リレー「雨宿り」 (99-178)

Last-modified: 2008-10-01 (水) 01:50:04

概要

作品名作者発表日保管日
リレー「雨宿り」99-178~181氏、187~198氏、200氏、201氏、
204氏、206~212氏、214氏、215氏、217氏、
219氏、225氏、229~237氏、239氏
08/09/3008/10/01

リレー系作品

雨が酷いよハルキョン
 
 
 
こんな雨の日はやっぱり一本の傘で帰るのかい?ハルキョン

 

179
いや……これだけ雨がきついと一本の傘では雨を凌ぎきれないだろう。
 
だからここは少し大きめのレインコートを推奨するぜっ!

 

ハルにゃんがレインコートを着た上で
キョンの傘の中に入るわけですね、わかります。
 
そしてそのままキョンと腕を組もうとしたら濡れるからと断わられて
涙目なハルにゃん
 
見かねたキョンがレインコートを買って自分で着て
これなら濡れないと言って肘を出す。
 
とたんに笑顔になったハルにゃんがその腕に自分の腕を絡めて
ピッタリ寄り添いながら歩いていくハルキョン。
 
 
…これが限界……

 

 あまりに接近しすぎて、足を引っ掛けてしまい、派手に転ぶハルキョン二人。
 
 泥だらけのずぶ濡れで涙目のハルヒを自宅に連れ帰るキョン。
 
 仕方なくキョンの家でお風呂を借りるハルヒ。
 
 ついでにセーラー服を洗濯している間、キョンのYシャツを借りて羽織るハルヒ。
 
 二人きりの部屋で、蔓延る妄想を持て余すキョン。
 
すまん、ここまでが限界だった。

 

187
さりげなく学校の話題を出して気を落ち着けようとするキョン。
同じくドキドキしていたハルにゃんも話題に乗って気を落ち着ける。

ようやく緊張が解けて場が和んだ頃に突然カミナリが落ちる。

驚いたハルにゃんはキョンに勢いよく抱きついてしまい、
そのままキョンを押し倒したような状態になってしまう。

実はカミナリが怖いハルにゃん
それを察したキョンがハルにゃんを優しく抱きしめて頭を撫でてあげる。

しだいに落ち着いていつの間にか眠ってしまうハルにゃん。
かわいい寝顔を見ながらそのまま寝てしまうキョン。

…なんとか押さえてここまで……

 

よし!場の空気を変える為、
 
妹ちゃんをその部屋に入れてみよう。
 
 
 
 
「キョン君!ハサミ貸して~」

 

むしろバリバリ雷鳴ってる大雨の時に興奮して
合羽着て飛び出してくハルヒを想像する

 

当然キョンもハルヒを追っていくが、あまりの雷の激しさに二人は帰ることも出来ずに雨宿りすることに…

 

その場所はラ○ホであった
しつこい程キョンに変な考え起こすなと釘を刺すハルにゃん

 

全く手を出す気配のないキョンにかえって切れるハルにゃん

 

その場合だと雨合羽よりは傘なんじゃないか?
まあ合羽でもいいけどとにかく雨具が役に立たないぐらいの土砂降りは既定でw
ハルにゃんの濡れた白いブラウスに内側から肌が張りついて透けて見えそうなので
ドキドキが止まらなくなって目を背けてしまうキョンに対して
「キョン、あんたちょっと変よ」とか平然と語りかけるハルにゃんなのね。
 
・・・駄目だ俺
 
>>187
しばらくして急に冷え込んできたので
お互いの体温を求めて密着度をうpさせるハルキョンなのね。

 

194
枕元に置いてあるゴムを手に取り風船にするハルヒ、
理性を総動員するキョン

 

>>179
キョンとハルヒが一緒に入るんですね 
わ か  り        ま    
 
 
 
バタッ。

 

諸君!皆の考えは同じであろう!
 
しかし!ここはあえてソフトなネタで終始ニヤニヤしていた方が良いと思わないか?
いきなりドキドキ展開が来たら俺、仕事に手がつかないオ

 

まずは仕事に集中しようぜ!
ドキドキな展開は、帰ってからのお楽しみだ!!!

