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Saratoga

Last-modified: 2017-10-13 (金) 15:51:42
No.233
Hello! 航空母艦、Saratogaです。提督、サラとお呼びくださいね。よろしくお願い致します。Saratoga(サラトガ)Lexington級 2番艦 正規空母
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久83火力30 / 45
装甲40 / 63雷装0
回避21 / 42対空36 / 73
搭載80対潜0
速力高速索敵40 / 68
射程25 / 75
最大消費量
燃料65弾薬70
艦載装備
27F4F-3
19TBD
19未装備
15未装備
改造チャート
SaratogaSaratoga改(Lv.40) → Saratoga Mk.II(Lv85+試製甲板カタパルト+改装設計図) *1 Saratoga Mk.II Mod.2(Lv85 *2)
図鑑説明
Hello! アメリカ生まれの大型正規空母Saratogaです。
歴史深い由緒ある名前を頂いています。
あの大きな戦いでは、最初から最後まで頑張ったんです。
戦いの終わったあと、Nagatoさんたちと一緒にある実験に参加しました。
これからSaraも皆さんと同じ艦隊で、頑張らせてくださいね!*3

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:伊藤静、イラストレーター:しずまよしのり (クリックするとセリフ一覧が開きます)

ゲームにおいて Edit

  • 2016年11月19日実装。2016年秋イベント「発令!艦隊作戦第三法」最終海域E-5突破報酬
  • 射程中、夜戦で砲撃など、Graf Zeppelinと同じ特徴を持つ。
    • ただしこれらの特徴は改造すると無くなってしまうが、2度目の改造で復活する。主砲が小さくなるからね……。
    • OTO副砲2個、村田隊2個で夜戦火力110×2の連撃となる。主砲口径はこっちの方がでかいのにGraf Zeppelin改よりも火力が……。
    • 夜戦火力は香取型姉妹や(島風を除いた)未改造駆逐艦と同程度のため、重巡以上の敵艦を仕留める事はかなり難しい。
      随伴の駆逐艦程度は倒せるが基本的に夜戦での砲撃はおまけ程度と考えた方がよいだろう。
  • 艦載機は「搭載:80」の「27/19/19/15」とかなりの大容量を誇る。
    • この第2スロット以降がフラットなバランスは大鳳に近いものだが、第4スロットも15機とかなりの搭載数がある。
      敵にツ級がいない海域ならば、第1〜第4スロットまで艦攻を搭載して運用できるレベルである。
      • ただ、偵察機を運用するには若干過剰な感じになる。
    • Saratoga改になると第2スロット以降が完全に均等になる*5
  • 2017年9月12日アップデートで「正規空母一隻の改二実装」が予告され、ランカー報酬で配布された装備(F6F-3NF6F-5Nを参照)や、コンプティーク2017年10月号で「夜戦空母で運用することで、その真価を発揮していきます」とコメントされていたこと、
    史実で大戦末期に作戦用夜戦空母として合流したことなどから、改二に相当するMk.IIが実装されるに至った。しずま艦では、長門改二以来となる2隻目の改二である。
    • これに伴い、大型建造で建造可能となった。ただし、公式アナウンスによれば「特定の条件下」でなければならない模様。
      『コンプティーク』2017年11月号では神威を旗艦にする事で建造できる事が明言されている他、Iowa旗艦でも建造できる事が確認されている。
      • ちなみに建造時間は5:30であり同様艦娘不在のため引いた瞬間当たりである。
      • 酒匂を秘書艦にすることでも建造に成功したという報告が上がっている。 但しこちらについては報告数が少ないため、上記2人を秘書艦にしたときに比べて建造できる確率が低いという可能性もある(要検証)

キャラクター設定について Edit

  • レキシントン級空母の特徴である大きな煙突を象った彼女の髪飾りには、黒いラインに白字で「E」が描かれている。
    黒いラインはレキシントンとの識別用に引かれていたもので、「E」は1938年8月の演習で、サラトガがその技量を称えられて「Excellence in Engineering 」の称号を与えられたことを記念し描かれたものである。参考写真(なお、写真の日付は誤り)
    • ちなみに、サラトガは翌年も受賞しており、その際にはEの下に複数回受賞を示すハッシュマークが入れられた。
  • 艤装の後部には「SARA」の文字があるが、これも実際にレキシントンとの識別用に書かれていたものである。レキシントンの方には「LEX(レックス)」と書かれており、これはそのままレキシントンの愛称になっていた。
    参考写真(1932年、ピュージェット・サウンド海軍工廠でのレキシントンとサラトガの空撮)
  • 彼女が持つ飛行甲板は、「トミーガン」の綽名で知られるトンプソン短機関銃がモデルとなっている。第二次世界大戦の代表的な米軍歩兵火器である他、戦前はギャングと法執行機関双方が使ったことで知られる。
    トンプソン短機関銃には多くの種類があるが、イラストのものはフォアグリップ(M1928A1で廃止)とストックのクロスボルト(戦時急造型のみ)、削り出しのセレクター(M1928A1まで)からM1928の戦時急造型に近い。
    • 艦これスタイル参の公式設定資料によると、M1928の米海軍モデルがベースになっているとのこと。*6
      • 二重トリガーで甲板へ艦載機を移動、発艦させる等凝った構造であることが判明した。
    • 実銃だとセレクターは左側に付いているが、左手で操作するためかイラストは右側に付いている。
    • 太股には30連発の箱型弾倉*7、スカートの裏には50連発のドラム型弾倉が描かれている。後者は軍用としては大きく嵩張り生産性も悪かったため、後に廃止されM1からは取り付け自体ができなくなった。
      参考写真。右上が50連発ドラム型弾倉、右中段が30連発箱型弾倉、右下が20連発箱型弾倉、左が分解したドラム型弾倉である。
    • 中破グラでは銃弾型の艦載機がこぼれ落ちているのが確認できる。
    • ちなみに、45ACP弾を装填済みの50連発ドラム型弾倉は一個当たり約4.75ポンド、同じく装填済みの30連発箱型弾倉は1個当たり約1.75ポンドある。イラストでは前者を5個、後者を3個持っているため、それだけで約29ポンド(およそ13キログラム)の重量が掛かっていることに。意外とタフである。あとスカートも。
  • 改になると衣装や艤装の色が黒に変わる。これは大戦中の塗装変更を反映したもの。詳細はSaratoga改を参照。

