24-695 お題・リレー

Last-modified: 2007-03-18 (日) 15:15:43

概要

作品名作者発表日保管日(初)
お題・リレー系作品
「SOS団全員でキョンの部屋で勉強会」
24-695氏、696氏、697氏、704氏、705氏、706氏、708氏06/10/2906/11/12

お題

695
SOS団全員でキョンの部屋で勉強会→みくる、お茶を汲みに台所へ→キョンも手伝いに行く→みくる、うっかり火傷→キョン、みくるの手を掴み、水道へ
→その時の会話を聞いていた三人、特にハルヒ、様子が変わる→古泉、例のバイトの用事で一抜け→古泉、戻ってきたキョンに後は任せると言い残し、去る→ハルヒが震えだし、気まずくなってみくる、長門も帰る
→部屋にはキョンとハルヒの二人のみ→ハルヒ、泣きながらキョンに怒鳴る→キョン、必死にハルヒを宥める→わっふるわf(ry

 

的な展開を受信した

作品・スレの流れ

SSにするんだ

 

リレー形式でSSにするか?

 

現在、我が北高では試験一週間前だ。この期間はどの部活も開店休業状態になるものだが、当然とでもいうか、SOS団には無縁のことである。
部室に着いた俺はいつもの席で朝比奈さんのお茶を飲み、いつものように古泉とゲーム対決をしているわけだが、しかしこいつらは勉強しないでも良いのかね?
「僕は普段の授業を真面目に聞いていますし、まあ予習や復習もそれなりにこなしていますので」
と古泉はいつものニヤケ顔で言う。まったく忌々しいね。もう手加減はしてやらんぞ。
しかし長門や朝比奈さんもそれなりに成績は良いようだ。ハルヒについては語る必要も無いだろう。
俺はというと実は結構ヤバかったりする。今まで低空飛行で飛んでいた俺の成績に、ついにお袋の堪忍袋の緒が切れたのだ。
今回の試験の結果如何においては、塾に放り込むと息巻いていた。こんな怪しげな部活に精を出している場合ではないのだ。
「てことは何?SOS団に参加せず、アンタは塾に行くっていうの?」
ハルヒが鋭い目線で俺を睨む。やめてくれよ。まだそうと決まったわけじゃないんだ。
「アンタ何のんびり言ってんの!自分のことでしょうが」
それはそうなんだが、なんでハルヒがそんなにハッスルするんだ。お前には関係ないだろう。
「大アリよ。あたしはSOS団の団長よ。団員の不始末はあたしの責任になっちゃうんだからね」
それはまた初耳だな。お前が俺たちの代わりに責任を取ってくれたことなんてあったかね。
「とにかく!怪しげな部活で成績を落としたなんて思われちゃ、栄光あるSOS団の歴史に傷がつくわ」
分かったよ。せいぜい寝る前にでも軽くテスト勉強でもするさ。睡魔との戦績は今のところ圧倒的に負けているがな。
「そんなんだからアンタは駄目なのよ。やるんなら徹底的にやらないとね」
そう言いながらハルヒの目に100ワットの輝きが点る。これは何か企んでいる顔だね。そもそもナニかを企んでいないことなぞ皆無なのだが。
案の定ハルヒはとんでもないことをおっしゃった。
「今日から一週間、キョンの家でテスト勉強をするわ!」

 

続き頼む。

 

705
と、いう訳で。SOS団の面々は今我が家に来ている。
「ねぇねぇ、キョンくん落ちこぼれなの?」
「いえいえ、そんな事は無いんですよ。若干問題がある、というくらいの事です」
「そういうの落ちこぼれって言うんじゃないのぉ?」
妹にいらん説明をせんでいい!古泉。
「さて、それじゃー本腰入れて試験勉強始めるわよ!前回から150%アップが目標ねっ!!」
目標点数に達しなければ罰ゲームだそうだ…。ハルヒよ「飴とムチ」って知ってるか?俺はたまには飴も欲しいぞ
「あんたバカじゃないの!甘えは禁物、これは戦争なんだからねっ!」
…はいはい、結果として俺のためと思えばありがたい事だし。
塾なんぞでは朝比奈さんの煎れるお茶を飲めないしな。