 

じゃ雨だからといって不思議探索をやめるわけに行かないので
相合い傘で二手に別れるSOS団

 

シャワーを浴びたハルヒがキョンの前で体に巻いたタオルを落としてしまい
びっくりしたハルヒはキョンに掴み掛かるがバランスを崩して
風呂上がりのガウン姿のキョンが下着すらまだ着てないハルヒをベッドに押し倒す形になってしまう

 

ハルヒ「ねぇ…キョン…そんなとこにいたら風邪引くよ?
お布団の中、暖かいよ…?ね?」

 

当然お姫様抱っこだよな?

 

「でっでも、絶対変な事しちゃダメなんだからね!」

 

長「変なこととは何だ?」

 

で?

 

キョン「そんな事よりメシだメシ、ハルヒ、お前何にする?」

 

何よコレ!?冷凍食品ばっかりじゃない
でも仕方ないわねじゃあ焼きソバでいいわ
あたしの服、さっき乾燥機にいれたけど
二時間以内に乾くかしら?

 

211
冷凍のぼそぼそした焼きそばを食べ終えた二人
 
「プッ…クックッ…」
「どうしたんだよ?ハルヒ」
「歯に青のり付いてるわよ、右側」
「ん?……取れたか?」
「違う、逆。ここ」
「取れた?」
「取れてない。仕方が無いわね…ほい♪」
ペロッ
「俺の歯に付いてた青のりだぞ」
「もう食べちゃった♪」

 

あーまずかった、帰ったらあんたにたっぷり手料理作って貰うんだからね、
不味いの出したら怒れる大魔神呼び出して天誅下すわよ!

 

食事のあとには雨も弱くなってきたので相合い雨合羽で帰る二人

 

211
「キョン、お腹いっぱい?」
「まぁな」
「寒くない?」
「さすがにあれだけの雨に打たれたからな。ちょっと冷えた」
「あたしも」
言葉が途切れる…
「寒いな」
「うん、寒いね」
心臓が爆発しそうなほどの音を立てている。
彼はありったけの勇気を振り絞って彼女をそっと抱き寄せた。
「こ、こうすりゃ少しは暖かいだろ?SOS団の平団員としては
団長様に風邪を引かせる訳にはいかんしな!」
「うん、暖かい…ありがと、キョン」
「おぅ」
しばらく緊張して微動だに出来ない時間が続いた。
「あたし、お腹いっぱいになってちょっと眠くなってきちゃったわ…」

 

しかし目を瞑りキョンにもたれ掛かるハルヒではあったが
キョンは自分の腕に抱かれているハルヒが小刻みに震えているのを見逃さなかった…
 
「ハルヒ…」

 

211
「どこにもいかないでね…キョン」
「そりゃハルヒ一人を置いてく訳にはいかんだろ」
さすがに俺もハルヒ一人を雷雨の中に放っぽり出したりはせんぞ、ハルヒ。
「皆も同じかな?」
ん?
「どういう意味だ?」
「ううん…何でもない。ちょっと考え過ぎちゃっただけ」
「そうか…」
「うん。もし約束破ったら鉄パイプ一万本飲ませるからね、覚悟しときなさい」
「そりゃ勘弁願いたいな」


「ねぇ、キョン…」
「なんだ?」
「ありがとね!!」

 

225
奇妙な静寂がホテルの一室を支配していた。
やや大きめの音量で有線放送の甘ったるいメロディーが流れ
耳を澄ませば雨音と共に雷鳴が聞こえる
急な豪雨と転んで服を汚してしまったハルヒのため北口近くのラブホテルに入ってしまった二人は
次第に言葉を失い、大きいベッドに佇んでいる、二人の耳には音楽も雷鳴も聞こえずにいたが
不意にキョンの携帯が鳴った。
「もしもし、古泉です。凄い天気ですね、僕たち三人は今図書館で雨宿りしています。長門さんの話では昼過ぎまで止まないそうですから。あと二時間ほどこちらで待機してますね」
 
「わかった、俺とハルヒも今、雨宿り中だ。へっ、何処かって?何処でも良いだろ。二時間後にあの喫茶店で会おう」
 
「キョン、今の電話…」
「古泉達は図書館で雨宿りしてるってさ、あと二時間ぐらい雨は止まないそうだ。雨が止んだら喫茶店に集合しよう」
 
「そう…あと二時間は、あんたとここで二人っきりなのね…」
 
「ああ、」
 
そしてまた静寂が訪れた。(誰か続き頼む)

 

