キョンのきまぐれ! (15-104)

Last-modified: 2007-02-18 (日) 00:41:59

概要

作品名作者発表日保管日(初)
キョンのきまぐれ!15-104氏06/08/1806/09/04

作品

いつもどおりに部室でお茶を飲みながら古泉とゲームをしている俺。
長門は本を読み、朝比奈さんはメイド服で俺と古泉を見ている。
この平和な時間が続けばいいと思っていた俺だが、それは突然やってきた。
「ねぇ、みんな聞いて聞いてぇ~。」
ハルヒの野郎が来てしまった。
「で、なにがあったんだ」あきれた顔で俺は聞いてみた。
「今日、縁日があるみたいなの!というわけでSOS団は参加!!!」
「おいっ、勝手に決めるなよ」と反論してみるが…
「今日の夜7時に駅前集合。みくるちゃんと有希はあたしと来なさい」
「………」
「ひ、ひっぱらないでくださ~い」
二人とも連れていかれた。
「さて、じゃあ俺たちも帰るか。男二人でいてもしょうがないしな!」
「そうですか?僕はべつに良いんですけど…」
「変なこと言うなよ。早く帰ろうぜ。」
そういって部室をあとにした。
PM7:00駅前に着いた俺だったが…
「何だ、長門一人か。」
「………」
「誰も着ていないのか?」
「……まだ。」
「そうか、じゃあ待つか」
30分経過したが誰もこない。そのとき携帯がなった。ハルヒからだ!!!
「なんだ、ハルヒ?」
「ちょっと、今みくるちゃんといるんだけど、警察につかまったのよ。
 時間がかかりそうだから、先に行ってていいわよ!」
そういって電話はきれた。
さらに古泉からもきた。
「申し訳ありません。ちょっと機関の仕事が入ったのですぐにはいけません。
 お先にいってかまいませんよ。」
「わかった。」と言って俺は電話をきった。
「じゃあ、長門二人でいくか!」
「わかった…」
長門にしてはやけに早い返事だった。しかも顔が桜色になっているみたいだった。

 

PM8:00
俺と長門はとりあえずやることもなく縁日をさまよっていた。
「なぁ、長門何かしたいことはないか?」
「……別に。」
「そ、そうか。」
きまずい空気が漂う。
くそっ、俺はハルヒと来たかったんだよ。だが、あいつはいない。
こうなったらあいつを困らせてやる。ここで俺の頭の中は逆襲に燃える。
「よしっ、長門俺についいて来い。」
「……どこへ?」
「いいところだよ。」
俺が長門を連れてきたのはラブホテルが並ぶ繁華街。
よしっ、あとは…。
長門は入り口近くに立たせて、俺も隣に立つ。
それを写真に収めて完成だ。
じゃあ、長門帰るぞ。
「…残念……」

 

次の日

 

部室で俺は昨日取った写真を編集している。
ふいに朝比奈さんが話しかけてくる。
「何の写真ですか?ソレ。」
「ああっ、コレはハルヒに逆襲するアイテムのひとつですよ。」
「?」
朝比奈さんは何を言ってるのかわかりませんという表情だった。
「なかなか興味深いですね。」
古泉が割り込んできた。
「どうするんですか?そんな写真をとって。ニヤニヤ」
「昨日祭りに誘っておいて来なかったヤツに復讐するんだよ。」
「そんなことすると、閉鎖空間が…」
「いいんだよ、そんなこと。」
部室のドアが開く。
「やあ、悪いわねぇ~、昨日は行けなくて!
 みくるちゃんが痴漢に胸触られたから私が捕まえたのよ。
 そしたら事情聴取されちゃって、いけなくなったのよ。」
ここから、俺の逆襲が始まる。
「そうか、別に気にしていないぞ。俺たちは俺たちで楽しんだから。 
 なぁ、長門」
「………」
「そうなの有希?」
「特に祭りのあとがなぁ。」
そして俺はわざと昨日取った写真をデスクトップ背景にしていた。
「なんなのこの写真は?」
ハルヒが大声をだす。
「ああっ、その写真か!それは昨日の俺と長門のメモリーさ」
「何わけわかんないこと言ってんのよ。昨日何をしたのよ!
 言いなさい!」
「お前には関係ないことさ!なぁ長門」
「……そう。」
「ほらな、俺たちはこうゆう関係なんだよ。」
「そ、そんな。有希とキョンが…」
だいぶこたえたみたいだな。だがまだまだだぜ。
「朝比奈さん!今日は二人っきりで帰りましょう」
「えっ、別にいいですけれど…」
「よしっ、決まりですね」
「待ちなさいよ!何で二人っきりなのよ。それにあんたは有希がいるでしょ!?」
「うるさいヤツだなぁ、そんなのどうでもいいんだよ。」
「なんですって。」
「ああっ、それと古泉。後始末は機関とやってくれよ。」
「わかりました。あなたのことだから何か考えがあるのでしょう」
「そういうことだ。」
よしっ、ここでさらに追い詰めるか。
「じゃあ、みくる帰ろうか。」
「えっ、」
朝比奈さんは顔を真っ赤にしながら声をだした。
「は、はい。行きましょう」
「じゃあな、ハルヒ」
そして部室をあとにした

