ALIVEの登場人物一覧

Last-modified: 2020-01-13 (月) 13:26:25

概要

ゲーム『ALIVE』(PS)の登場人物などを列挙する。

基本的には、だっとさんの配信プレイで「見なくてもゲーム進行に問題のない要素(通信会話ログやニュース)」をシナリオ進行に沿って回収しているため、そのアーカイブ動画を参考情報とする。
以下のマイリストを参照。

※一部、例外的に上記動画では未登場の要素が含まれます。
※解像度や画質の都合上、パ行の濁点・半濁点などが判別しにくい部分があります。

人物(個人)

人物名の姓と名の間は、基本的に「・」で統一している。本編では空白文字だったり、何も無しに姓名が繋がっている箇所もある。

名前・通称登場備考
カワダ・アツコその1 (00:47)
その1 (05:01)
主人公。POLICE研修生。詳細はカワダアツコの個別記事を参照。
トオノ・アキラその1 (06:21)
その1 (09:22)
アツコのパートナー(婚約者)。JBS報道部員*1。アツコと同行するパートは少なく、通話による出番が多い。
オンダ・ヨウコその1 (00:34)
その2 (14:27)
17年前の事件の主犯として死刑となった人物。実際は濡れ衣であり、しかも生き延びていた。その正体はアツコの母親であった。
モリモト・ケイタその1 (04:10)
その1 (11:19)
刺客A。グラサンが特徴。爆弾など危険物の扱いに長けている。「アイツとは別人だ」のアイツに当たる人物。
ニュースキャスターAその1 (09:36)
その1 (23:08)
JBSニュースのキャスター。監視カメラを「かんしキャメラ」と発音する。
スギタ・ヒデタカその1 (15:43)
その1 (22:49)
A地区長。電車の爆発事故が起きた際に行方不明となり、殺害される。生前の映像は、アツコに撃たれる捏造ニュースのみ。
スガワラ・ヒロシその1 (16:01)序盤のニュースで、前A地区長として名前が出てくる。[補足]も参照。
ス・メイジャその1 (28:03)
その2 (16:55)
モデルや女優として活躍している人物。監視システムを軸に繋がった裏社会の各方面で利用されていた。
オオタ・クニアキその1 (28:45)B地区長。直接の出番はないが、A地区長以外も顔写真は映る。
チョウノ・チヅコその1 (28:45)C地区長。後のニュースでは名前が「チズコ」と誤記されている。ちなみにC~E地区長のネーミングは、イニシャルが地区名と対応している。
ドウジマ・ダイチその1 (28:45)D地区長。
エジマ・エツシその1 (28:45)E地区長。
ホテルの清掃員その1 (03:38)民間人。ホテル脱出パートのルート次第で出てくる。
尾行者その2 (14:38)ヨウコを尾行するセキュリティ社の社員。後に複数の社員の顔がはっきりと映るが、ENDクレジットの「尾行者」がどの人物に該当するのかは未確認。
チーフその2 (22:28)E地区POLICE CENTERの研修担当のチーフと思われる。
マザー・リョウコその2 (23:24)
その10 (09:59)
E地区孤児院の園長(院長)。アツコの育ての母に当たる人物と思われる。序盤のニュースでは一人でいたアツコを拾ったかのような文面があるが、実際はヨウコと会っていた様子。
カタオカその2 (23:36)E地区POLICE CENTER教官。
電気街の男1その2 (26:48)サイバー感のある(?)ゴーグルを付けた、店主らしき人物。
電気街の男2その2 (27:20)
その4 (16:15)
「交換してもいいぜ」の人。高帽子だけでなく、全体的に目立つ服装をしている。後にアキラパートでも少しだけ映っている。
電気街の男3その2 (28:11)「俺らは単なるギャラリーさ」の人。アツコに妙に接近してくるが、物を渡すのを頼まれた以上、逃げられないようにするためだったのかもしれない。
少年その2 (28:38)
その3 (06:03)
アツコの前に単身出没する謎の少年。真ルートでは「3代目ZEN」と紹介される。黒幕の支配下にあったようだが、最終的にはアツコを助ける。ラストシーンで初めて発話し、アツコから「レイ」という名前をもらう。
POLICE長官その3 (10:42)
その4 (24:34)
監視体制側の資金作りのため、武器の密売を担っていた人物。終盤のニュースで顔写真あり。私設部隊でアツコを狙うが、アツコが生き延びる内にJBSに真相を暴かれていき、追い詰められた結果自害した。
ウラタ・リョウその3 (13:30)ヨウコやアキラを監視する人物。セキュリティ社の社長。終盤、アツコの父親であることが判明する。一連の事件の黒幕かと思われたが、彼もまた真の黒幕ZENの支配下にあった。逆転の秘策をアツコに託すが、自責の念からかアツコの到着前に自害した。アツコと話していたのは、本人を模倣したAIを搭載したホログラムという解釈がある。
