概要が生えた!
羽が生えた!とは、実況 安部憲幸(あべ のりゆき)の叫びである。
この音声は『実況パワフルプロ野球8』に収録されており、がもうレオンさんの音声リストに登録されている。
『ウイニングイレブン』シリーズの実況ジョンの例があるように、実況音声はコメントとして使いやすそうだという理由で、安部憲幸氏の実況音声からいくつか登録された。その中のひとつが「羽が生えた!」である。
放送では元のゲームをプレイすることなく登録されたので、しばらくは視聴者にとって出典不明*1だった。
その後、2017年9月14日のがもうレオンさんの放送で素材元のタイトルが『8』だと確定。
元々は「白球、羽が生えた!」でひとつの実況音声のようで、がもうさんはカット編集した上で登録したとのこと。
ところが、がもうさんも視聴者のなかの既プレイヤーも「羽が生えた!」をゲーム中に聞いた覚えがないという。
未使用音声か、かなり限定された状況でしか聞けない音声という説が濃厚となっている。
上記の放送では実際のプレイでいくらか試合をこなしたが、結局羽は生えなかった。
依然として、この音声の詳細は不明である。 だれか おしえてくんない
経緯が生えた!
パワプロの実況音声が登録された当時は「羽が生えた!」が目立って使われることはなかった。
早期から使われていた印象のある音声は「逆 転」「ビシィ!」「33-4」辺りか。*2
転機が訪れたのは、がもうさんが『Little Lovers SHE SO GAME』(以下、リトラバ)を始めてから。
オープニングムービー(以下、OP)で主題歌がサビに入る直前、ヒロインの一人『神藤ゆりか』がウィンクしながら後ろに振り向くと、その背中から白い羽根の輝く翼が現れて飛び立つ、という場面がある。
(1:10~)
その光景はまさに「羽が生えた!」という音声がぴったりであった。
リトラバの放送が始まってからしばらくの間は動画化されておらず、動画に残っているなかで最初のOP(上記のリンクを参照)で既に「羽が生えた!」コメントがテンプレ化している。
リトラバOPでのテンプレとして認知されたのを皮切りに、他の場面で使われる頻度も高くなったようだ。
以前はがもうレオンさんのコミュニティ外での認知度は低かったと思われるが、ナニフツウさんのゲームOP鑑賞会でリトラバOPも例外的に*3放映されたこと等で広まなんだった。
後に、リトラバ放送でOPが流れた際の「羽が生えた!」コメントが増えすぎて読み上げの渋滞が起きるようになったことから、妨害可(音声の再生が途中でも次の読み上げが始まる方式)に設定するなどして対処された。
動画『その27』(2018年末放送)の時点ではまだ通常の音声再生であり、変更されたのはおそらく動画化されていない2019年3月のリトラバ枠であったと思われる。linklink
使用例が生えた!
ゲーム内のキャラクター等に羽や翼が生えたとき。
元ネタ的には見た目上は羽は生えていない場面と思われるが、用語としては視覚面が重視される傾向にある。
単に上空に向かって移動するだけならフワーッ!の方が使われやすいか。
ポケモンの進化のように、キャラの外見が変化すると同時に羽パーツが追加されたときにも使われる。
(25:45) サムネイルにもなっている『サナギマン』の進化
少々強引な使い方としては、元から羽が生えているキャラクターが現れただけでも圏内に入る。
ニュアンスとしては「羽が生えた者が現れた!」といったところだろうか。
特に、羽を持つキャラの助けで間接的に飛行手段を獲得する場面などでは使われやすそうである。
折りたたまれていたり格納されていた羽を展開した場合も「生えた」わけではないが使われそうである。
ポケモンの進化の例では、羽が生えたわけではないが飛行タイプが追加された場合も該当する。
応用例が生えた!
キャラクターに羽以外のパーツが追加された場合は、その部位に合わせて「腕が生えた!」など改変されることもある。
しかし「羽が生えた!」のままコメントされることも多い(音声の出るがもうさんの放送では特に)。
さらに、ポケモンが進化する場面などで特に新しく何も生えてないのに使われることもある。 言いたいだけやろ!
また、羽が生えた!が定着するきっかけとなったリトラバOPの印象が強いためか、あまり名前を覚えられてなさそうな神藤ゆりかを指して「羽が生えた人」等と、適当な呼び名をつけられることがある。
サムネで羽が生えた!
ナニフツウさんのリトラバプレイ『その1』および、がもうレオンさんの投稿したリトラバOP動画では、羽が生えた瞬間がサムネイルに採用されている。
余談が生えた!
リトラバOPの羽が生えるシーンは、何も脈絡なく盛り込まれたものという訳ではない。
第一に、オープニングテーマの歌を担当するユニット名が『LITTLE WINGS』であること。*4
次に、羽が生えた直後のサビの歌詞に「小さな翼」「羽ばたきたい」といった言葉が含まれていること。
またサビの始めに大量の羽根が舞っているだけでなく、最後のカットでも羽根が1本舞い落ちている。
ついでにいうと、冒頭でヒロインたちが腕を広げたり跳び上がったりする様子が、鳥をイメージしているという推測もできる。
以上のことから、ある程度一貫したモチーフとして羽が生えたといえるであろう。
さらに本編でも、冬月あや編の文化祭で美術部の展示の背景に「羽が生えた神藤ゆりかの後ろ姿」らしき絵が存在する。
なお、隣にある絵の人物が本作ではナビゲーター役として登場する『ゆい』と思われるものであるように、このゲームで度々見られるメタ要素を含むネタのひとつと考えられる。
関連項目が生えた!
- 今のはニワトリだと思うな
- \カトリ/
- 君は飛ばないのかい?
- キメラ
- ゲス魔鳥?
- ちゃんと飛ぶんだよ、お嬢ちゃん達 → こうなったら意地でもひっついていくのだ!
- ツイッター
- つばさくんもつだぞ。
- トヴァーイ!
- 飛義人 → 犠牲者/ナニフツウさん
- フワーッ!