21-312 無題

Last-modified: 2007-02-07 (水) 23:31:56

概要

作品名作者発表日保管日(初)
無題(朝比奈みくる サイコロトーク)21-312氏06/10/0206/10/04

作品

ある日、いつもの勢いでSOS団部室に飛び込んできたハルヒは、
巨大なサイコロを持っていた。

 

ハ「今日はサイコロトークやるわよっ!!」

 

…あのー、ハルヒさん、それって午後の昼下がりにライオンが登場するトーク番組のあれですか?いったいどこから持ってきたんだ?

 

ハ「いーじゃないそんな事は。さ、みくるちゃん、ころがしなさい!」

 

み「えぇえー!、わ、わたしですかぁー?」

 

ハ「順番ならさっき(脳内で)公平にくじ引きして決めたわ。さ、いきなさい!」

 

み「ふぁ~い、いきまーす。」

 

長「…何が出るかな。…何が出るかな。」

 

ごろごろごろごろ…こてん。

 

ハ「恥ずかしい話、略してぇ~!」

 

長「…ハズバナ。」

 

古「では朝比奈さん、あなたの恥ずかしい話をお聞かせください。」

 

おまえが言うとなんか嫌らしく聞こえるぞ。

 

み「ふあぁ、えーとー」

 

ハ「みくるちゃーん、サイコロトークには視聴率がかかってるのよ?つまらない話はあたしが許さないわよ?!」

 

何の視聴率だ。

 

み「わかりましたぁ。」

 

み「わたしが小学校三年生くらいの頃なんですが、
  お風呂上りに自分のアソコを手で開いて、

 

  『わっはっはー、って笑ってる口みたいだー』と、
  両親に見せびらかしてました。
  両親の笑顔が明らかにいつもと違ってたんで
  『もしかしてこれってなんかいけないこと?』と
  気が付いてやめましたぁ。
  今になってみると、ちょっと恥ずかしいです><。」

 

真っ赤になった顔を両手で隠しながらいやいやのポーズを
する朝比奈さん。

 

部室内が凍った。

 
 

ハ「…あー、あたしそういえば用事があったんだったわ」
長「私も図書館に行く予定がある」
古「では私も出ることとしましょうか。そこまでお送りしますよ」

 

俺もそろそろ出るかな。たまには早く帰るのもいいだろ。

 

古泉と長門と別れた後、俺ははじめてハルヒを家まで送ったのだった。

 

終わる。