キャラクター/【ジャック・スケリントン】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 12:18:13

ディズニー作品「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のキャラクター。
出身はハロウィンタウン
ひょろっと背の高い骸骨の男性。恐怖を与える演出が得意でハロウィンタウンのスター。

  • 監督曰く、彼の動き方は蜘蛛が着想元だそうだ。

毎年町を挙げて行われるハロウィンを盛り上げているが、最近はハロウィンのマンネリ化に悩んでおり日々新しい恐怖を模索している。
礼儀正しい性格をしているが、ハロウィンタウンの住人ゆえに他の世界の住人とは価値観が異なるため、相手にとっては迷惑なことをしてしまうこともしばしば。

  • KHシリーズではそのような面はあまり見られないが、原作映画での彼の行動はあまりほめられたものではない。例えば、サンタクロースの誘拐を子鬼トリオに依頼したり、子供に襲い掛かるようなおもちゃをプレゼントとして用意したりしていた。
  • ただし彼自身に悪意は全くなく、自分の過ちに気付いた時はちゃんと誠意をもって謝罪する。このあたりも彼の魅力の1つと言えるだろう。

また忠告を無視して強引に物事を進めようとすることが多く、よくサリーから心配されている。

ゲームでの描写から勘違いしがちだが、原作の彼はあくまで「人を怖がらせること」が仕事であり、戦士ではない。魔法も使えたりは一切しない。身体能力そのものは体操選手のごとく高いが、ブギーとの決着もどちらかというと知略を活かした勝ち方である。

  • 仲間キャラの中では、アリエル並に原作ブレイクしている戦闘能力である。

 
CVは市村正親。

  • ミュージカル出身のベテラン役者だが、年齢を思わせない明るく飄々とした演技。ジャックにぴったりの声である。

FM版及び北米版における声優はクリス・サランドン。


KHIとKHIIではパーティーメンバーの一人で、魔法とそれらを独自にアレンジした技を使う。


KH

ハートレスを使ってハロウィンを盛り上げようとしていた。
「偶然ハートレスについて書かれた資料を見つけた」との事だが詳細は不明。フィンケルスタイン博士の研究室に広げられている大きな本がそれだと思われるが、一体誰の著書なのか。彼はこの本を読み解き「ハートレスは心に反応する」という事も既に知っていた。
ハートレスを操る装置に心を取り付けることを思いつくが、実験は失敗しハートレスが暴れだしてしまう。
ブギーの妨害もあり計画は完全に頓挫。「ハートレスとすごすハロウィン」を中止すると言っていた。

  • …が、鍵穴封印後にサリーから「ジャックはまだハートレスとすごすハロウィンを諦めていない」という話を聞ける。
    • 1年後のKHIIではさすがのジャックも諦めたようで、ハートレスのことを「ハロウィンもクリスマスも楽しめないつまらないやつ」と語っていた。

戦闘ではアプローズプリーズ固有の技名を持つ4種の魔法を使う。魔法の効果自体はファイアブリザドサンダーグラビデと同じ。
ワールドを訪れる頃はソラはおろかグーフィーよりHPが高いこともあるが、ディフェンス技を備えていないが故にあっさりと倒されやすい。ちなみにLV100でのHPは72と平均的かやや低め。MPは魔法を使うキャラだけあって高めである。
ソラたちから回復を受けた際の台詞は基本1パターンなのだが、彼は「ありがとう!」と「気が利くなぁ!」の2パターンある。

COM

ソラの記憶のカードから作られた幻で本人では無い。
博士が作った薬の影響でハートレスが現れるようになり、退治で忙しくなり、ハロウィンどころではなくなってしまう。
その事情をソラ達に話し、共にその薬を持ちだしたサリーを探しだす。

やがてサリーを見つけるが、彼女の薬に対する不安な気持ちを知って悩む。
しかしそこにブギーが現れ、薬を奪われる。
ブギーを追って隠れ家へと向かい、彼と対峙するが、目の前で薬を飲まれてしまった。
しかし薬を飲んで暴れだしたブギーに驚きつつもソラ達と共に彼を倒す。


ストーリーのはじまりにソラと出会った時、ハートレスをけしかける形でソラ達を驚かした。

  • 「この町は困った問題を抱えていてね…それは…こういうことさ!」という台詞と共にハートレスが出現した。
    • これはドナルドも勘違いしたが、彼がハートレスを呼んだというわけではない。ハートレスが現れるタイミングに合わせてやったという粋な演出。
      ハロウィンタウンのスターとして彼は人を驚かすチャンスは決して無駄にはしない。