小ネタ Edit

  • レキシントン級航空母艦2番艦。艦番号は「CV-3」。
    • 第二次世界大戦におけるアメリカ海軍最大の航空母艦。極初期に建造された旧式艦でありながら空母としての完成度は非常に高く、すでに近代的空母の要件をほぼ満たしていたと評される。
      • 1927年11月竣工のサラトガは、艦これ実装済みの空母カテゴリーにおいては鳳翔(1922年12月)、赤城(1927年3月)に次ぐ三番目の古参艦である。
        実は一番艦のレキシントン(1927年12月)よりも早いため、今後イギリス海軍の旧式空母*8が実装されない限り不動となるだろう。
    • 生涯において延べ98,549機もの艦載機が着艦した。これは空母の最多着艦記録である。
  • 戦前の日本で発行されたカラー絵葉書には、米国製航空母艦としてレキシントンが紹介されているものがあった。
    基準排水量33,000t、速力33ノット、搭載機数120とのデータと共に、「サラトガ號と姉妹艦にして同様海軍協定により巡戦より改造せるものにして米国第一線用航空母艦なり」との説明がついていたが、それはサラトガの写真であり、日本側は伊26同様この姉妹の区別がついていなかった。
    • また珊瑚海海戦の戦闘詳報にはサラトガと書かれており、暫くの間沈めたのはサラトガだと考えていた。
  • 艦名は米独立戦争の「サラトガの戦い」(1777年)から。この戦いは装備に劣る米側が勝利することで英軍に対抗できる実力があることを示しただけでなく、フランスが米側について参戦する契機となった。
    • 同名艦としては5代目となる。
    • ちなみに初代「サラトガ」はスループと呼ばれる帆走船であり、米英戦争時に錨を利用した急転舵によって英海軍に痛撃を与えた武勲艦である。
  • サラトガはアメリカ艦の例に漏れず多くの綽名で呼ばれており、「サラ(Sara)」、「オールド・サラ(Old Sara = サラお婆ちゃん、ただし古参空母への敬意であり悪意はない)」、「レディ・サラ(Lady Sara = サラお嬢様)」、「シスター・サラ(Sister Sara = サラちゃん *9サラっち」、「シップ・オブ・ハッピーランディングズ(Ship of Happy Landings)」、「縦縞煙突のサラ(Stripe-Stack Sara = レキシントンとの識別用に引かれた黒帯から)」といった愛称から、損傷で主要な海戦に参加できないことから「サラ丸(Sara Maru = 米海軍が大変な時に大抵損傷で戦えないことを揶揄し日本の船のように呼んだもの)*10」、「前線へ出たがらない龍(Reluctant Dragon)」、「睡蓮(The Pond Lily=見た目は立派だが浮いてるだけ)」、「トーピード・ジャンクション(Torpedo Junction = 何度も雷撃されたことを当時の人気曲のタイトル“タキシード・ジャンクション“に掛けたもの)」という悪意全開のものまであった。提督諸兄が彼女をどう呼ぶかは自由である。
  • 日本人にとっての太平洋戦争というと、一般にはアメリカの物量に一方的に押し潰された戦いというイメージが強いが、それは真珠湾で恐怖と怒りを呼び起こされ大慌てで発案したアメリカの兵器大増産戦略が結実する大戦後期の話であり、真珠湾〜南太平洋くらいまでは大国アメリカであっても「配られたカードで勝負するしかない」状態だった。
    そして真珠湾で多くの戦艦を戦闘不能にされたアメリカにとって、レキシントン級・ヨークタウン級といった大型空母はなけなしの切り札であり、緒戦を持ちこたえ、日本軍の短期決戦戦略を頓挫させる一因をもたらした、値千金の功労者だったと言える。
    即ち、真珠湾後の再建途上にありながら日本海軍と対峙することを余儀なくされるという、総崩れギリギリの非常に旗色が悪い状勢であっても決して彼女らを出し惜しみせず、むしろドーリットル空襲に代表される、空母の長所を可能な限り活かしきる一撃離脱戦法を継続した。そんな米海軍機動部隊は日本にとって悩ましい存在であり、これを一挙に撃滅すべく連合艦隊司令部がミッドウェー作戦を発動することになったのである*11

