デューク

Last-modified: 2024-02-21 (水) 11:33:34

「折角来てくれるんだ。お客さんをガッカリさせちゃいかん。」
原作第25巻のデューク TV版第4シーズンのデューク

名前デューク
英名Duke
性別
車体番号原作:1→8
TV版:無し
車軸配置0-4-0ST+T
製造年1879年
来島年1880年
復元1982年
所属鉄道ミッド・ソドー鉄道スカーロイ鉄道
運用ピクニック号などの旅客列車の牽引の他、貨車を牽いている。
分類蒸気機関車
テンダー機関車
狭軌の機関車
原作初登場巻第25巻『きえた機関車』第1話「おじいちゃんポッポ」
※間接的な言及は第20巻『100さいの機関車』第4話「ダックと公爵」
原作初台詞「そんなことをしたら、公爵にもうしわけない」
TV版初登場シーズン第4シーズンガミガミじいさん
TV版最終登場シーズン第7シーズンハロルドとそらとぶうま*1
TV版初台詞「閣下に申し訳ない事だ!」
一人称わし
二人称お前(ガミガミじいさんねむりひめをさがせかちめなし
お前さん(ブルドッグ
説明ミッド・ソドー鉄道の1号機関車。
テンダー機関車だが、サドルタンクもある*2
・かつてファルコンスチュアートと一緒に働いていた。
・高齢の機関車*3で、長年の経験と知識を持っている。
ミッド・ソドー鉄道開業から閉鎖までいた機関車。
「デューク」という名前は4代目公爵、ロバート・チャールズ・ノランビー公に因んで名付けられた*4
鉄道の閉鎖により、ファルコンスチュアートは売れたが、彼は年老いているという理由で売れず、機関庫に置き去りにされ、機関庫は土砂で埋もれてしまった。
・正真正銘の「有名な機関車」で、の住民の多くはミッド・ソドー鉄道閉鎖後も、彼の事を覚えていた。
・その数年後、捜索隊に救助され、スカーロイ鉄道に8号機関車として配属された*5
CGシリーズには登場しない。
性格・礼儀や行儀に厳しく頑固ではあるが、常識人。
・面倒見が良く、優しい性格で頼もしい。
・年式が古い機関車と言う事もあって中々に含蓄(がんちく)のある事を語る。
・その一方、客車貨車の牽引中以外は全くと言って良いほど威厳のない呑気な機関車*6
・規則や規律に厳しい性格で、不真面目な機関車に警告を促すベテラン機関車*7
・親切で物知りだが、敏腕で仕事に煩い*8
・頼りにされている一方、頑固過ぎて、ファルコンスチュアートからあまり尊重されていない事も多い。
・『ブルドッグ』の様にびくともしない事から、力が強く我慢強い。
・『速さ』より『安全』の方が優先順位が上で*9、競争には興味が無いらしい。
・慎重で注意深い所がある*10
・過去はいつまでも忘れないタイプ*11*12
・身体は老いているが心は若く、年寄り扱いされると悲しくなるらしい。
原作での経歴・1879年に製造、1880年にソドー島へ配属された。
ファルコンスチュアートからは「お爺ちゃんポッポ『granpuff』」*13と呼ばれている。
・『デュークとスチュアート』内の説明によるとデュークに会う為だけにやって来る人も大勢いた」とあり、現役時代は人気があった機関車だった。
ファルコンスチュアートの他に2号機関車とも働いていた。
・1947年にミッド・ソドー鉄道が閉鎖となり、売れなかった彼は防水布を掛けられ油を差されて、アールズデール機関庫に置き去りにされた。
・その数十年後の1969年、公爵ミスター・ダンカンボストン牧師オードリー牧師に発見された。
・機関庫後から運び出される際にトラックに運ばれるのを嫌がっていたが仕方なく乗せられ、アールズバーグまで運ばれた後、ドナルドが牽引する貨車に乗せられ、スカーロイ機関庫の近くでファルコンスチュアートと再会した。
・その後、彼は1982年に復元され、スカーロイ鉄道に配属になった*14
TV版での経歴第4シーズンから登場。原作とは連結器の構造が異なり、原作では「リンク」と呼ばれる部品が設置されていたがフックのみになっている*15
・原作のスカーロイ鉄道の話は当時未映像化だった為*16、彼の事を覚えていた人達によって、既に彼は発見済みとなっており、トーマスが他の機関車達に彼の昔話をするところから物語が始まる。
ソドー鉄道の機関車達からは『英雄』として一目置かれており、実際機関庫や信号所には彼の絵が飾られている。
ファルコンスチュアートからは「ガミガミじいさん」と呼ばれている。
ファルコンスチュアートの他にスマジャーとも働いていた。
中央ソドー鉄道閉鎖後およびファルコンスチュアート売却後、自分専用の機関庫に置き去りにされ、山崩れで土砂に埋もれてしまう。
・その数年後、捜索隊に発見され、スカーロイレニアスが重連しつつ、彼を機関庫まで運んだ。
・その後、修復され、高山鉄道唯一のテンダー機関車として配属になった。
・番号とバッファーとランプ棒は無し。
第5シーズンでは肖像画のみ登場で、本人は出番は無いが、彼の車体模型はバートラムとして使われた。
第6シーズンでは、楽曲映像のみ登場となった。
第7シーズンでは流用シーンのみ登場していた。
第8シーズン以降登場していない*17
モデル・スモール・イングランド・クラス『プリンス』(フェスティニオグ鉄道
その他デュークのモデルにあたる蒸気機関車プリンス)はスカーロイレニアスのモデルにあたる蒸気機関車タリスリンドルゴッホ)より製造年は後であるが、作中ではスカーロイレニアスより古い扱いを受けている。
・名前が初めて出る第20巻ではダックが彼の事を知っているような描写があるが「スクラップになった」「大西部鉄道の機関車」という説明から、大西部鉄道で存在し、いずれも廃車となったアイアン・デューク型デュークス型と混同していた可能性がある。
・Twitter(現:X)ユーザーのThomasTankMerch氏が所有している撮影用模型は撮影当時と違い、明るい茶色の車体にバッファービームが未塗装の状態のままだが、これは2004年にバートラムからデュークへと戻す作業の際に誤った塗装を施された為である。
玩具トラックマスター
カプセルプラレール
木製レールシリーズ
トーマスエンジンコレクションシリーズ
トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち
アーテル
テイクアロング/テイクンプレイ
日本語版CV佐藤正治第4シーズン
参照画像参照はデューク/画像
ダンカン
アイボ・ヒュー

