キャラクター/【MCP】

Last-modified: 2024-03-20 (水) 20:04:32

ディズニー作品「トロン」のキャラクター。
主人公ケヴィンが開発したゲーム『スペース・パラノイド』を盗作した元同僚のエド・デリンジャーによって開発されたオペレーティングシステム。
名前は「マスター・コントロール・プログラム」の略称で、スペース・パラノイドを支配している独裁者。
「ユーザーの何倍も賢い自分にはユーザーなど必要ない、逆にユーザーが自分に従うべき」と考えており、スペース・パラノイドだけでなく現実世界をも支配しようとしている。
本来データ収集が目的のプログラムで、この能力を使って他のプログラムの機能を吸収し続けた結果、強大な力を得るに至った。

  • 「他のデータを吸収して強大な力を得る」という成り立ちはcodedのソラ・ハートレスに似ているかもしれない。

その容姿を言葉で表すと顔がついたぐるぐる回る巨大な赤い砂時計型の柱
なかなかシュールな姿をしているが原作からしてこうなので仕方がない。

  • トロンによると、「見た目にはこだわらない奴」。
    • この容姿のせいで(すぐそばでずっとぐるぐるしていたにもかかわらず)サーク戦が終わるまでソラはこれがMCPだと気づいていなかった。

 
CVは沢木郁也。

  • フジテレビの「ゴールデン洋画劇場」で加藤精三が担当していた。

原作の演者はデビッド・ワーナーだが、KHシリーズの英語版のCVはコーリー・バートン。

  • 何気にサーク司令官と演じている人が同じだったりする。そのためか、KHシリーズのCVも同じである。

KHシリーズでは設定が若干変更されており、元はスペース・パラノイドを管理していたプログラムだったが、とあるユーザーに改造されたのが危険な存在へと変貌した原因となっている。

KHII

ソラたちをコンピューターの中に取り込んでしまう。
パスワードが分からず手を出せなかったDTDに、トロンがパスワードを入力した隙をついてアクセス。町を破壊する危険プログラムを呼び出すがソラたちに倒されてしまう。


その次はハートレス製造装置と町の防衛システム「クレイモア」を使って町に攻撃を開始。
しかし、シドが開発したMCP消去プログラムを受け取ったトロンたちとの直接対決の末に敗北、サーク共々完全消去された。


戦闘では、前哨戦でソラ達に敗れたサークを復活及び巨大化させて同時に襲ってくる。MCPを倒せばクリア。
MCPの周囲は大きな崖が存在するので、直接叩いてダメージを与える事はできない。
ダメージを与えるには、周りに展開している防御壁を破壊してリアクションコマンド「デリート」→「チャージ」を発動させるしかない。
また、しばらくダメージを与え続けていると防御壁を復活させてこちらを吹っ飛ばしてくるので、再び壁を壊してリアクションコマンドを発動させないといけない。

  • 防御壁はロックオンできないため壊せると気付き辛いが、ちゃんと破壊できる。

ただし、「デリート」はトロンがパーティーにいてかつ生存していないと使用できない。
戦闘の流れとしては「サークを攻撃して動けなくする」→「防御壁を破壊してデリート、チャージ」→「MCPが復活させたサークをまた攻撃」を繰り返す。

何気にストーリーボス戦としては最後のディズニーキャラである(闘技大会は除く)。複雑な攻撃自体は少ないが火力が恐ろしく高く、トロンが倒れ「デリート」が使えないなどという非常事態が起こりがちなので注意*1。もちろんソラもすぐにやられかねないのでドナルドを連れて回復を使わせるなどして戦闘に臨みたい。


*1 場合によっては2~3発で戦闘不能になることも