設計・性能について Edit

レキシントン級巡洋戦艦 Edit

  • 日本の八八艦隊計画と規模や構成が似通っているためよく比較されるダニエルズプラン、別名三年計画と称されるアメリカ合衆国の一大建艦計画の中で構想された、大型巡洋戦艦。
    • アメリカは低速・重防御の戦艦を好んだことから巡洋戦艦の整備が遅れていたが、各国が次々高速の巡洋戦艦を建造していくうちに追随の必要を感じ、6隻を計画した。
    • しかしその設計・性能は確固たるドクトリンに依るものとは到底いえず、列強のものと比較してかなり低い評価を下されている。端的に言えば「巡洋艦を圧倒するための艦」という、巡洋戦艦のコンセプトを突き詰め過ぎた設計。当初設計では七本煙突で、機関の一部はバイタルパートの外に置かれるなど、かなりのキワモノだった。
    • ユトランド海戦の情報が伝わり、技術の進歩もあって改設計が進められた結果、最終的には二本煙突まで整理され、それなりにバランスのとれた性能に落ち着く。しかし同時期に計画されていた天城型はおろか、当時の時点で時代遅れ扱いだった金剛型以下の装甲防御は、対艦戦を考えると貧弱そのものであった。
      実際日本海軍は同級をそれほど脅威とみなしていなかったことが判っている(同じ三年計画で構想された大火力・重防御のサウスダコタ級戦艦については非常に警戒しており、紀伊型以降の設計修正に繋がっている)。
    • ご存知、ワシントン海軍軍縮条約にて建造中止。例外規定により二隻を空母化する権利が認められたことから、高速の同級が選ばれ、レキシントンとサラトガが改装・就役した。
    • ちなみにサラトガはレキシントン級巡洋戦艦では3番艦であったが、2番艦のコンステレーションよりも建造が進んでいたために解体を免れた。
    • レキシントン級巡洋戦艦はキャンセル・解体された姉妹にも逸話が多い。
      • 5番艦コンスティテューションは米英戦争における武勲艦である帆走フリゲートの襲名艦として建造されたが、当の先代コンスティテューションはその当時も記念艦としてアメリカ海軍に在籍していた。
        このままでは同じ名前の艦が2隻在籍することとなるため、アメリカ海軍は1917年に先代を「オールド・コンスティテューション」と改名させたのだった。
        が、コンスティテューションの建造がキャンセルされたため改名の意味がなくなり、1925年に結局先代は元のコンスティテューションに再改名されることとなったのである*12
      • 6番艦ユナイテッド・ステーツはこの後ずっと襲名艦が建造中止になったり(CVB-58ユナイテッド・ステーツ)、別の名前と差し替えられる(→CVN-75ハリー・S・トルーマン)など「その名前の艦が就役しない呪いの艦名」の始祖となるのである。

航空母艦として Edit

  • 前述の通り、当初から非常に完成度の高い大型航空母艦として就役。
    • エンクローズドバウや全通甲板、アイランド式の艦橋など、同時期に完成した日本の赤城加賀と比べても遙かに近代的なシルエットを形成していることがわかる。
    • 3万トンを超える巨大な船体は数々の改装を受け入れるキャパシティを十分に有しており、アメリカ航空母艦の技術的発展に大いに寄与することになった。
    • 就役当時の航空機の技術水準と水上艦艇への対策から、同時期の各国空母同様に対艦兵装として8インチ(203mm)砲をアイランドの前後に合計8門搭載していた*13。この配置は両舷に全門を向けられるため、水上戦闘には向いているが、上構の肥大化につながり航空作業上は好ましくないため一長一短である(まあ砲塔以前にアイランドと煙突がすでに十分デカ……げふんげふん)。
  • 機関には蒸気タービンで発電機を回し、発電した電力を制御器を介してモーターへ送って推進力を得るターボ・エレクトリック方式を採用している。
    • 燃費の向上や軸回転数の細かい調整などが簡単な利点があったこともあり、ターボ・エレクトリック推進は戦艦ニューメキシコ以降軍縮での戦艦建造中断までアメリカ戦艦で採用され続けた。
      1910〜20年代にこんな技術をものにできたのも、ひとえに当時のアメリカが電気技術先進国だったからである。
    • ターボ・エレクトリック方式の特色のひとつとして、推進用モーターを逆回転することにより別途後進用ギアを用いる事無く全力で後進が可能となる。レキシントン級は後進全速で30ノット以上を発揮可能であり、実際に試験が行われた実測値である(ヨークタウン級も同じく試験され、17.5ノットを記録)。
      何故こんなことが実際に試験されたのかというと、艦載機が発艦準備をして待機している状態や損害を受けて後部飛行甲板が使えない時でも艦首側から着艦可能とすることが想定された為であり、着艦制動装置も前部飛行甲板に装備された。また、後のエセックス級空母の船体設計時でも後進時の造波抵抗低減を考慮して艦尾形状を艦首と同じように形成していたりする。
      だがしかし、前進状態から着艦可能なほどの後進速力へ加速するのは相当の時間を消費する訳で、実用性があったのかは疑問符がつく。実戦で行う機会はもちろん無かった
    • 搭載する電気モーターもその総出力は21万馬力を誇り、最大速力は公試運転で姉のレキシントンで34.99ノット、サラトガ自身は35.6ノットという高速を叩きだしている。これは第二次世界大戦に参戦した空母では最速である。
    • 定格18万馬力の蒸気タービンで発電機を回すためその総発電量は下手な発電所並で、レキシントンが1929年12月から1930年1月までの1ヶ月の間電力枯渇に陥ったタコマ市に電力を供給し続けたという伝説すら持っている。うおォン 私はまるで艦娘火力発電所だ。
      • 後にアメリカ政府はこの事例を範にとって、有事の電力供給を行う「海に浮かぶ火力発電所」発電船の建造を行った。
        発電船はアメリカ統治時代の沖縄本島でも使用されていた。
  • 格納庫は一段で長さは船体の半分ほど。格納庫は前部エレベーターから始まり後部エレベーターを挟んで船体後部まで続いている。格納庫の長さだけなら1万トンのイギリスの空母ハーミーズ(初代)と同じくらいである。
  • またレキシントン級では後の米空母と異なり格納庫は密閉式を採用している。そのためか珊瑚海海戦では姉のレキシントンが被雷時の航空燃料の漏洩で格納庫に充満した気化ガスが引火して爆発、致命傷となるという、後の某日本空母と同じ?末路を辿っている。

