概要
作品名 | 作者 | 発表日 | 保管日(初) |
無題(病死した犬) | 21-749氏 | 06/10/05 | 06/10/07 |
作品
ハルヒが中学時代の話。
現国の授業で作文を書くことになった。その作文は数日後行なわれる参観日で
父兄の前で生徒自身が読み上げることになっていた。
ハルヒの隣の席には、当時まだ、うぶで性知識に乏しいクラスメートが座っていた。
谷口「あー何書こうかなぁ…。
そうだ、悲しいけどこないだ死んだ犬のコロの話を書こう。
コロが死んだ病気の名前は何だったかなぁ…。
確か、フィ、とかフィラ、とかいう名前だったんだが」
ハルヒ「(本当はフィラリアと知りつつも)フィラじゃないわよ、フェラ!
正式病名はフェラチオよ!」
谷口「あーそうだった、そうだった。たしかそんな名前の病気だった。
サンキュー、涼宮。助かったわ」
参観日の当日、谷口は大勢の父兄の前で、声高らかに作文を読み始めた。
谷口「ウチで飼ってた犬のコロは、このあいだフェラチオで死にました。
フェラチオに負けまいと頑張って耐えているコロの顔を見てると、
僕も泣けて来ました」
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ハルヒ「ってなことがあったのよ。あのアホ、まさか本当に読むとは
思わなかったわよw」
長門「そう。」
キョン(なあ、ハルヒ。おまえは十分中学性生活を満喫してたんじゃないのか?)