ほどなくしてまた古泉から電話が入る。
「近くのガードに水が溜まって集合場所に戻れなくなってしまって…
すみませんがきょうはこのまま解散にしないかと涼宮さんにお伝えいただけませんか?
それと、あなたたちは大丈夫なんですか?」
「あ…まぁ雨宿りしているからな。きっ、喫茶店にいるよ。ハルヒに替わる」
必死に取り繕うもののあいつらに俺たちの行動が見えていないとは思っていない。
「もしもし?古泉くん??大丈夫なの?団長として見過ごすことはできないけどさすがにこの天気では…ね。
何かあったら必ず連絡してきてね!きょうはこのまま解散にしましょ。」
 
ブチッ
 
「はぁ…はぁ。」
「古泉何て?」
「タクシー拾って帰るって言ってたわ。大丈夫でしょ。」
 
いつも一緒に過ごしている中とはいえ、今のこの距離は尋常でない。
加えて、下から見上げるようなハルヒの目線、見えてしまう谷間が俺の自制心を解きにかかっていた。
 
 
ごめんごめんこんなのしか…

 

230(225)
その後、気分を変えようとテレビをつけてみたら
怪しげな声とともに「禁則事項です」な映像が映し出される。
しばし硬直する二人
「あのねキョン、訊いていい?…」
 
「何をだ?」
 
「あんたも男だから、あんなことしたいと、いつも思ってる?」
 
「…まぁ男だからな」
 
「じゃ、じゃあさ、誰かあんなことしてみたい女の子っているの?」
 
部屋にはテレビから流れてくる「禁則事項です」な声が響いていた。

 

おい、どうした?
「SOS団の団長として団員のそういう事情も把握しとかなきゃいけないの!」
そういう事情たってな…「キョンって今、好きな人とかっているの?」
恋愛は精神病の一種なんじゃなかったのか?
「ハルヒはどうなんだ?人に聞くにはまず自分からが基本だろ?」

 

特例プログラム第12号申請
このSSに越権許可を。

 

だんだん、このスレの表現許容範囲ギリギリを試してるような状況になっとるw

 

これはそろそろ誰かがオチを付けないとイカン状況だぞw

 

キョンは大人になった!
ハルヒは大人になった!
 
こうですか、教会に雷落としたいです!

 

「それは……」
 どうしたんだハルヒ、いつもの勢いはどこいっちまったんだ?
 斜め下に視線を下ろすハルヒを見ていたら、俺のナカにある本能が目覚めてしまうではないか!
「…………いないわけでは……」
 何かを言おうとしたハルヒの腕を引き寄せ、抱きしめる。
「!!」
 男なら先手を打たねばならん。
「奇遇だな。俺もいないわけではないんだよ」
 
↓オチ頼む。

 

どのくらいの時間がたっただろうか?
眠りから覚めた俺がまどろんでいると内線電話が鳴る。
 
「延長しますか?」
 
「いえ、もう出ます」
 
俺はベッドで眠るハルヒを起こす。
 
「おい、二時間たったぞ、雨も止んだから出るぞ」
 
「うん…わかったわ」
 
自動精算機に割り勘で料金を支払い外に出ようとするが、ハルヒはなかなか進まない
 
「どうした?」
 
「だって、こんな所から出てくるのを誰かに見られたら…」
 
「漫画じゃあるまいし、そんな偶然は無いと思うぞ」
 
「そうね、わかった!」
勇気を出して路地に出ると人気は無く、あちこちに水溜まりが出来ていたが
先程までとは打って変わり雲一つ無い青空が見えて、その空には虹がかかっていた。
二時間の「御休憩」の間に俺とハルヒの生きるこの世界が変わってしまったようだ
 
先程からぎこちない歩きで水溜まりを避けるハルヒに声をかけてみた。
 
「おい、なんでさっきから歩くのがぎこちないんだ?」
 
ハルヒは顔を真っ赤にして応えた。
 
「バカキョン!二時間じゃ下着までちゃんと乾かなかったからよ、責任取りなさい」
 
「やれやれ、わかったよ」
 
雨宿りに関してはただそれだけの話

 
 