艦歴について Edit

  • 1925年4月7日にカーティス・D・ウィルバー海軍省長官の夫人により命名され進水、1927年11月16日に竣工する。なおどちらも姉より早かった。
  • フィラデルフィアを出港した際、Evening Star紙は「アメリカの一線級空母に対抗できるものはどこの海軍にもない」と書いた。
  • 1928年1月、当時41歳の飛行長マーク・A・ミッチャー少佐がサラトガに初着艦する。
  • サラトガはレキシントンとともに、アメリカ太平洋艦隊第一航空戦隊に編入、サンディエゴを母港とする。
  • 戦間期には映画に出演する事もあった。
    1931年に海軍の協力の元に製作された「Hell Divers」では、サラトガを舞台にしたロケが行われ、艦内の様子や艦載機の発着艦シーンと行った貴重な映像が、軍事機密により一部検閲を受けながらも撮影され、映画にリアリティと迫力をもたらした。
    • いくつかのシーンではレキシントンの映像がゴッチャにされて使用されている。
      • 時を経て2014年に公開された映画「GODZILLA」では、一枚の写真として、しかもわずかな時間の登場ではあるが、再び映画出演を果たした。さらには別のシーンで登場する架空のニミッツ級原子力空母の艦名がサラトガだったりする。
  • 開戦前は、将来の戦争における空母の役割を明確にするための演習に明け暮れた。レキシントンとともにパナマ運河や真珠湾への模擬攻撃を行った。そして空母こそが最も重要であり、空母を守るための演習と戦術を構築せねばならないとアメリカ海軍の士官たちは理解したのであった。*14
  • 1941年1月6日、ワシントン州ブレマートンのピュージェット・サウンド海軍造船所に改修のため入渠する。この時飛行甲板の幅を拡大し前方に延長した。また右舷にバルジを装着、さらにRCA CXAMレーダーを搭載した。この改修は4月に終わり、その後同年11月ピュージェット・サウンド海軍造船所に修理のため戻るまでハワイにとどまっていた。母港のサンディエゴに戻ったのが12月7日であり、その日が開戦の日であった。
  • 太平洋戦争開戦時、太平洋艦隊に所属していた3隻の空母のうちの1隻*15
  • 開戦の翌日にハワイに向けて出港、ウェーク島の海兵隊へのF2Aバッファロー戦闘機18機の輸送の命令を受ける。しかし途中で荒天にあい、護衛の駆逐艦の燃料が不安になったオーブレイ・W・フィッチ少将は作戦を中止し引き返した。「フィッチ少将は意気地なし」という噂が広がると共に、サラトガも「ファイトに欠ける空母」という目で見られることになった。これがサラトガへのケチのつきはじめであった。
  • 開戦からひと月ほど経過した1942年1月12日、サラトガはいきなり日本潜水艦の雷撃で大破してしまう。
    サラトガ対伊6
  • ミッドウェー海戦では、サラトガ所属航空隊が珊瑚海海戦で飛行隊を喪失したヨークタウンに搭載され活躍したのは上記の通り。しかしその代償に爆撃隊と雷撃隊が壊滅してしまい、以降再建までヨークタウンやホーネットからの寄せ集めで編成することになる。
  • 修理を受けて戦列復帰し、第2次ソロモン海戦では龍驤を撃沈。
    • この時翔鶴瑞鶴の攻撃隊はサラトガに気づかず、エンタープライズに殺到したため、サラトガは無傷であった。
  • こうして第二次ソロモン海戦を無傷で切り抜けたサラトガだが、その後ふたたび潜水艦の雷撃を受け損傷する。
    サラトガ対伊26
  • 1942年末に再び戦線に復帰し、翌年には修理のため前線を退いたエンタープライズ*16に替わって、ソロモン海域で唯一の米正規空母として機動部隊再建までの戦線を支え続けた。
    • この期間には、大西洋から一時的にイギリス海軍の装甲空母ヴィクトリアスが応援に駆けつけた。同艦は米軍から貸与されたワイルドキャットやアベンジャーを搭載して共同作戦を行った。サラトガとヴィクトリアスは第14任務部隊(のち第36.3任務部隊に改称)を編成し、約2ヶ月間共に数多くの任務をこなした。
      • この間ヴィクトリアスは「ロビン(ロビン・フッドから)」のコールサインで呼ばれたことで知られている。
    • サラトガの特筆すべき戦果としては、たった2隻*17の空母で当時難攻不落と思われていたラバウル基地への空襲を敢行、ブーゲンビル島上陸部隊への反撃を期して集結していた日本第二艦隊主力の重巡7隻中5隻を撃破して退去に追い込んだことだろう。
      サラトガの晴れ舞台・ラバウル空襲
    • 1944年3月から5月にかけてはサラトガが逆にインド洋へ赴き、イギリス東洋艦隊と合同で作戦にあたった。