 

PM4:30 駅前

 

「さて、朝比奈さん。さっきはすいませんでした。
 ちょっとハルヒをいじめてみたくなったんでね。」
「そ、そうですか、ほどほどにしてくださいね」
「分かっていますよ。そこで朝比奈さんに人肌脱いでもらいますよ」
「私も協力するんですか」
「ちょっと口合わせをしてくれればいいんですよ。」
「わかりましたぁ。」
よしよし、これですべてはそろった。

 

AM8:45 教室

 

「ねぇ、キョン。昨日みくるちゃんとどこへいったの?」
「なんだよ、そんなに気になるのか?俺と朝比奈さんが。」
「べ、別に気にならないわよ!団長として部下の事を気にしてあげているのよ。」
「プライベートなことなんだ。追求しないでくれハルヒ」
「プ、プライベートですって!」
「話は部室でしよう。ここでは俺も恥ずかしいからな」
「わ、わかったわ。」

 
 
 

キョンの逆襲

 

PM4:00 部室

 

「さぁ、キョン聞かせてもらおうじゃないの!」
「仕方がない。
 昨日俺と朝比奈さん、いや、みくるは買い物をしたあと俺の家に連れて行った」
 そうですよね、朝比奈さん」
「えっ、あっ、はい。」
「そして部屋にいる妹を追い出し二人っっきりになったところで始まる。」
「は、始まるって」
「黙って聞け。」
 俺は朝比奈さんをベットに押し倒し胸をわしづかみにした」
 そうですよね、朝比奈さん」
「は、はい、そのとおりです。と、とても気持ち良かったです。」
「そして俺たちは結ばれたんだ。
 こうゆうことなんだハルヒ理解できたかな。」
「そ、そんな。有希とみくるちゃんがキョンと結ばれた。
 わ、わたしは……」
だいぶきいてきたな。あと一押しだ。ここでフィニッシュを決めるか。
「でもな、俺が一番好きなのは、お前なんだよハルヒ」
「えっ。」
「だから、今日俺と帰ろう」
「な、何言ってんのよ馬鹿じゃないの!」
「そうだな、そして積極的でもある。」
ハルヒを部室で押し倒す。
「何するのよ。」
「見てもらおうじゃないか、俺たちのプレイを」
「ば、馬鹿じゃないの」
「ふふっ、いつまでその強がりが持つかな。」
「そんな使い捨てのチン子なんかいらないわよ。」
「そうか、実はまだ童貞なんだがなぁ、俺は」
「えっ、でも有希とみくるちゃんとやったんじゃ」
「俺はやったなんて一言もいってないぜ」
「そ、そうだったの。あ、あんっ」
指まんでハルヒのあそこを濡らした俺は玩具でハルヒを縛りつけとうとうハルヒを犯した。
俺の夢が今達成された。
そしてタイトル名も「キョンの逆襲」に変更される。