キャラクター/【サーク司令官】

Last-modified: 2023-11-23 (木) 23:56:47

ディズニー作品「トロン」のキャラクター。
主人公ケヴィンを裏切り、エンコム社の社長へとのし上がった元同僚エド・デリンジャーと瓜二つの容姿をしているプログラムで、MCPの忠実な駒。
残忍な性格で、MCPに逆らうプログラムは躊躇なく消去してしまう。
スペース・パラノイドのゲームを仕切っており、ユーザーに協力的なプログラムを強制参加させている。
ゲームや戦闘の腕前もなかなかのもの。ただしこれらの力はMCPから与えられたもの。

 
CVは金尾哲夫。

  • 過去に「ゴールデン洋画劇場」で放映された際は富田耕生が担当していた。

原作の演者はデビッド・ワーナーだが、KHシリーズの英語版のCVはコーリー・バートン。

  • ちなみに演じた俳優はMCPと同じ人。KHシリーズのCVも同様である。

KHII

スペース・パラノイドに取り込んだソラたちを出迎えた人物。
ソラたちをピットセルに収監するが、キーブレードの力を想定していなかったためかトロンとともにあっさり逃げられてしまう。
 
その後スペース・パラノイドに戻ってきたソラたちを転送してライトサイクルに強制参加させるが、やっぱり逃げられる。


最終決戦時にもソラたちの前に立ちはだかる。

  • 初めに逮捕されたとき以降顔を合わせていなかったためか、ソラは彼の名前を忘れていた。

1戦目はイレイザーを引き連れての戦闘。
自身を転送して移動したり、ディスクを投げて攻撃してくる。
投げたディスクはリアクションコマンド「ディスクガード」→「ディスクブロー」で跳ね返すことができる。


一度はソラ達に敗れてトロンにトドメを刺され倒されるも、2戦目ではMCPから全権限を与えられ復活&巨大化して襲い掛かってくる。
まずは両足を破壊して膝をつかせてから、頭を攻撃し、行動を止めなければならない。
HPを0にすれば動かなくなるのでその隙にMCPを攻撃しよう。
しばらくするとMCPが復活させてしまう。なんとも面倒だが、同じことを繰り返そう。
MCPのHPが半分以下のときはサークから逃げるように離れると壁を出現させて行く手を阻む。

  • 実はこの壁に近づくと使えるリアクションコマンド「クライムハイ」→「ニードルダイブ」でサークを一撃で倒すことができる。
    サークからそれなりに距離を置かないと使うことができないため、ガン攻めしていると気付くことができない。

最期はMCPがソラとトロンの手によりデリートされるのと同時に、彼も消滅していった。


漫画版では今際の際にトロンに対し、ユーザーを信じてもまた裏切られるだけだと語りかけていた。
それに対し、それでもまだ僕は信じたいとトロンは返すわけだが、ある意味、彼もまたゼアノートの被害者であったのかもしれない。

  • この時の両者の表情は郷愁を感じさせるものであり、サークもあの頃はよかったと内心は思っていたのかもしれない。
  • MCP含め、元々は賢者アンセムが街の管理や研究のために活用していたプログラムであったことを重視した秀逸な解釈なのかもしれない。