      • 前述のヴィクトリアスの同型艦であるイラストリアスとともにサバン島(コックピット作戦)、スラバヤ(トランサム作戦)を空襲し、日本軍基地へ損害を与えた。共に映るサラトガとイラストリアス。
    • 大戦後半にはエセックス級以下、新鋭空母群の大量就役を受けて二線級化するも、巨大なキャパシティは相変わらずで、新たに油圧カタパルトも設置、ハワイで夜戦空母の訓練部隊として活動することに。
      • 夜戦空母としては、インディペンデンス、エンタープライズに続く3隻目であった。
    • 1945年1月、サラトガはミッチャー中将率いる第58機動部隊に作戦用夜戦空母として合流する。かつてサラトガに初着艦した飛行長は、最強の艦隊を率いる中将になっていた。
    • 硫黄島攻略作戦を支援するため、1945年2月16日と17日、関東地方を空襲する。迎撃する日本陸海軍航空隊と大航空戦が行われた。この時千葉県・茂原基地の252空戦闘311飛行隊所属の岩本徹三少尉も出撃した。
    • そして硫黄島攻略戦。日本が繰り出した特攻機の集中攻撃を受けて大損傷。沈没は免れるも、今度こそ戦線復帰はならなかった。
      • この時の特攻隊は、第601航空隊から編成された村川弘海軍大尉率いる第ニ御盾隊零戦12機、彗星12機、天山8機であった。
      • この時の雲高は1,000m、視界が効かずサラトガにとって不利な状況であった。16時59分、6機の日本機が突入対空砲火により先頭の2機は発火するがそのまま右舷中央部喫水線付近に激突、3番機が揚錨機に、5番機がカタパルト、6番機が炎に包まれたままクレーンに激突、わずか3分の間のことであったと記録されている。
        • これにより前部飛行甲板が大損害を受け、格納庫では火災が発生した。だが元が巡洋戦艦であるサラトガの機関に問題はなく25ノットで航行可能であった。
      • さらに18時45分、再び5機の日本機に攻撃され、4機を撃墜するものの、最後の一機が投下した爆弾により飛行甲板に7.5mの大穴が空いた。
        • サラトガは死者及び行方不明者を合わせて124名、負傷者192名、36機を焼失、3機が不時着した。それでも20時15分には後部甲板への着艦が可能となった。この時、護衛空母から発進し誤ってサラトガに着艦したパイロットがいた。「危なかったぜ、俺はサラトガに乗ってなくてよかったぜ」駆けつけた整備員は「よく周りを見ろ、ここが地獄(サラトガ)だ!」と言い返したという。*22
    • その後、自力でピュージェット・サウンド海軍造船所に3月16日に帰還、3ヶ月で修理は終わった。その後は前線に戻ることはなく、ハワイにて練習用空母となった。
      • さしもの巨体も、度重なる電探・対空機銃をはじめとする装備の追加等で、満載排水量が推定5万4千トンに達し、格納庫甲板が喫水線以下となってしまった。当たりどころが悪ければ大量浸水の危険もあったとされる。また、換装の機会を得ぬまま使われ続け航空機運用に支障を来たしていた小型の後部エレベータは最終的に撤去されて甲板と一体化されてしまった。格納庫の後半部も、居住区に改装されてしまった。
    • マーク・A・ミッチャー少佐が初着艦してから1945年8月5日までにサラトガに着艦した機数は延べ89,195機である。
    • 戦後、クロスロード作戦で原爆の標的として使用される事になる。殊勲艦として博物艦という途も無くは無かったが、いかなアメリカといえどこんな巨大なものを引き受けるのは州レベルの広域自治単位ぐらい。地元ニューヨーク州は首を縦に振らず、戦艦ニューヨーク(BB-34)共々ビキニ送りにされてしまったのだ。1回目の空中投下による核実験「エイブル」では軽微の損傷ですんだのだが、続く水中での核実験「ベーカー」では船体に致命傷を受け、7時間後に沈没した。アメリカ海軍の屋台骨を支え奮闘した「オールド・サラ」は長き眠りについた…。
      • 現在もサラトガはほぼ原形を留めた状態でビキニ環礁の海底に眠っている。浅海であり、放射線障害の危険性も低下したことから、ダイビングスポットとして人気を集めている。
      • なお、太平洋戦争開戦時に就役していたアメリカ海軍の7隻の空母こと「セブンシスターズ*23」のうち、戦後まで沈没せずに残った3隻の空母のうちの1隻*24である。
        • ちなみに大本営発表では4回「撃沈」されている。9回「撃沈」されたエンタープライズには及ばないが。
        • 当時の戦記の珊瑚海海戦の項では、サラトガが「撃沈」された他になぜかウォースパイトも撃破されたことになってたりする。

