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16inch三連装砲 Mk.7

Last-modified: 2016-05-24 (火) 21:34:40
No.161
16inch三連装砲 Mk.716inch三連装砲 Mk.7大口径主砲
装備ステータス
火力+24雷装
爆装対空+3
対潜索敵
命中+4回避
射程装甲+1
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修不可
Iowa/の初期装備
2015年12月作戦ランキング報酬
2016年1月、2月作戦ランキング報酬
2016年冬イベントE-1、甲作戦突破報酬
Iowa級戦艦の主兵装として米国で開発された新型三連装主砲です。
前級に搭載された主砲の改良型で、長砲身化などの改良によって威力がより向上しています。
発展途上ではありましたが、レーダー連動の砲射撃指揮装置によるレーダー射撃も可能です。

ゲームにおいて Edit

  • 2015年12月作戦のランキング報酬として先行実装された大口径主砲。(自軍側としては)艦これ初の米国産装備である。
    • 2015年12月のランキング報酬(1~500位)
    • 2016年01月のランキング報酬(1~100位)
    • 2016年02月のランキング報酬(1~5位)
    • 2016年春以降実装の新艦娘の兵装として本実装予定であることが公式コミュニティより告知されている*1
      • 後に2016年5月3日からの2016年春イベント開設!基地航空隊Iowaが実装され、その初期装備となった。同艦はでも持参してくる。
        しかし同イベントは近年の春イベントでは群を抜いて困難であり、特に同艦をクリア報酬とする最終海域E-7は5月5日の臨時メンテナンス以前はクリア報告がほとんどないほどであった。
    • 2016年2月10日からの2016年冬イベント出撃!礼号作戦のE-1甲クリア報酬になった。
      そのため比較的多くの提督が入手できるようになった……はずなのだが、甲作戦ラストで強化される潜水棲姫はかなりの強敵であった。
  • 16inch≒40.64cm*241cm連装砲とほぼ同じ口径だがフィット艦等は要検証。そして深海棲艦側の戦艦クラスが使う主砲と同じ口径の主砲でもある。
  • 余談だが★5装備では初めて左上の紋章が旭日章風以外の装備。震電改は唯一のホロ背景止まりだが、こっちは唯一の旭日章風以外ということになる。
     
  • なお戦艦級の敵艦船の多くは「16inch三連装砲」を装備しているが、カットインなどで確認できるグラフィックはこの装備と違う。 46cm三連装砲の使い回しとか言ってはいけない

