アビリティ/【ドロー】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 11:00:57

プライズの回収判定を広くするアビリティ。
シリーズによっては初期範囲がキャラの足で踏まないといけないほど狭く、ストレスフリーのプレイには半ば必須とも言える。
最初期から多くのタイトルで採用されており、定番の縁の下の力持ちと言える立場を持つ。
素材稼ぎには最低限ドローとラックアップのコンボが必須とも言えるだろう。


KH

レベルアップで2個まで習得する。
オリジナル版では33,60、12,30、27,39。見ての通り杖の習得が際立って速く、剣で1つ目を覚えるまでに2つ揃ってしまう。
FM版では剣36,75、杖9,72、盾30,57。2つ目の習得レベルが非常に遅くなるように調整されている。1つ目に関しては杖がとても速いのは変わっていないが、2つ揃うのは盾のほうが先になっている。


今作のデフォルトの回収範囲は極めて狭い(ドローなしだと直接踏まないと取れないレベル)ため、重要性はかなり高い。
HPやマニープライズはもちろんのこと、MPプライズの回収効率にも直結する。杖選択で習得が速いのはそういう仕様を踏まえてのものであろう。
召喚魔法バンビとの相性が抜群に良いため、活用するなら2個装備しても良いだろう。

COM

バウンシーワイルドエネミーカードを使用することで発動する。
EXPプライズやカードを引き寄せられるようになる。カードを5回リロードするまで効果は続く。


ただEXPを稼ぐにもプライズを拾うことが必須の本作では意外に有用。プライズは時間経過で消滅するため、効果時間の長さも大いにプラスになる。
他に発動しておきたいエネミーカードがないならとりあえず発動しておいてもいいくらいに便利。
特にオリジナル版ではアタックコマンド強化系のエネミーカードがストック技に適用されないため、活用できるエネミーカードが少なく相対的にこれが活用しやすい。
Re:COMではストック技を強化できるエネミーカードが増加し、また戦闘終了時にプライズが自動的に回収されるようになったため、相対的に出番は減った。

KHII

レベルアップによる習得とフォローザウィンドドローリングに加え、マスターフォームに装備されている分で4つまで重ねることができる。

  • グミシップにも同名・同効果のアビリティが存在している。必要APは4。

習得レベルは剣28、盾47、杖25。必要APは3。


MPは時間経過で全快でき、ドライヴゲージもわざわざプライズに頼らなくても回復できる。KHIのバンビのような召喚もないので、APに余裕がないなら無くてもそこまで問題はない。
ただKHIほどではないがデフォルトの回収範囲は狭いため、あれば便利なことには間違いはない。

KHIIFM

合成でドローリングが量産可能になったため、ありったけ装備すればかなり距離があってもプライズをかき集められるようになった。
アビリティの習得数も増えており、マスターフォームのドローが2つに追加され、新規追加されたリミットフォームのレベルを上げると1つ習得できるほか、クリティカルで開始すると追加で1つ習得できる。
XIIIキノコNO.3との戦いで有用となるため、1個でも多く装備できるよう備えておきたい。

Days

パネル装備で発動できるアビリティとして登場。最大レベルは3。
リンクパネルに「ドローアップ(L)」を1枚リンクするごとにレベルが1上がる。


Lv1でも目に見えて収集範囲が広くなるが、一方Lv3にしても収集範囲はそこまで広くならない。
グライドで飛び回りながら敵を倒していると全然収集できないこともザラ。
逆に言えば意識していればLv1でもさして困らないということでもあるため、パネルスロットの余裕がない場面では敢えて1スロットの方のパネルを装備するのも手。

BbS

コマンドチャージで発生することがあるアビリティの1つ。
特定のコマンドの組み合わせに満たされる結晶を追加することで確実に発生させられる。
最大習得数は5個。


本作はプライズが消滅するまでの時間が他作品と比べて短い上、アイテムが入ったプライズボックスも消滅してしまうようになったためプライズを素早く拾う必要がある。
そのためドローの価値は他作品と比べてもかなり高いものとなっている。
幸い必要なコマンドも素材もすぐに手に入るものなので、早めに上限まで習得しておくのも手だろう。

3D

アビリティリンクで習得できるステータスアビリティ。最大習得数は5個。
今作はデフォルト状態でもかなり広い範囲からプライズを回収できるため重要度は低いが、その分最大装備時の回収範囲は圧巻の一言。
フリーフローアクションを前提にした設計のフィールドは上下の起伏が激しく、倒した敵が遠くに吹っ飛んでプライズが奈落に落ちることも多い今作だからこその調整といえる。

KHIII

1つにつき3メートル延長。
目覚めの園での選択に関わらずLv3という今までにない速度で習得する他、初期装備であるキングダムチェーンのウェポンアビリティとしても設定されている。
その後もキングダム・オブ・コロナにいるオレンジプリンのクリアでも習得したり、Bランクジュニアメダルに設定されているなど序盤から大量に重ねる準備が整う。
本作は3Dと同じでマップが大きく、ソラの機動力もかなり高いことから恩恵はかなり大きい。

  • ただしザ・カリビアンで集めることになる白いカニには下記の上位アビリティを含めて全て無効。地道に回収するしかない。

キーブレード切り替えをうまく使えば、「普段の戦闘は戦力を重視、戦闘が終わったらキングダムチェーンに持ち替えてプライズを回収」といった無駄のない使い方も可能。
 
また、下記のマジックドロー、マスタードローが初登場した。

マジックドロー

シューティングスターエレメントフォームの他、特定のアクセサリに搭載されている。
魔法(正確には魔法力を威力の参照にする攻撃全般なのでシュートフロー等も含まれる)で倒した敵から落ちたプライズを距離に関係なく引き寄せる。
過去作では遠距離で敵を倒してしまうと回収の為にわざわざ拾いに行く必要があったが、このアビリティの登場によってその手間が緩和された。

マスタードロー

敵が落としたプライズを距離に関係なく、撃破手段を問わず引き寄せる。
これを装備すれば他のドロー系アビリティは全て不要となるが、要求APは5とかなり多め。
また落としたプライズの近くに味方キャラがいる場合はその味方が優先して回収するため、厳密に全てのプライズを独り占めできるわけではない。

フローズンスライダーのトレジャープライズを全て集めると習得できるほか、2ndフォームのフォームアビリティに含まれている。
ドローリングもこのアビリティになっており、APも上がるなど前作より実用性が大きくアップしている。フローズンスライダーをやる手間は省けるが、ラックアップのついたマスターメダルを装備するアクセサリー枠がひとつ埋まってしまうので素材稼ぎしたいプレイヤーには悩みどころ。


これを装備していると他のドロー系アビリティを使う枠が腐るのが玉に瑕。
突き詰めるとキングダムチェーンは強敵への集中攻撃向けとみられる性能であるため、気にする必要は無いかもしれないが。