    受け継がれる艦名 Edit

    • 歴代サラトガの名を継いだ艦艇は6隻あり、それぞれが活躍している。
      初代 戦場を駆け抜けた短命の艦
      2代目 米国の危機を救った英雄艦
      3代目 サムライと出会った艦
      4代目 3つの名前を持つ艦
      6代目 色々とやっちゃったドジっ子艦
    • 現役でその名を継ぐ艦艇はないが、2014年公開のハリウッド映画「GODZILLA」には架空の「ニミッツ級航空母艦 サラトガ」が登場した。この船を“演じた”のはニミッツ級航空母艦9番艦のロナルド・レーガン。劇中では太平洋を泳ぐゴジラに並走する姿を見ることができる。またオープニングで記録映像流用という形でクロスロードの映像が使われている…もしかしたら長門以上にゴジラとの関わりが深い艦なのかもしれない。
      • なお、護衛に付いていた2隻の架空のイージス艦には「ペンサコーラ」と「ソルトレイクシティ」と名付けられていたが、この2隻の先代になるペンサコーラ級重巡2隻もクロスロード作戦で沈んでいる。
    • 上記架空ネタでもうひとつ。2017年2月25日より公開の「宇宙戦艦ヤマト2202第1章」にも「サラトガ」がちょっとだけ登場している。最も宇宙空母?ではなく村雨改型の1隻の宇宙巡洋艦としてであり、地球帰還のためディファイアンスと月面へのワープアウト直後に後方からその2隻を追撃しワープして突っ込んできた暴走大型トラック敵大戦艦(カラクルム級)にディファイアンス共々激突されて轟沈という悲劇的な結末を迎えたのだが...

