Saratoga Mk.II

No.345
	Saratoga Mk.II (サラトガ)		Lexington級 2番艦 正規空母
	艦船ステータス(初期値/最大値)
	耐久	89	火力	0 / 68
	装甲	-- / 85	雷装	0
	回避	27 / 60	対空	60 / 94
	搭載	80	対潜	0
	速力	高速	索敵	54 / 93
	射程	中	運	40 / 93
	最大消費量
	燃料	90	弾薬	95
	艦載	装備
	32	未装備
	24	未装備
	18	未装備
	6	未装備
改造チャート
Saratoga → Saratoga改(Lv40) → Saratoga Mk.II(Lv85+試製甲板カタパルト+改装設計図) ⇔*1 Saratoga Mk.II Mod.2(Lv85+開発資材20+高速建造材30*2)
図鑑説明
Hello！　アメリカ生まれの大型正規空母Saratogaです。 歴史深い由緒ある名前を頂いています。 あの大きな戦いでは、最初から最後まで頑張ったんです。 戦いの終わったあと、Nagatoさんたちと一緒にある実験に参加しました。 これからSaraも皆さんと同じ艦隊で、頑張らせてくださいね！*3

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。

ゲームにおいて

• 2017年9月12日のメンテナンスで実装。改造Lvは85。
  • 海外製空母では初の改二で、アメリカ艦としても初の改二(もっとも、実装時点でアメリカ艦はIowaとSaratogaしかいないが)。
    • しずま艦では、長門改二以来となる2隻目の改二である。
• 改(黒)からMk.II(改二白)にする際に必要なコストは「改装設計図1枚・試製甲板カタパルト1つ・弾2500・鋼材5500」
  • 改装にカタパルトが必要な艦娘は多数存在するが、通常任務の報酬として配られた数は少ないので全員分に満たない。今後イベントや限定任務などで入手できる可能性はあるが、現状で不足している場合は誰に使うか十分に検討しよう。

• 黒の装甲空母Mk.II Mod.2へのコンバート改装が可能。
  • コンバート自体は資材の消費だけで可能(弾薬2500・鋼材5500・高速建造材30・開発資材20)。
  • この形態であることを要求する出撃任務「夜間作戦空母、前線に出撃せよ！」が存在する。コンバート後のMod.2では達成不可。
  • イベント等では搭載で優れる上に装甲空母のMk.II Mod.2の方が明らかに優秀なのだが、
    任務だけでなく装備改修でもSaratoga Mk.II Mod.2では達成できないものが存在する上になぜかLv90までは再コンバートができない謎の仕様があるため任務や改修の完了せずに即改装すると手間取ることになってしまう。

運用について

• 改では射程が短になってしまっていたものの、カタパルトを搭載したことで射程が中に戻った。
• 第4スロットが18から6へ大幅に減り、第1スロットが微減、第2スロットが微増した。それにより、艦上偵察機運用艦にしやすくなった。
• 改と比較すると全体的に性能は向上しているが、艦載機総数が若干減る。艦載機運用に注意。
  • 1スロ目以外すべてに熟練度MAXの試製烈風 後期型を置いた場合、単独での制空値は190となるが、これは改装前と比較して10程度の減少となる。
• 何気に火力値が非常に高く、赤城改二戊を抜いて翔鶴改二甲に次ぐ。コンバートすると結構下がるので注意。
  
  
• 燃料と弾薬の合計燃費はこの時点で五航戦改二甲と同様と非常に悪い。ここからコンバートするともっと悪化する。

夜戦空母について

• 運営曰く「夜間作戦用航空母艦」とのこと
  • 夜間戦闘機または夜間攻撃機を装備することで夜戦に参加でき、なおかつArk RoyalやGraf Zeppelinなどの従来型の空母夜戦攻撃とは比べ物にならないほど大ダメージを与えることができる。
    • 詳細な攻撃力計算式は夜間航空攻撃を参照。
    • 他の空母が同様の夜間航空攻撃を行うためには上記機体に加え夜間作戦航空要員を装備する必要があるがこの艦は必要としないため、4スロット全てに艦載機を積める大きな強みを持つ。
    • 未改造時点の夜戦砲撃とは異なる。
  • また、搭載機の構成によって、夜襲カットイン攻撃を行う場合がある。構成については該当ページ参照。
  • 基本的な挙動は正規空母と同一なので、中破で攻撃不能となる事に注意。夜戦での航空攻撃も中破していれば不可能となる。
  • 最大の問題は、夜戦空母の真価が最も発揮される夜襲CIは、期間限定海域では発動の機会が極めて限られる点。
    特に連合艦隊で出撃する海域では彼女を第一艦隊にしか編制できないため、只の正規空母として運用するしかなくなってしまう。
    （そしてその運用であれば、装甲空母であり搭載機数も多いMod.2の方が圧倒的に優秀）