 

そして二時間後

 

一つの数学問題で数十分立ち往生していた俺は、かなりイラツイていた
「ねぇ、キョン。なんでこんな問題も分らないの?!さっきも説明したでしょうがっ!」
「何度聞いてもわからんもんはワカランのだ!」
「開き直ってんじゃないわよっ!馬鹿は馬鹿なりにキチンと言う事聞いてればいいのよ」
…カチン!頭に血が上ってきているのが分かる
おまえの出来がいいのは認める。認めるが、その言い方は無いだろう
おまえにはきっと俺の分からないところなんて理解できないんだろうよ
「あのぉ~キョンくん?私もその問題分からなかったんですよぉ~」
朝比奈さんが緊迫した空気の合間を縫って入ってきた
どうやら、1年前俺と同じ様な理屈でつまづいたらしく、説明してくれる内容が五臓六腑に染み入ってくる。
俺の隣でウンウン言いながら問題を解いている朝比奈さんからは、シャンプーの匂いだろうか?えも言われぬ良い香りが…
「ね♪この公式を当てはめればカンタンでしょ」と、俺に向けてウィンク。

 

今、俺の部屋に天使が舞い降りた……。
「ほんとっ分かり易かったです、疑問がまるっと解けましたよ」

 

ガタンッ

 

ふと横を見るとハルヒが帰り支度をして立ち上がっていた
「今日の活動は終了!あんたは復習キチンとやっておくのよっ!」
と、捨て台詞を残しハルヒは俺の部屋を後にした。

 

「さっきの態度はあんまりでしたね、凉宮さんはあなたのためを思ってやっているのですから」
言われなくとも分かってる、だが感情は別だ、そうだろ?俺だって我慢はしてたんだ、まぁ多少は悪い思う節も無いではないが…
「こうなっては今日のところはお開きでしょうか、凉宮さんのフォローをお願いしたいところですが、その様子じゃ無理でしょうね」

 

SOS団の皆を見送った後、ハルヒの携帯に謝りのメッセージを入れようとも考えたが
明日直接言った方がいいかもしれんな。
やりきれない気分のまま、俺はいつもより早めに床についた。

 

続き頼む。

 

今日は土曜日。母親と妹はどこかに出かけたらしい。朝起きたら朝食のみがあった。
一通りの事を済ませた後、休む間もなく玄関からチャイムが聞こえてきた。誰だ、こんな朝早くに。
仕方なく扉を開けると、そこは雪国―となるわけもなく、とある人物に出くわした。
「遅い。罰金」
それは朝の挨拶じゃねえ!というか、こんな朝早くになんの用だ。
「はあ?あんた忘れたの?団長である私がわざわざ雑用のあんたに勉強を教えてあげるって言ったでしょう」
それは覚えてるが、なんでやたらと早くに来るんだ。
「あんたのお母さんに頼まれたの。『私達は一日出かけるからあの子の事よろしくね』ってね」
な、なんですとー?
と、そこで俺はハルヒの格好に気付く。伊達メガネをかけていて、髪は後ろでまとめられていた。不覚にも一瞬思考が停止しかける。
「あ、えーと、そういやハルヒ、今日はお前一人だけか? 」
「みんな用事があって来られないんだって。まあ、あんまりいっぱいいても勉強の効率が上がるわけでもないから別に問題ないわ」

 

誰か次を頼む。

 
 

しまった、>>695の展開を完全に無視してしまったorz

 

古泉「もう>>705で展開が変わってる気がしますが・・・」
ハルヒ「いいわ、望むところよ。このままアドリブで話を進めるのよ!」
キョン「やれやれ」

 

 

デレデレルート
シュークリームルート