小ネタ Edit

  • 元ネタはアメリカ海軍の「16"/50 caliber Mark 7 gun」(50口径16インチ砲Mk.7)。アイオワ級戦艦の主砲で、同国最大の艦載砲。
    • Mk.7は砲身のバージョンを表している。
    • アイオワ級の構想段階では当初16inch砲のみならず18inch砲の搭載(スローバトルシップ案)も視野に入れられていたが、
      最終的に採用されたのはこちらの16inch三連装砲を3基9門搭載したファストバトルシップ案だった。*3
    • 建造中止になったモンタナ級戦艦が搭載予定だったのもこの砲であり、三連装砲塔4基を前後に2基ずつ計12門という計画だった。*4
  • ノースカロライナ級及びサウスダコタ級戦艦の主砲である45口径16インチ砲Mk.6の改良型で、砲身が45口径から50口径へと長砲身化されている。
    • 50口径砲の調達にあたっては、兵器局は当初コロラド級の後に建造予定だったサウスダコタ級*5用に試作していた50口径16inch砲Mk.2の流用を検討していたが、
      Mk.2砲の砲塔サイズが造修局(日本海軍の艦政本部に相当)が設計した船体に載せるには大きすぎたため、より軽量で大重量弾の発射に対応したMk.7を新造することになった。
    • 長砲身化したことで初速が上がり(701m/s→762m/s)、最大射程はMk.6の33.7kmから38.7km(いずれも仰角45°)へと伸びた。*6
    • 長門型の41cm連装砲が用いる九一式徹甲弾が1,020kg*7だったのに対して、
      Mk.6及びMk.7が用いる新型のMk.8徹甲弾(通称SHS:スーパーヘビーシェル・超重量徹甲弾)は1,225kgと、大和型の46cm三連装砲が用いる九一式徹甲弾の1,460kgに次ぐものだった。
    • 日本戦艦と違い対空専用弾は用意されず、対空射撃用には通常弾(榴弾)用の時限信管が用意されていた。もっともこの対空信管も実際には対空用には用いられず、
      もっぱら対地砲撃に使われることになったのは日本の三式弾と事情は同じ。大戦末期にはVT信管も用意されたが、こちらは対地用として用意された様子。実戦使用されたかどうかは不明。
    • この砲に用意された最も凶悪な砲弾はMk.23核砲弾である。威力は15-20Kt級。重量1,900ポンド(約862kg)は16インチ砲の榴弾の標準重量に合わせた重量。
      核弾頭自体も11インチ砲用のW19弾頭に外筒をかぶせて16インチにあわせた軽量のW23弾頭を用いている。
      • 1956年から62年にかけて50発が配備されたが、発射試験も行われることなく退役した。
  • 図鑑説明にあるように、Mk.38砲射撃指揮装置(GFCS)を用いたレーダー射撃が可能だった。
    • よく勘違いされやすいが、「Mk.38 GFCS」という装置があったわけではない。GFCS(Gun Fire-Control System)という名称から分かるように、これは複数の装置を組み合わせたシステムの総称である。
      Mk.38 GFCSの場合、Mk.38方位盤(Mk.48測距儀とMk.13火器管制レーダーからなる)、Mk.8レンジキーパー*8、Mk.41ステーブルバーティカル*9の3装置で主に構成されていた*10
    • 火器管制レーダーと測距儀*11から得られた敵艦の距離・角度情報と、船速・針路情報をレンジキーパーに手入力し、計算結果を各砲の砲員に無電池式電話機で伝えることで照準を合わせていた。
  • 砲塔重量は約1700tで、41cm連装砲(1200t)や381mm/50 三連装砲(1600t)より重いが46cm三連装砲(2800t)ほどではない。
  • ちなみに16インチ砲Mk.1〜Mk.5は何だったのかというと、Mk.1はコロラド級戦艦(竣工時)の主砲、Mk.2、3は上述の建造中止になった艦の砲(Mk.3はMk.2の改良版)、
    Mk.4は海軍休日時代の試作砲(搭載艦無し)、Mk.5はコロラド級戦艦(修復後)の主砲*12である。

  • 実在する戦艦主砲の中では大和型に次ぐ規模を持つ砲だったが、アイオワ級が就役した頃は海戦の主役が戦艦から空母に移り、太平洋戦争も折り返しを過ぎた後*13だったため水上艦への戦果は殆どなかった。
    • 主要な海戦(マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦)に間に合ったのはネームシップのアイオワと2番艦ニュージャージーのみで、この2隻も海戦では空母の護衛を行っていて水上戦闘を行う機会は無かった。
    • この砲が挙げた有名な戦果にはトラック島空襲におけるアイオワ、ニュージャージーによる舞風香取などの撃沈が挙げられる(他艦との共同戦果)。
    • むしろこの砲が最も活躍したのは対地攻撃である。硫黄島の戦いや沖縄戦では上陸支援を行い、室蘭、日立での艦砲射撃では製油所や製鉄所といった工業施設を破壊し市街地に壊滅的な被害を与えている。
      特に多くの艦砲射撃を受けた浜松市では、現在でも16inch砲の不発弾が発見されることが多々ある。
      • 太平洋戦争後に勃発した朝鮮戦争では、ミズーリが仁川上陸作戦の支援のために出動し艦砲射撃を実施している。
        再就役後のベトナム戦争や湾岸戦争でもアイオワ級は基本的に対地攻撃任務に従事していた。
  • アイオワ級は就役した4隻全てが記念艦として現存しており、今もその姿を見ることができる。
    • 日本では3番艦「ミズーリ」が有名か。ハワイ州パールハーバーで記念艦になっており、太平洋戦争における日本の降伏文章調印の場にもなった。なお「ミズーリ」は1992年まで活動しており、世界最後の戦艦としても有名である。
    • ただし、ネームシップの「アイオワ」は1989年4月19日プエルトリコ近海で実弾射撃演習中、2番主砲塔内部で爆発事故を起こしており、保存が危ぶまれていた。*14アイオワ「第二砲塔…何してるの?」
  • Maximum Battleshipsでは16inch級の六連装砲の計画もある。なにそれ・・・・・・へんだよ。

