概要
作品名 | 作者 | 発表日 | 保管日(初) |
無題(朝比奈みくる サイコロトーク) | 21-312氏 | 06/10/02 | 06/10/04 |
作品
ある日、いつもの勢いでSOS団部室に飛び込んできたハルヒは、
巨大なサイコロを持っていた。
ハ「今日はサイコロトークやるわよっ!!」
…あのー、ハルヒさん、それって午後の昼下がりにライオンが登場するトーク番組のあれですか?いったいどこから持ってきたんだ?
ハ「いーじゃないそんな事は。さ、みくるちゃん、ころがしなさい!」
み「えぇえー!、わ、わたしですかぁー?」
ハ「順番ならさっき(脳内で)公平にくじ引きして決めたわ。さ、いきなさい!」
み「ふぁ~い、いきまーす。」
長「…何が出るかな。…何が出るかな。」
ごろごろごろごろ…こてん。
ハ「恥ずかしい話、略してぇ~!」
長「…ハズバナ。」
古「では朝比奈さん、あなたの恥ずかしい話をお聞かせください。」
おまえが言うとなんか嫌らしく聞こえるぞ。
み「ふあぁ、えーとー」
ハ「みくるちゃーん、サイコロトークには視聴率がかかってるのよ?つまらない話はあたしが許さないわよ?!」
何の視聴率だ。
み「わかりましたぁ。」
み「わたしが小学校三年生くらいの頃なんですが、
お風呂上りに自分のアソコを手で開いて、
『わっはっはー、って笑ってる口みたいだー』と、
両親に見せびらかしてました。
両親の笑顔が明らかにいつもと違ってたんで
『もしかしてこれってなんかいけないこと?』と
気が付いてやめましたぁ。
今になってみると、ちょっと恥ずかしいです><。」
真っ赤になった顔を両手で隠しながらいやいやのポーズを
する朝比奈さん。
部室内が凍った。
ハ「…あー、あたしそういえば用事があったんだったわ」
長「私も図書館に行く予定がある」
古「では私も出ることとしましょうか。そこまでお送りしますよ」
俺もそろそろ出るかな。たまには早く帰るのもいいだろ。
古泉と長門と別れた後、俺ははじめてハルヒを家まで送ったのだった。
終わる。