*1 第4シーズンサー・ハンデルのけびょう』の流用シーン。
*2 因みに、彼は原作でスカーロイ鉄道唯一のテンダー機関車である。尚、TV版ではにもう1台のテンダー機関車登場する
*3 TV版ではに、もう1台の高齢の機関車登場する
*4 後に登場する5代目公爵、リチャード・ロバート・ノランビー公ではない。
*5 但し、TV版では車体番号が無い。
*6 ミッド・ソドー鉄道が閉鎖になり、ファルコンスチュアート他所の鉄道に異動になっても、文句を言う事も悲観に暮れる事も無く、「寝るとするかな」と言って 機関庫に入った。
*7 実際、しょっちゅう猛スピードで走って事故を起こす2号機関車スマジャーに用心するよう警告した。
*8 実際、ファルコンスチュアート仕事中にヘマをすると閣下に申し訳ない」と愚痴を零していた。
*9 実際ファルコンと重連した時に、「グズグズしないでよ」と言って急かした事に対して「慌てるでない」と言って落ち着かせた。
*10 実際、捜索隊の面々と対面した時に、彼らを『バンダル人野蛮人)』と呼び、警戒していた。
*11 実際、TV版ではファルコンスチュアートに、マガジンストーリーではダンカンに、スマジャー発電機に変えられた時の話を語った事がある。
*12 尚、原作ではファルコンスチュアートに、2号機関車ポンプのエンジンに変えられた時の話を語っている。
*13 「お爺さん」を意味する『granpa』と蒸気音を意味する『puff』を掛け合わせた造語。
*14 但し、ボディは茶色のまま。
*15 他のミッド・ソドー鉄道の機関車も原作はこうだが、TV版ではねじ式連結器になっている。
*16 特に彼の話につながる「ダックと公爵」は映像化されなかった。
*17 当初の予定ではサー・ハンデルピーター・サムと共に第15シーズンから再登場する予定だったが、登場する事はなかった。