この装備についてのコメント Edit

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過去ログ

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 半年引退してて久しぶりにイベント参加しようと思ったら俺の榛名がもってたんだけどなんかあったの -- 2016-05-21 (土) 23:14:51 New
    • ごめん冬イベ参加してたらしくもらってたのかすっかりわすれてたわ -- 2016-05-21 (土) 23:15:38 New
  • ↑どうもです。まさかコレが俗説だったとは… -- 2016-05-23 (月) 05:36:54 New
  • 330000yardsおよそ30kmの距離から最初の斉射で交差ができた、という実戦記録←散布界が広ければ広い程、 夾叉自体は楽と言う罠があるんだけどナー。そんなに高精度だったら航行不能状態の練習巡洋艦相手に1万m近辺まで接近して何でさっさと沈められなかったのか。謎は深まる -- 2016-05-24 (火) 08:52:36 New!
    • 公算射撃の命中は艦これ並みの運ゲーだからどんな珍事も発生し得るよ。謎なんて何もない。 -- 2016-05-24 (火) 12:47:30 New!
    • かとりせんせいを讃えよ -- 2016-05-24 (火) 13:43:57 New!
    • 叩きのめすまえに、まずその本を読んだらどうだ。自分の脳内で散布界を勝手に決めるは困る。30kmに500メートルの散布界って何かご不満でもなるの -- 2016-05-24 (火) 20:50:37 New!
      • 誤字訂正、30kmの距離から、400〜500メートルの散布界って何かご不満でもあるの。大和及び武蔵のタウイタウイ島における射撃訓練でのデーターによると、35kmからの遠距離射撃で、同じ主砲散布界は800~1,000mにも達している。とくに自慢できる話でもない。 -- 2016-05-24 (火) 21:04:22 New!
      • ↑×2 ちょっと自分頭にきて荒々しいコメントを書き込んですみません。 (--; -- 2016-05-24 (火) 22:02:52 New!
      • なんで大和型の比較は更に遠い距離の物なのかな?そして敢えて悪い数字拾ってくる時点で悪意に満ち満ちてるね。昭和19年9月27日では距離35,000mで遠近300mという記録が残ってるが、こういうのは無視かな? -- 2016-05-24 (火) 22:31:26 New!
    • 戦闘の詳しい流れを見れば多分わかるだろう。まず、アイオワが香取に対する遠距離砲撃を行わなかった。日米両方の記録を参照すると、香取を発見してから30分以上たってようやくアイオワが攻撃を始めたそうだ。その原因は、おそらくスプルーアンスの命令だろう。ほぼ動けない香取をほっといて、逃げようとしていた野分を追いかけようと。20分後、32kmの距離から野分に対する砲撃を行うという点から考えれば、間違いなくアイオワとニュージャージー最初から全速力で野分に追いつくつもりだった。 -- 2016-05-24 (火) 21:50:05 New!
      • そして野分相手にも外しまくりました、というオチが付く。一部の信者が凄い凄いと言う割には比較的射撃機会に恵まれてるのにさっぱり当たらないね。 -- 2016-05-24 (火) 22:26:29 New!
      • ↑だからまず本とか資料とかを読んでみたらどうだ。野分に対して平気に交差射撃できたよ。しかし、長さ100メートル幅10メートルの駆逐艦相手、400メートルの散布界に僅か数回の砲撃で命中できなくでもおかしくないでだろう。ところで、戦艦にとってこれは十分な脅威となる。私ただ事実を述べるだけです。もちろんどうしでもアイオワ級をボロ戦艦に叩きのめしたいなら、どうぞご自由に。 -- 2016-05-25 (水) 00:04:16 New!
      • 交差射撃が必ず命中するとはかぎらない。しかし、交差射撃の数を重ねていければ、いつか命中できる、それだけです。少なくともこの点だけを理解してほしいな。だから、「外しまくりました」というのは、けっこう誇張めいた言い方をするわね。ま、先誰か言ったように、理屈やデータより感情を優先するお国柄だからな。「欠点があってほしい」=「欠点がある」 。 -- 2016-05-25 (水) 00:24:10 New!
