ノーバディ/【サムライ】

Last-modified: 2023-10-05 (木) 06:25:34

2本の刀とその鞘を武器として使う侍タイプの上級ノーバディ
ロクサスの配下ノーバディでもある。
 
Daysにも登場し、物語の終盤では機関を裏切り抜けようとしたロクサスに対してその関係を断ち切る為に彼の前に立ちはだかったが、KHIIではイベントシーンでロクサスがソラと一騎打ちの戦いを挑もうとした際、ドナルドグーフィーの足止めをしていた。

  • 人の姿を留めていない彼らに心が芽生えるとは考えにくいので、恐らく何のためらいも無くロクサスを見限ったと思われる。どんなにロクサスが優秀であろうと所詮は幹部クラス、戦闘員のサムライにとってはボスであるゼムナスの命令こそが絶対なのである。
    • ドナルドとグーフィーを足止めしたのは単純に、侵入者(ソラ達)を効率良く始末する為にロクサスを利用しただけなのかもしれない。
      • KHIIIでは真XIII機関への背信行為をしていたヴィクセンダスクが助けるような働きをしているため、この時だけはロクサスに従っていた可能性もあるかも。

KHII

ソラ編開始後のホロウバスティオンXIII機関一同が集った後に下級ノーバディと共に出現し、ソラはレオンと共闘して城壁広場で街への扉を守る攻防戦を繰り広げた。


戦闘では瞬間移動を駆使しながら落ち着いて戦う。
むやみにこちらを追いかけては来ず、こちらの急接近に対し、素早く対応してくる。
コンボで敵を追い詰めているつもりが、他のサムライの射程に入ってしまい、割り込まれるケースも結構多い。
 
離れている分には大人しいが、接近時には4連斬りで積極的に攻めてくる。
威力に優れている上に予備動作も短く、ある程度相手の動きを予測しておかないと防御は難しい。
攻撃して怯ませようにも、動作中は一部の攻撃以外では怯まないので、返り討ちに遭いやすい。
 
また、反撃時には10連斬りも使用するが、こちらの脅威度は案外低め。
4連斬りと比べて予備動作が長いため、発動を見てから対処しても間に合いやすい。
さらに、1~9段目は威力が低い上にヒットする間隔が長いため、仮に攻撃を食らってしまっても、大ダメージを受ける前に途中で防御や反撃に転じやすい。
10段目は非常に強力なのだが、攻撃を弾かれると技を中断してしまう性質上、そこまで攻撃を繋げられることは稀。仮にソラが何もしなくても、グーフィの盾などに弾かれて技を中断してしまうことも珍しくない。

  • コンボプラスを装備したせいで乱戦時にフィニッシュ技を出しにくくなってしまった……」という経験をしたプレイヤーも少なくないだろうが、それをかなり極端にしたような性質の技。
  • 前述の通り10段目だけは非常に高性能。かなりの距離を突進しながら斬りつけるのだが、恐ろしく速い上に、火力も凄まじい。
    • 威力補正×2.0でしかも大抵2ヒット。あのダンサーの掴み投げの2倍のダメージの超高速攻撃と言えばヤバさを分かっていただけるだろう。
  • 1~9段目は攻撃の一部と言うよりは実質溜め動作に近い。仮に9段目までをカットして、いきなり突進斬りを使用してきたとしたら、こいつは上級ノーバディの中でも随一の火力を誇る恐ろしい敵と化していただろう。

リアクションコマンド「デュエルバウト」による一騎打ちは成功すれば大ダメージを与えられるが、失敗するとこちらが大ダメージを受ける。
リアクションコマンドが出る時は敵は弾かれて隙を見せている時なので普通に殴っても問題ない。
この際、彼(?)らはなんと正座をする。この正座はリアクションコマンドが発動可能になった目印なのだが、戦闘中にいきなり正座をしだすその様はなんともシュール。
ファイナルフォームとなったソラによって仲間たちが次々と消滅させられていく中、なぜかこいつだけ一人でこっそりと正座をしていた、なんて光景もちらほら見られる。

  • 攻撃をガードするとこの姿勢になる。ほかのノーバディも攻撃をガードするとみょうちくりんな格好になってしばらく無防備になるのだが、ここまでシュールな姿勢になるのは彼等くらいのもの。
    無論、一騎討ちにわざわざ応じる必要もないので正座中のサムライを無残に消し去るプレイヤーは少なくないだろう。
    • ちなみに、サムライは他の個体のように関節を無視したような動きをする事がほとんどない。

Days

ミッション(と言うかトレーニング)で何度か戦闘することになるのだが、容赦無しに上司のロクサスを倒しに来る。
同じようなミッションで登場するダスクとは次元の違う性能を誇り、ダスクと同じような気持ちで片っ端から倒していこうとすると軽くぶちのめされる。
上司に対してそれでいいのか。
ただし、フィニッシュ攻撃や魔法等の強力な攻撃で必ず怯むので、そこから攻撃の手さえ緩めなければ倒す事自体は不可能ではない。

  • リミットブレイクを数回食らっても倒れないという大変Daysらしい体力を持っている上、絶対に倒さなければいけない事もないので、余裕がある時を除けば無視がオススメ。

逆にダスクやサムライ目線で見た場合、トレーニングという名目で上の立場の者から抹殺されるわけだが こちらもなかなか常識はずれである。とはいってもノーバディはいずれ実戦でもリクやロクサス、そしてソラたちによって倒されていく定めなのだが…。

  • まあ、ノーバディにとって消滅するのは必ずしも悪いことではない。

 
どうせならミッションに付いて来てくれれば良いのに。部下だし。

  • 元々ストーリーモードでは配下ノーバディを連れて行けるようにする予定だったので、もし実現していたら、ハートレスをバッサバッサとなぎ倒していく彼らの姿が見られたかもしれない。

城での最後のミッションでロクサスは脱走しようとするが、その際もダスクと共に行く手を阻んだ。