    この艦娘についてのコメント Edit

    過去ログ

    最新の30件を表示しています。 コメントページを参照

    • サラトガと隼鷹を間違える妖精さんにたっぷり言い聞かせたい。どうせ間違えるなら大鳳とかあきつ丸にして欲しいわかったか妖精さん -- 2017-09-23 (土) 11:40:51
      • あきつ丸はともかく大鳳は養殖してもネームド装備何も持ってこないからちょっと… -- 2017-09-23 (土) 23:39:41
        • ワイ鎮守府には大鳳おらんから… -- 2017-09-24 (日) 00:46:25
      • 妖精さん「えー、 胸の大きさは大体同じくらいじゃん」 -- 2017-09-24 (日) 01:34:16
      • ・・・もしかして妖精さん酔っ払ってるんじゃないか? -- 2017-09-24 (日) 17:28:39
      • 色が似てるからね。仕方ないね(妖精鍋の準備しながら) -- 2017-09-26 (火) 19:24:49
      • 妖精さん「提督は無理難題を平気な顔でおしつける…これがブラック企業…」 -- 2017-09-27 (水) 02:04:13
      • 「空母なんてみんな同じです。偉い人にはそれが分からんのですよ」 -- 2017-09-27 (水) 04:12:28
        • 「胸なんて飾りです!」 -- 2017-09-28 (木) 10:11:02
    • 1ページがすべて隼鷹で埋まりました。おかげさまで対空改修が捗ります。1隻ボーキ5200分の価値があるので味わってほしいです -- 2017-09-23 (土) 23:36:29
    • サラトガ旗艦でサラトガレシピ回してた…いかんなこれ -- 2017-09-24 (日) 18:37:38
    • 42回、様々なレシピ回したがサラトガだけ来ない。なんか艦これ、急速に醒めてきた。 -- 2017-09-25 (月) 15:27:26
      • 100回超えてからが本番だぞ -- 2017-09-25 (月) 15:52:17
      • 実生活と天秤にかけて時間の無駄になる様ならやめたほうがいい -- 2017-09-25 (月) 20:08:55
      • 俺も大型運なさすぎてアレなんだけど、大型はソシャゲのガチャと同じで出なくて当たり前、出なくても良いくらいでやらないと精神が地獄だ…とりあえず今は週2くらいでサラトガチャレンジしてる -- 2017-09-25 (月) 21:59:56
      • 40回程度で音を上げるとはヌルいヤツめ グチるなら100回超えてからにしろ -- 2017-09-28 (木) 01:06:21
        • お前、一体何様のつもりだよ -- 2017-10-10 (火) 10:33:24
      • 気持ちは、よくわかる。俺は27連敗中。ほんと、大型はモチベーションを削っていくよな。楽しかった艦これが、だんだん嫌になってくる -- 2017-10-10 (火) 17:28:04
    • なんかもうこの絵が懐かしく感じる -- 2017-09-25 (月) 20:20:31
    • 長門旗艦でいけるだろうか -- 2017-09-26 (火) 06:18:09
      • 無理じゃない? 幾つかクロスロード組みで回した報告出てるけど全滅っぽい。俺も10回ほど試した口だが、神威落ちたんでサラチャレンジ中。(神威も大鳳もいないので、大鳳狙いで長門・ぷりんで空母レシピ回してた) -- 2017-09-28 (木) 12:27:55
    • お前らすまんな…ワイが右のおっぱいばっかり吸ったばっかりに -- 2017-09-26 (火) 08:04:15
    • サラトガほしくて一昨日から4/2/5/5.2/20を一日一回まわし始めたら昨日大鳳、今日あきつ・・ ダイハツはありがたいけれど素直に喜べないw -- 2017-09-26 (火) 18:04:42
    • いまテレビで出てた沈没船がサラトガだった -- 2017-09-26 (火) 19:09:02
      • 出てましたな。何じゃこりゃって。 -- 2017-09-26 (火) 19:10:14
      • 一回行ってみたい -- 2017-09-26 (火) 19:12:28
      • 私も見ました。大型建造してこよう -- 2017-09-26 (火) 19:15:58
      • 番組スタッフ「TVで映せば来ると聞いて!」 -- 2017-09-27 (水) 01:18:16
        • たしかに「ああ、スタッフに艦これプレイヤーいるんだろうな。大型のゲン担ぎか?」って思った。 -- 2017-10-02 (月) 00:50:28
    • 何回見ても海の底のサラの方は毛深いよなぁ -- 2017-09-26 (火) 19:09:37
      • 清楚な女性のあそこが毛深いのって             …激萌 -- 2017-09-26 (火) 19:30:11
      • アリ、だな。やべなんか催してきた… -- 2017-09-27 (水) 11:45:43
    • そういや結局クロスロード組じゃサラトガは建造できないんだろうか?Mk.II実装日に大型艦建造レシピ報告に酒匂での建造報告が2件あったけど、それ以来把握している限り見ていない。いずれも嘘情報だったのか、それとも出るには出るけど確率がppmレベルなのか。 -- 2017-09-28 (木) 13:52:28
      • クロスロード組でまわしてるやつがもうおらんからな 母数自体が極端に少ないし、デマって言い切れることじゃねえな まぁもしカモイもってなくてサラがほしいってときに両面待ちの形で検証することはできそうやな。それで報告があれば真偽はある程度わかるようになってくるやろ。 -- 2017-09-28 (木) 22:56:10
    • 何が始まるのかって? 第三次秋刀魚漁大戦だ。 -- 2017-09-28 (木) 15:36:47
    • 今さっき溶鉱炉からお出迎えしたんだが、念願の一隻目ということもあって何回もお触りして声を聴いてしまうw -- 2017-09-28 (木) 20:01:58
    • F4F-4改修のためにMOD2からコンバートしたくなくて毎日資源をいけにえに召喚してるけど、明日のメンテでMOD2でも改修可になりそうなキガス -- 2017-09-28 (木) 23:16:11
    • サラトガ二隻目狙って大型回すも、大鳳ばっかり出る…。大鳳三隻目とかどうしろと -- 2017-09-29 (金) 00:02:44
    • 4/2/5/5.2/20で24回回したら2隻来てくれましたwこれで計3隻。カタパルトが欲しくなる… -- 2017-09-29 (金) 19:13:10
    • 4/2/5/5.2/20で5回(秘書艦間違えてたから実質3回)回してお出迎えすることができた。うれしい! -- 2017-10-02 (月) 13:48:17
    • 神威旗艦で先ほど建造。残りボーキが4000になったがな! -- 2017-10-02 (月) 21:48:21
    • サラトガお願いします!!! -- 2017-10-02 (月) 22:05:32
    • 4/2/5/5.2/100で一発、20では加賀さん乱舞でした。加賀さん荒ぶらなくても良かったのよ? -- 2017-10-02 (月) 23:30:44
    • これ神威の艦種も関係あるのかな?水母で出なくてアイオワにしたら一発だったんだが -- 2017-10-03 (火) 09:40:20
    • サラ尻が忘れられない。もう1隻建造するかな。 -- 2017-10-07 (土) 14:26:21
    • 本日デイリー一回きりの大型でやっとサラトガ2隻目建造 前日は秋刀魚あきつでモチベ爆上げ みなさんにもサラが来ることを -- 2017-10-08 (日) 05:45:42
    • ここ最近大型最低値でまるゆが来なかったから4/2/5/5.2/100でやってみたらまるゆ来た!ありがとう!(違 -- 2017-10-11 (水) 12:47:27
    • 4/2/5/5.2/20で10回、4/2/7/5.2/20で5回、このところ蒼龍が5連続で来ています。サラトガは諦めてイベント前に江草牧場しろということでしょうか・・・ -- 2017-10-14 (土) 01:34:53
    • やはり、未改装だとTBM+F6F3Nで夜間航空攻撃には「夜間作戦航空要員」が必要? -- 2017-10-14 (土) 07:03:25
    • サラ二隻目きtああああああああああああああああああああああ -- 2017-10-14 (土) 16:28:05
    • まさかたった5回で来てくれるなんて…俺もうすぐ死ぬのかな… -- 2017-10-15 (日) 01:08:23
    • サラトガが大型建造になったという事は・・・イベでのドロップはしないと言う事か・・・。 -- 2017-10-18 (水) 21:44:25 New
    • 資源カンスト、オーバーフローするから久しぶりに大建で大鳳レシピ回したら来ちゃいましたよ・・・ -- 2017-10-19 (木) 10:26:33 New!
    お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