    • なんで大和型の比較は更に遠い距離の物なのかな?そして敢えて悪い数字拾ってくる時点で悪意に満ち満ちてるね。昭和19年9月27日では距離35,000mで遠近300mという記録が残ってるが、こういうのは無視かな? -- 2016-05-24 (火) 22:30:31 New!
      • ↑別に悪意なんでもない。邪推を押し付けないでくだいさい。だた両者の間に別になんの差もないと言っているだけです。アイオワ級も37,5000yardsで散布界300メートルという記録がある。そもそも本来の論点はアイオワ級の命中率がわるいかどうかだけです。 -- 2016-05-24 (火) 23:51:36 New!
  • なんで、「試製51と同じでフィットもペナもない」なんて誤った解釈がたくさん見られるんだ? 少なくとも検証共同の検証も追検証も、アイオワに過積載ペナが有るって読み取り方しか出来ないと思うけど? さてはソースも見ずに適当言ってる低能ばかりだな! -- 2016-05-24 (火) 09:33:51 New!
    • ふぁ!?これアイオワにノーペナノーフィットじゃなくてペナ有りなん?まじかよ本格的に支援用なのか。 -- 2016-05-24 (火) 13:47:45 New!
      • だから、俺の書き込みを無条件に信じる前に、元データを見ろと 検証wikiのフォーラムの検証板のフィット砲フォーラムにあるからデータ見てこい -- 木主? 2016-05-24 (火) 16:25:20 New!
      • そうなのかぁ、って米に対して"無条件に信じるな、見てこい"って。最近こういうの増えたけどイベ中だからってピリピリし過ぎだろ。嫁艦でもつついておいで。 -- 2016-05-24 (火) 16:36:04 New!
      • でも、元情報にちゃんと当たらない人が大多数だからデマってのは広まるもんだし、今更元データ見ろなんて諭しても無駄だよな -- 2016-05-24 (火) 16:43:26 New!
      • まぁ確かにソースまで載っけてくれてるのに見に行かなかった自分もアレだった、反省する。これ何がイヤってフィット補正間違ってましたテヘペロって感じでサイレント修正されないかって事よなぁ。 -- 2016-05-24 (火) 17:19:59 New!
  • 46cm砲といいこれといい一本だけでもいいから多少なりともフィット補正は欲しいものだ。自前の砲がフィットしないとかどうなのよ日向。 -- 2016-05-24 (火) 12:24:10 New!
  • フィット()とかいうマスクデータでやりたい放題されてるなーという印象 -- 2016-05-24 (火) 14:14:29 New!
    • ガバガバって所のレベルじゃないですしおすし -- 2016-05-25 (水) 00:43:01 New!
  • "砲塔重量は約1700tで、41cm連装砲(1200t)や381mm/50 三連装砲(1600t)より重いが46cm三連装砲(2800t)ほどではない。" って書き込みと一致して、アイオワにこの砲は試製41と同じか少し重い過積載ペナルティがあり、46三連と同じか軽い過積載ペナルティが有るみたいなんだよな アイオワ自身にアイオワ砲が重めの過積載ペナルティがあるってのも、なんだか納得できないがね -- 2016-05-24 (火) 16:31:04 New!
    • いや、一番おかしいのは、同じ16inchMK7なんだけど、金剛型にノーペナルティってなんで。理解しづらいな。 -- 2016-05-24 (火) 22:30:46 New!
    • いや、一番おかしいのは、同じ16inchMK7なんだけど、金剛型にノーペナルティってなんで。理解しづらいな。 -- 2016-05-24 (火) 22:30:48 New!
  • 検証のソースを貼っとくよ:https://docs.google.com/spreadsheets/d/14q3M_N9HXVC0g2Jp9gA42qkEChq0EeHKeWHn7Hrt1L8/edit#gid=961378818 -- 2016-05-24 (火) 19:00:06 New!
