概要
作品名 | 作者 | 発表日 | 保管日 |
無題(コイツと結婚してよかった) | 33-374氏 | 06/12/18 | 07/01/14 |
作品
今日は前からハルヒが行きたがってた
ちょっと遠くの某巨大ショッピングセンターに行く予定だった。
嬉しそうに前もって道や駐車場まで調べてた。まあ、俺も楽しみだっがな。
が、出かけようとしたら車が動かない。ウンともスンとも言わない。
仕方なくJAFを呼んだがどうにもならない。
15km先のディーラーまで牽引する事に。やれやれ。
一度車庫から車道に出さねばならず、自分と隊員で車を押すハメに。
でもそこにハルヒが来て、一緒にやってくれた。
実家まで原付で飛んで車を借りてきて、一緒についてきて、預けた後乗せてくれた。
申し訳なくて、ゴメンなって言ったら
「まぁたまにはこういう事もあるわよ」
「出先や高速のSAじゃなかったのが不幸中の幸いね。まだ運がいいわ。
二人とも怪我とかもしたわけじゃないし。車、無事直るといいわね」
って、汗だらけの埃まみれになったのに、明るく笑って言ってくれた。
なんか、コイツと結婚してよかったと心から思った。
責められたり暗くなられたりしたら、こっちも辛いもんな。
ラジオで高速が渋滞してるのを聞いて
「ほら、行かなくてよかったじゃない。」って。
今日は寿司でも取ろうと思う。