• 空母としてかなり優秀な艦ではあるのだが、装甲空母Mod.2の需要が高いことや、
  夜戦空母としては同じくカタパルト改造で5スロの赤城改二戊・加賀改二戊の登場により、Saratoga Mk.IIの立場自体はかなり厳しい。
  • ただ、夜間機の入手任務に必要なので、夜間空母の戦力化を考えている場合にはサラトガは避けて通れない。(抜け道はあるが、サラトガツリーで入手できるものが非常に高性能)

その他

　　 　 　 _, ,_
　○ 　　（・ω・　）　　これ、何だと思う？
　(~)､ /　　　i　 ）
　 ＼ `　|＿/　/|

　 　 　 　 _, ,_
　○ 　　（ ・ω・ ）　　これね、サラトガ改二
　(~)､ /　　　i　 ）
　 ＼ `　|＿/　/|

装備ボーナスについて

• Saratoga Mk.II Mod.2を参照。

性能比較表(艦船最大値/正規空母上位早見表/テーブルより転送)

小ネタ

• カラーリングは1944年7月頃から10月頃まで施されていた「Measure 32 Design 11a（MS-32/11a）」という対潜、対水上用迷彩塗装が元になっている。
• アメリカ海軍においての空母からの夜間攻撃は、ビル・マーティン大尉がテキサス州はコーパス・クリスティで教官をしていた時に、機上レーダーを知った時から始まる。
  • 彼はレーダーと計器を脳内で重ね合わせ、悪天候も夜間でも24時間可能な航空作戦を追求してきた。
  • 彼自身はVS-10の副長、つまりはSB乗りであったがヌーメアとエスプリットでTBFを借りて夜間攻撃を実験した。
  • その後、彼はVT-10の隊長になり、自分で書いたマニュアルを使ってVT-10を訓練した。そして1944年2月のトラック環礁攻撃でVT-10を率いて夜間攻撃を行った。
• この夜間作戦を行う夜間航空群が搭載された空母は、まずインディペンデンス、次にエンタープライズ、そしてサラトガであった。
  • なお、当初夜間攻撃をするより、その分で昼間の攻撃と上空哨戒機を増やしたほうが良いという考えが艦隊では主流であった。「今勝利しているのに、なぜ変える必要があるのか」それを覆すには実績を作る必要があった。
  • 夜間空母は、昼間は昼間で損傷した空母の艦載機の受け入れ、艦隊が攻撃をうけた際の直掩機の増援等の任務があり、そして夜間は自前の航空隊による攻撃があり、24時間体制で乗組員を配置した。このため仕事がない乗組員は睡眠をとることを推奨された。
• サラトガは真珠湾にて1944年9月24日からレンジャーとともに、夜間飛行隊の訓練を開始した。この訓練は翌年の1月まで続いたが、10月の始めにはサラトガが属する第１１空母戦隊司令官はサラトガは訓練よりももっと重要な戦闘任務につくべきだと言っており、１９４５年１月２９日、エンタープライズのいる夜間作戦部隊に合流するべく真珠湾を出港した
  • この時の搭載数はF6Fが53機にTBFが17機の70機。減っているのは夜間は急降下爆撃ができない関係でSB2Cを搭載しなかったためである。
• 合流後、2月16日と17日の日本本土攻撃に参加、２つの航空基地を攻撃した。
• その後、硫黄島攻略部隊への航空援護を行っていたが、2月21日に神風特別攻撃隊により大破した。
  • この時も、攻略部隊からはサラトガではなくエンタープライズを回してほしいと言われており、サラトガではなくエンタープライズなら撃退できたのにと言われるなど全くしまらないサラトガであった。
• 本国に帰還し修理後は練習空母、連合軍人の復員輸送のマジックカーペット作戦での輸送艦、そしてクロスロード作戦での標的艦と夜間空母として活躍する機会はなかった。

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