240
>>230
勝手に続き。
 
 
「いるのって聞かれても…」
「…どうなの?もしかしてみくるちゃん?
まさか有希?それとも…」
「…」
と、残りの選択肢をあいつは言うのをためらった。
今俺たちがいる室内には、外の雨音と、
テレビから聞こえるビデオの音だけが響いていた。
「…くしゅん!」
「おいハルヒ、大丈夫か!?」
そういえば俺たち、部屋に入ったいいものの、
シャワーどころか濡れた服も着替えてなかった。
「…へ、平気よ。」
「どこが平気なんだ。お前、震えてるぞ。」
体中びしょびしょのハルヒは服が透けて…
いやいや、寒そうに震えていた。
このままでは、どれだけ元気なこいつでも風邪をひいてしまうだろう。
「ハルヒ、シャワー浴びてきたらどうだ?
このままだと風邪ひいちまうぞ。」
「アタシも浴びたいとは思ってるわよ。でも、着替えないでしょ。」
「それは、なぁ。」
確かに、俺たちは着替えなんて持ってない。
シャワー浴びてそのまま裸でいるわけにもいかないし…
ん!あれは…
「なぁ、これってガウンだよな。」
「あ、そうね。」
「シャワー浴びたあと、服が乾くまでこれを着れば大丈夫だろ。」
「…うん。」
まったく、やけにしおらしいな、こいつは。
まぁ、状況が状況だから仕方ないが。
「というわけだ、早くシャワー浴びて来い。」
「わかったわ。早く済ませるから、キョンもすぐ温まってね。」
「あぁ。よろしくたのむ。」
俺の返事を聞くと、ハルヒはガウンを手に風呂へいった。
「…ふぅ。」
しかし、よくよく考えればこの状況、かなりやばいのでは?
ラブホの部屋で女の子、しかもとびきり美人と二人っきり。
しかも、着替えはなく着れるのはガウンのみ。
テレビからはエッチなビデオが流れてる。
これがドラマとかだったら…エッチするって言う展開になるんだろうけどな。
まぁ、今の俺たちの目的は、服を乾かす事だし、
さっさとシャワーで温まって、服を乾かして帰りたいな。
…じゃないと、俺自身どうなるかわかんねぇ。
「あ、そうだ。今のうちにあいつの服を干してやんないと。」
早い目に干しておくにこしたことはない。
ハルヒから服をもらうため、おれは脱衣所のドアを叩いた。
「お~い、ハルヒ!服貸してくれ。」
「…アンタ、アタシの服で何するつもり?」
「ちょっとまて、一体どんな想像してるんだ!
俺はただ、服を干したいから貸してくれといったんだ。」
「だったら早くそう言いなさい!…あっ…」
「ん?どうした。」
「いや、あの、ね…」
一体なんだ?服を渡せないのか?
「…ほら、あんたも寒いでしょ。」
「あぁ。だから早く交代して欲しいし。だから服もさっさと貸して欲しい。」
「うん、だから、その…」
「どうした、もったいぶって。」
「…い、一緒に、入らない?」
「そうか、それなら…てぇぇえぇ!?」
ちょっとまった、今ハルヒはなんて言った?「一緒に」????
「いや、だからね、一緒に入った方が、二人ともすぐに温まるでしょ。」
「ま、まて、落ち着け。そ、そのなぁ、二人で入るって言うのは、少々問題が…」
「お、落ち着いてるわよ!それとも何?アタシと一緒じゃ、ふ、不満なの!」
「いや、不満てわけじゃないが、だがなぁ…」
「じゃぁいいでしょ!つべこべ言わない、団長命令よ!」
「だからってその…」
と、俺が言い返そうとしたとき、いきなり脱衣所のドアが開いた。
そこにいたのは真っ裸のハルヒ…
 
…っと、そこまで読んで、俺は顔を上げた。
「なぁ、長門…本当にお前が書いたのか、これ。」
「…(コクリ)」
俺が読んでいたのは、文芸部の部誌用に書かれた原稿の、長門の分だ。
恋愛小説がお題だったのだが、どうもこれは…
「…(官能小説じゃねぇか)」
「…どう?」
「いや、どうって聞かれてもなぁ。そもそものお題が恋愛小説だし、
これだとちょっとジャンルが違うんじゃ…」
「…(ショボン)」
「そうしょげるなって。間違いは誰でもある。
…ところで、まさかこいつをハルヒには読ませてないよな?」
「…(シラー)」
「読ませたのか…で、一応どうだったんだ?」
「…却下された。」
「だろうな。ま、まだ締め切りまでは時間があるし、頑張れ長門!」
「…ありがとう。」
ふぅ、しかし、まさか長門がこんなものを書いてくるとは。
こりゃあ、嵐でも来るかな。
 
 
 
どこかのTVの天気予報で…
『続いて、今週の週刊予報です。
今週末はとてもいい天気で、かなり気温も上がる模様。
ゲリラ豪雨には十分御気おつけください。』