    建造成果の報告は大型艦建造内にある「大型艦建造レシピ報告」のコメント欄にて行なっていただけると幸いです。





    *1 資材の消費だけで、Mk.IIとMk.II Mod.2をいつでも変更可能
    *2 ただしMk.II Mod.2からMk.IIに戻せるようになるのはLv90から
    *3 テキストが隠れており、下スクロールすると読める。
    *4 ユージン=プリンツ・オイゲンのこと。オイゲンの英語読み。サラトガがオイゲンをわざわざ英語読みするのはオイゲンが米軍に接収された際に「プリンツ・ユージン」に名前を変えられたためと思われる。
    *5 36/18/18/18。
    *6 実際のM1928海軍型にクロスボルトはないが、艤装に改造する際に追加されたのかもしれない。ちなみに実銃では、第二次大戦勃発後の増産に伴ってストックの補強用に導入された部品である。
    *7 30連発と20連発の区別は難しいが、ドラム型弾倉とほぼ同じ長さなのと残弾確認用の穴が6個あることから区別可能。20連発弾倉はより短く穴は4個しかない。
    *8 「世界初の空母」アーガス、赤城や加賀の三段式甲板の元になったフューリアス、ドイツのシャルンホルスト級2隻の砲撃で撃沈されたグローリアス、鳳翔と「世界初の新造空母」の座を争い、最期は南雲機動部隊に撃沈されたハーミーズなど、多彩な顔ぶれである。
    *9 この場合のsisterは姉妹というよりも若い女性への親しみを表す単語。
    *10 理由は様々だが「〇〇丸」という渾名を持つ艦はたくさんある。戦中では戦艦テネシーが“Tenny Maru“、空母ホーネットが“Horny Maru“、重巡洋艦ソルトレイクシティとインディアナポリスが“Swayback Maru“、同サンフランシスコが“Frisco Maru“、戦後も空母コーラル・シーが“Coral Maru・Cruel Maru・Three Screw Maru“、フリゲート フランシス・ハモンドが“Frannie Maru“、原子力潜水艦サンドランスが“Sandbar Maru“等。
    *11 とはいえ乾坤一擲のミッドウェーで日本の主力空母4隻を沈めたものの、同年南太平洋で稼働空母ゼロに追い込まれたりと、実際にはどうにか痛み分けの膠着状態に持ち込んだ感じである。その頃になってようやく反抗のための一大勢力が整い始め、逆転の兆しが見えてきたという流れだった。
    *12 コンスティテューションは2016年現在でも大補修を経て健在で、アメリカ海軍に在籍・動態保存扱いされている。ちなみに航海が可能な軍艦では現存する世界最古の艦である。
    *13 真珠湾攻撃後撤去され、のちに同位置に5インチ両用砲が装備されている。
    *14 この時、航空艦隊司令官としてレキシントンとサラトガを率いたのがアーネスト・ジョゼフ・キング。真珠湾攻撃後に海軍作戦部長(日本海軍の軍令部総長に相当)と合衆国艦隊司令長官(日本海軍の聯合艦隊司令長官に相当)をアメリカ海軍史上初めて兼任し、第二次大戦終結までアメリカ海軍を率いる大物提督である。彼は山本五十六より6歳上の古参にもかかわらず、パイロットの資格を持つ航空機重視の提督でもあった。また太平洋艦隊司令長官のチェスター・ニミッツは彼の直属の部下だった。
    *15 残りはエンタープライズとレキシントン。
    *16 南太平洋で大破→応急修理の後第三次ソロモンに転戦という、満身創痍の状態だった
    *17 もう一隻は後に比島沖海戦で戦没したUSS Princeton(CVL-23)
    *18 この空母群の護衛も軽巡と駆逐艦のみだった。
    *19 妙高や羽黒、川内を主力とする日本艦隊と交戦、川内や初風を撃沈した海戦である。
    *20 習熟訓練が不十分な新鋭空母を、日本の有力な航空部隊がいるソロモンに送るのは危険だと判断されたのもソロモンへの派遣が渋られた理由である。
    *21 空母によるラバウル空襲は、姉妹艦のレキシントンが1942年2月に日本海軍陸攻隊の反撃により未遂に終わって以来、一度も成功したことがなかった。
    *22 その機体は護衛空母ビスマルク・シーの艦載機であり、ビスマルク・シーはそのころ、同じ特攻隊の別の機に突入され大炎上の末沈没していた。彼は結果として命拾いしたことになる。
    *23 第二次世界大戦前に建造されたラングレー、レキシントン級、レンジャー、ヨークタウン級、ワスプから、開戦当時既に水上機母艦に改造されていたラングレーを除いた7隻
    *24 残りはエンタープライズとレンジャー。
    *25 本来シミュレーションのみのはずが、担当者が実際にミサイルを発射するものと勘違いした。