キャラクター/【ヴァネロペ・フォン・シュウィーツ】

ディズニー作品「シュガー・ラッシュ」および続編の「シュガー・ラッシュ：オンライン」の主人公の一人。
黒髪を赤いリボンのようなものでポニーテール状に結った、約三頭身ほどにデフォルメのきいた容姿をした少女。設定上の年齢は9歳。

• 髪にはキャンディのカケラのようなものがちりばめられている。
• 体のあちこちにプログラムの綻びのような青いノイズのようなものが走っている。

作中に登場するレースゲーム「シュガー・ラッシュ」のキャラクター。…なのだが、同じゲームの住人である他のキャラクターたちからは前述の青いノイズを「プログラムの欠陥」と認識されており、これが原因で「プレイヤーキャラクターではない」とされて除け者にされている。
余所のゲームから迷い込んできたラルフのメダルを横取りするが、それを返す代わりに自身がレースで優勝できるよう協力するようになる。
　
体のあちこちに走っている青いノイズは「バグ」だが、これを利用した瞬間移動を行うことが出来る。
　
現時点ではKHシリーズでのCVなし。

• 原作のCVは諸星すみれ。
  • KHシリーズでは幼少期のカイリを担当している。

続編の「オンライン」において「プリンセス専用部屋」に迷い込むシーンがあり、そこで出会った他作品のプリンセスたちからは彼女もプリンセスであるという認定を受けている。

• つまりヴァネロペもこれに倣うと「ディズニープリンセス」ということになる。

Uχ

ゲーム・セントラル・ステーションから繋がっていたキャンディ・キングダムというエリアに登場。
レースに出場するためラルフのメダルを盗み、持っていこうとするもバグが制御出来ず動けなくなっているところ、プレイヤーと遭遇。なぜかプレイヤーと一緒にいる間はバグが落ち着くことに気づき、同行することになる。
メダルをレースの入場料として使ってしまい、ラルフを激怒させるが、自分に協力してレースを優勝させることを条件にメダルを取り戻すという取引をする。
カートを作ったはいいものの、そこにハートレスを引き連れたキャンディ大王が現れ、ラルフたちと共に隠れ家に逃走。そこで自分の境遇を打ち明ける。
そして今まで手作りのカートにしか乗ったことがなかったためにエンジン付きのカートの運転の仕方がわからず、ラルフと一緒に練習することになる。
　
その後キャンディ大王に騙されたラルフにカートを壊され、その上キャンディ大王に捕まって牢屋に入れられるも、ラルフ達によって救出されてレースに出場する。
先頭争いでキャンディ大王が「ターボ」としての本性を表し、バグによって逃れるも、サイ・バグによってレースゴールは破壊されてしまう。
サイ・バグによって崩壊の一途を辿る「キャンディ・キングダム」だが、ヴァネロペは「キャンディ・キングダム」の世界から出られない。それを見かねたラルフは火山を噴火させてサイ・バグを駆除することを思いつくもキャンディ大王との攻防の末拘束され、最終的に火口に飛び込む決断をする。
それを見てヴァネロペはバグの力を使ってラルフ(と巻き込まれて火口に落ちたプレイヤー)を救出。その後火山は噴火し、無事にサイ・バグとキャンディ大王は消滅したのだった。
フェリックスの手によって修復されたゴールをラルフに押されてカートで通過し、ヴァネロペは「ヴァネロペ王女」としての役割を取り戻す。しかしドレスを脱ぎ捨て、「こんなのあたしじゃない」「ホントのあたしは違うんだから」「不思議な力を持つ最高のレーサーなんだよ！」と言うのだった。

• ヴァネロペの上記の発言を聞き、チリシィはある可能性に思い至るが…。

ちなみにゲーム中では特に言及はされないが、原作の描写においては「バグ」とされていた彼女の瞬間移動能力は実は「仕様」だった(バグを仕様化したという説もある)らしく、ゲームプレイヤーが実際に使用するシーンもある。