    • こっちはアイオワ以外のフィット検証:http://ch.nicovideo.jp/pixy_for_ever/blomaga/ar994724 -- 2016-05-24 (火) 19:03:14 New!
    • 千回ならある程度信頼できるデータだなぁ -- 2016-05-24 (火) 19:17:17 New!
    • 赤疲労時にペナルティは普通にかかるが装備の命中の効果は半減するみたいな話があったと思うが、無疲労だと素手よりちゃんと命中が上がるってことはないかな。主砲の性能が高すぎる故にそういう調整がなされているとか -- 2016-05-24 (火) 19:41:24 New!
  • 砲射撃指揮装置とレーダー射撃に関する記述を追加しました。 -- 2016-05-24 (火) 21:36:03 New!
  • なんか、演習相手のアイオワの攻撃全然当たらんな思ってたけど気のせいじゃないっぽい? -- 2016-05-24 (火) 22:29:17 New!
    • ペナがあるとしても体感で分かるレベルの大きな差はないはず -- 2016-05-24 (火) 23:12:19 New!
    • 単純に演習相手のアイオワのレベルが全体的に低いからというのもあるかも -- 2016-05-25 (水) 02:03:56 New!
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 公式コミュニティ「運営鎮守府からのお知らせ」No.808より
*2 当時まだ国際インチが定義されておらず、アメリカインチの為16inch=40.64cmではなくわずかにずれている
*3 47口径18inch砲Mk.Aも試作はされていた。日本海軍はパナマ運河を通行可能な限界一杯のサイズについて試算しており、18インチ砲を搭載した場合は21〜23ノット程度の低速戦艦にせざるを得ないと結論し、大和型が最大速力27ノットで十分とされた理由の一つにもなった。もっとも、これはパナマ運河の制約があっても18インチ砲戦艦建造は計算上可能ということでもあり、さらに米海軍はパナマ運河の拡張や新運河の建造を視野に入れて新型戦艦を造ろうという、日本海軍の想像を超える展開を行こうとしていたのである。
*4 「パナマ運河の通航を断念した戦艦」とされることの多いモンタナ級であるが、厳密には「パナマ運河の新閘門建設ないしニカラグア新運河の建設を視野に入れて造られる予定だった戦艦」であり、無制限に船体を拡張したわけではない。だが運河の拡張は中止され、その実現は21世紀にまでずれこむことになった。
*5 実際に就役したサウスダコタ級とは全くの別物で、加賀型以降の八八艦隊計画戦艦と同年代の戦艦。ワシントン海軍軍縮条約で建造中止。
*6 大口径砲の長砲身・高初速化、さらに大重量砲弾の採用については、射程の延伸や高威力化の反面、命中精度の悪化や砲身寿命が短くなるなどデメリットもあり、いいこと尽くめというわけではない。また砲戦の距離と条件次第によっては、重たい砲弾は低初速で発射・落下したほうが装甲貫徹力が上がるケースもあり、45口径砲を装備したサウスダコタ級のほうが主砲火力は上とする見解もある。もっともサウスダコタ級は35000トン級に無理やりまとめた船として余裕のない設計という問題を抱えていて、重装甲の戦艦同士が撃ちあう時代が終わったこともあり、戦後米海軍が現役維持を選んだ戦艦は、より大型で余裕のあるアイオワ級であった。
*7 長門型のライバルのコロラド級は45口径16inch砲Mk.1で砲弾重量957.1kg、第二次大戦中の改装でMk.5に換装し砲弾重量1,016kgに強化した艦もいる。
*8 日本海軍の測的盤と射撃盤に相当する電気機械式のアナログコンピューター。自艦に対する敵艦の相対位置や敵艦の未来位置を計算し、射撃角度等を計算する。
*9 照準の垂直・水平を保持するためのジャイロスコープ。
*10 その他に、船体の針路を測定するジャイロコンパスや速度を測定するピトー管が含まれる。
*11 当時のレーダーが苦手だった向きや高さといった角度情報を測距儀で補助していた。
*12 Mk.5砲の後期型はMk.8と呼ばれ、両者を合わせたMk.5&8砲という表記も見られる。
*13 アイオワが太平洋方面に参戦したのは1944年1月で、ソロモン海方面での戦闘が終結し、中部太平洋方面の反攻作戦が開始されていた。
*14 これが世界最後の戦艦砲塔爆発事故となった。