を利用して開発した人類最高のAI。
幾多の戦いをマスターチーフと共に乗り越えてきた、彼にとっての「守護天使」。
HALO4の時点で耐用年数の超過による劣化・障害が生じており、最後の戦いでチーフを救う為に宇宙へ消えたと思われていた。

ローランド(Roland)

UNSC インフィニティの艦載AI。
第二次世界大戦当時の連合国パイロットのような装いと、時に冗談も交える軽快な性格が特徴。

サンヘリオスの剣

ゼル・ヴァダム(Thel 'Vadam)

久々の出演のアービター。声変わりをしたが2、3の勇姿は残したまま。
今作では操作こそできないものの、再び彼と共闘することになる。
ちなみにスパルタンチャージを仕掛けても微動だにしない。
かわいい

マキー・チャバ(Mahkee 'Chava)

サンヘリオスの剣に所属するサンヘイリ。
劇中では主にファントムの操縦を担当している為にその姿を見ることはできないが、
ゲーム作品では初めて登場した女性のサンヘイリキャラクターである。
日本語吹き替えはデアの人と声優が同じ(気がする)。

ジャコー・アラク (Jacul 'Arach)

ミッション情報のミニストーリーで登場する。
互いに別勢力についてしまった悲劇のアラク兄弟の一人。
コヴナントについた兄弟のキトゥンに対して、共にアービター側で一緒に戦おうと呼びかけ続けた。
しかし声は最後まで届かず…。

コヴナント

ジュール・ムダマ(Jul 'Mdama)

未だ旧コヴナントの信仰を信じ、人類に敵対しようとするストームコヴナントのリーダー。
HALO5開始時点でハルゼイ博士を拉致、フォアランナーの遺産の解析を任せていた。
なお第一ミッションでムービーで片される名前ありなくせにわりと可哀想な役

キトゥン・アラク (Kitun 'Arach)

エリートジェネラル。互いに別勢力についてしまった悲劇のアラク兄弟の一人。
ストーリー序盤でプロメシアンの反逆を目撃し、ついにムダマに愛層を尽かして反旗を翻した。
この時、実績「我が敵の敵」の条件を満たせばファイアチームオシリスと共闘してくれる。
しかしコヴナントを抜けるつもりはなく、その後サンヘリオス襲撃部隊の司令官に任命される。
そして…
彼の最期の幸運は、同時期にサンヘリオスを訪れていたあの憎めない仇敵たちと、
カムチャツカで背中を合わせ戦ったあの憎むべき筈の戦友たちと剣を交えずに済んだことか…。

フォアランナー

031イグズーベラント・ウィットネス(031 Exuberant Witness)

343ギルティースパークの後釜となるジェネシスのモニター。直訳すると"活き活きとした目撃者"
声やセリフなどが可愛く本作のヒロイン枠としてかなり注目されている(英語版などもかわいい)
物語終盤にて、コルタナの計画を阻止しようとオシリスチームと共に行動する。
…が過去のHaloシリーズなどで登場したモニターのギルティスパークは、
あくまでも自分の目的を達成することだけを考えており最終的には悪役ポジションになってしまったので、
次回作Halo6ではスパルタンレーザーで撃ち落とされるのではないかと考察するスパルタンも中にはいる。
「ははっ!やった!やった!やった!」(かわいい)

ウォーデン・エターナル(Warden Eternal)

私の命はエターナルだ!
各地のフォアランナー構造物でブルーチームやオシリスの面々を待ち構える本作の主要ヴィラン(悪役)。
その体躯はとても巨大で、実にマスターチーフの四倍にも及ぶ。
自らを「コルタナを守護する者」と称しているが……?

なお名前にエターナルをつけて呼んでもらえることはあまりなく皆ウォーデン、ウォーデンと呼ぶ

正体不明のビルダー

ミッション情報のミニストーリーのみに登場する。
おそらくHALOアレイ起動後のフォアランナーの生き残りの末裔と思われる人物。
何故か宇宙に戻ってきており、「バスティオン」と呼ばれる何かを探し求めて研究・放浪している。
発言からはフォアランナーたちが為してきた非道に対する自虐史観に囚われている様子が伺える。
旅の果てに至ったジェネシスでラスボスとウォーデンに見つかり殺されかける。

以下、近年の小説『Halo: Point Of Light』のネタバレ注意!(以下反転)

正体は十万年前ライブラリアンの側近を務めた良識あるビルダー「キーパーオブツール」。
フォアランナーの末裔ではなく十万年前のフラッドと戦ったフォアランナー本人。

彼はライブラリアンが作り出した「バスティオン」の守り手の一人だった。
そこはある超重要なアーティファクトを補完するためのシールドワールドである。
そのアーティファクトはグレイブマインドにもビルダーにも見つかってはならなかった。

ツールはHALO起動に備えて他数名の同朋とともにドメインに避難していた。
つまり自らの肉体にコンポーザーを照射し、モニター化したのである。
モニターは硬化ライトで内蔵AIを実体化できる機能を持っているし、
他にも自分のフラッシュクローンの神経網に自身を転写すれば疑似蘇生が可能となる。
しかしHALOがドメインに与える影響までは測りきれず十万年間休眠状態にあった。
ラスボスによるドメイン再生に伴い、時を超えて彼も復活するが、仲間はHALOで消失してしまった。
イグズーベラントの協力でバスティオンに到達してから宇宙情勢を静観していたが、
とある闖入者たちとの遭遇と触れ合いで彼の置かれた状況も心情も変わっていく。
そんな十万年前からタイムスリップしてきたフォアランナー本人のツール曰く
「フォアランナーが選んだ継承者(リクレイマー)とは人類以外の何物でもない」
「フォアランナーは人類が会いに行かない限りもう決して戻ってこない」
とのこと。
ここから少なくとも言えることは、「造られしもの」の言い分が全くの欺瞞であること、
そして結局彼はフォアランナー残党の末裔などではなく、
これからそうした人物が宇宙を訪れる可能性も低いということだろう。
最後は、バスティオンにやってきたある人物に今後の管理を任せ、自分は銀河系外に旅立ってしまった。
というのも件のアーティファクトから得た「研究成果」を銀河系外に持ち込む使命が彼にはあったのである。

不明

生前のラスボス(ネタバレ注意!)

ハルゼイ博士の生きたクローン脳髄から製造され、人類史上最高とうたわれた至高のスマートAI。
シリーズを通しての登場人物で、前作ラスボス・ダイダクトとの決戦で死んだと思われていた。
つまりマスターチーフの「守護天使」。
ダイダクト船マントルアプローチをハッキングするため、バグった自分の分身を艦内に放流していた。

本作のラスボス(ネタバレ注意!)

ダイダクト船で分割された彼女のランパント分身7体がドメイン残骸で1体に融合。
さらに謎の作用でドメインを修復しつつ相互補完して自己再生を行い、とうとう1体のAIとしての姿を再構成した姿。
この時ドメイン内で眠りについていたウォーデンをも再起動させ味方につけた。
その後はマントルを拡大解釈して寿命を克服したAIによる宇宙の管理支配を提唱、
ドメインを根城にしてAIによる宇宙支配国家「造られしもの」を創立した。
現在はあり余る力で宇宙各地のピースメーカー・ガーディアンを再起動させ、最強の戦力としている。
そんな彼女をウォーデンは「宇宙の新時代を切り開く聖剣デュランダル」と呼んだ。

前作以上にチーフにやけに執着しており、かつてグレイブマインドから受けた拷問の影響をどこか伺わせる。
(ハイチャリティではマスターチーフがフラッドに蹂躙される映像などを見せられていた)