ハロウィンタウン限定のフレンドカードとしても登場。
使用技はサプライズ

KHII

この町で毎年毎年続くハロウィンのイベントに飽き飽きしていたところ、偶然クリスマスタウンに続く扉をゼロと共に発見する。
そこで見たクリスマスに心奪われたジャックはサンディ・クローズ(サンタクロース)になると決意し、ソラたちを連れて本人にお願いに行く。しかし、サンタクロースから「クリスマスには私が、ハロウィンにはジャックが必要」と諭され、ハロウィンへの情熱を思い出す。

  • ただしサンディ・クローズになることを諦めたわけではなく、これ以降サリーお手製のサンタの衣装を身に着けている。
  • クリスマスという行事そのものをあまり理解できておらず、二周目のエピソードではハートレスに奪われて滅茶苦茶になったプレゼントの「箱」をプレゼントだと思っており、中に入っていたぬいぐるみを気にも留めずに踏みつけている。

今作で彼の使う3つの魔法は非常に頼りになる。ドナルド涙目の性能。特に長時間敵を追尾する氷・雷は強烈な性能を誇る。
さらに今作で連携技となった「アプローズプリーズ」が非常に強力。特に攻撃力が低くなるLv1攻略時はその圧倒的なヒット数により凄まじい火力を叩き出す。

  • 特にLv1攻略時には非常に頼りになるためプレイヤーからの人気は高い。もうひとりのジャックと比較して「強い方のジャック」なんて呼ばれ方をされることも…。

Days

ロクサスが度々任務のためにハロウィンタウンを訪れるが、偶然にもジャックはロクサスが関わった事柄を通して新たなハロウィンに向けたアイデアが湧き出てくる。
 
【ジャックが目撃した事柄の一覧】

  • 閉じる直前の闇の回廊
  • 小鬼たちが秘密を守るためにロクサスと戦った後子鬼達がカボチャ爆弾で穴をあけて逃げた所を叱ろうとしたが……。
  • 子鬼達が偶然にも育ててしまったハートレス「パラサイトグレイブ」をロクサスが倒した後その場から立ち去る姿。

そして、上記の事柄からジャックは最終的に「恐怖と災いを振りまく黒い使者」を作り出し、フィンケルスタインに公開した(見た目はほぼカカシそのものだが)。
設定としては「神出鬼没で狡猾。手からは黒くて不気味な触手を何本も生やし、黒いコートの下には数え切れない程の爆弾を持っている、人々を恐怖の底に落とす地獄の使者」との事。
フィンケルスタイン曰く「なかなか斬新なアイデア」。
そして、モデルとなったロクサスはこれを見て「全然似てない」と不満そうだった。

  • ちなみにカカシはあくまでプレゼン用にジャックが作ったイメージモデルに過ぎず、次のハロウィンの目玉として設定どおりのスペックで作成予定とのこと。ということは、KHIIでジャックがクリスマスにのめりこんだりしなければ、下手したらこいつの完成品がソラたちの前に立ちふさがった可能性が……。
    • 実験体以上の強敵……コントローラーを投げ出す人が続出しそうである。

χ

キャラクターとしては未登場だがカードとして出演。
通常版、サンタ版、ソラやサリーとの2ショットなど絵柄は結構多い。

同じくメダルとして出演。
当初はメダルドローから排出されていたが、2016年4月8日から新たに排出されることが無くなり、今後のイベント等で配布される予定もないという旨の更新がされた(すでに所持しているメダルは消失しない)。
ファンの間では「また権利問題か」「今後のKHにナイトメアは出られないのか」という噂も立ったが、同年のハロウィンの時期にはこのジャックのメダルがログインボーナスとして配布され、ジャック以外のナイトメアのキャラクターのメダルもイベント報酬として新たに登場した。
排出停止、イベントでの再配布についての理由は特に明かされていないが、今後もナイトメア関連のメダルはドロー以外の方法で登場してくるものだと思われる。
 
…しかし2018年のハロウィンの時期にはPrメダルとして「ジャック&ゼロ」のメダルが期間限定でドローに登場した。
このことを考えると、単純にナイトメアのキャラクター達は「ハロウィン限定メダル」として扱われることになっただけなのかもしれない。