ZENその3 (16:47)
その16 (01:09)
黒幕。少年を3代目ZENと呼んでおり、当人は2代目と思われる。真ルート以前にも、その姿ははっきりと映らないが監視カメラの映像を見ている謎の人物としての描写がある。彼もまた「キャメラ」派である。
カトウその3 (22:32)元JBS報道局員。顔写真あり。ヨウコの無実を立証する捜査中、事故死した。本当に事故だったのかは不明。
JBS局長その3 (23:01)本編開始の1年前、アキラにA地区への潜伏調査を依頼した人物。
イトウ・シュンスケその3 (23:38)
その15 (11:05)
17年前(2003年)当時のニュース記事において、爆破事件により亡くなったとされる五人の地区長達。真ルートでは、彼らと思われる5人の顔写真が一瞬だけ映る。
A地区長の名前については[補足]も参照。
ハセガワ・リョウメイ
クドウ・コウジ
コバヤシ・ヒロミ
サカキ・キョウイチ
カトウ・マサタケその3 (25:09)テロリストグループの一員とされる人物。彼の情報からヨウコが逮捕された。上記の元JBS報道局員のカトウと姓が同じことに意味があるのかは不明。
タカセ・リュウイチその3 (14:55)
その4 (00:45)
刺客B。異常なしぶとさが特徴。監視体制側の資金繰りを担っていた様子。アツコがマンションに到着する直前、尾行していた人物と同一と思われる。
ナカエ・ヒロキその4 (15:30)
その7 (04:54)
アキラから友人として紹介された、A地区博物館(ミュージアム)の館長。その正体はクローン人体実験を取り仕切る、生物化学研究所監査役員。自身のクローン兄弟と共に、刺客Dとしてアツコを襲撃した。
ニュースキャスターBその4 (15:58)
その4 (16:30)
JBSニュースのキャスター。こちらも「キャメラ」派である。
タカセ・リュウゾウその4 (20:41)刺客Bのオリジナル個体。
モリモト・ケイゾウその4 (20:54)刺客Aのオリジナル個体。
オトナシクシテロォの人その5 (00:07)POLICEの一員。
セキュリティ社の社員その5 (24:30)
その6 (02:33)
ヨウコを社長に会わせるため車で連れ去った社員の一人。後に操車場でアツコを追い込んだところを、刺客Cにやられた。
カミヤ・リナその6 (02:50)刺客C。寡黙なスナイパーだが、結局遠距離からアツコを仕留められず接近戦となった。組織内では、監視システムに対する市民の反発を逸らすべく、CLUB PINKの設立を提案していた。
ババ・ブンイチその6 (12:12)ニュースに出てくる名前。[補足]を参照。
この人を知りませんか?その6 (12:37)広告欄で情報を募られていた行方不明者。顔写真はあるが、名前は不明。
カミヤ・リエコその6 (26:02)刺客Cのオリジナル個体。
サガノ・ケンイチその7 (07:38)B区立Universityの大学教授。顔写真あり。D区長からクローン実験を依頼され、2001年から研究に携わっていた。
キシ・サチコその7 (10:41)総合福祉病院の会長およびポリーズの代表(社長)。またCLUB PINKの裏の経営者でもあった。クローン実験の人体提供に携わっていたが、本人は一人の少年に執着していたらしい*2
ナカエ・ヒロカズその9 (10:44)刺客D(ヒロキ他)のオリジナル個体。
CR2020その9 (11:18)クローンの個体ナンバー。おそらく、3代目ZEN(少年)のことを指していると思われる。
ナカエ・サトシその9 (12:37)刺客Dとしてナカエ・ヒロキと同時にアツコを襲撃したクローン兄弟。
[補足]も参照。
ナカエ・ヒロミその9 (12:39)
ナカエ・ヒロシその9 (12:40)
カミヤ・レナその9 (13:05)
その15 (16:56)
刺客Cのクローン兄弟。真ルートでアツコを襲撃した個体と思われる。
タカセ・リュウジその9 (13:22)
その15 (17:03)
刺客Bのクローン兄弟。真ルートでアツコを襲撃した個体と思われる。
モリモト・ケイイチその9 (13:37)
その15 (17:13)
刺客Aのクローン兄弟。真ルートでアツコを襲撃した個体と思われる。
モリモト・ケイその9 (13:39)
その10 (03:06)
俺は俺だ」の人。刺客Aのクローン兄弟だが、組織を裏切りアツコに協力した。
ヒメノ・シロウその10 (05:08)刺客E。「俺はやめることが出来ないんだ」の人。火炎放射器と発射時のポーズが特徴。軍人であり、格闘技が得意。刺客衆の中ではリーダーポジションだったらしい。
刑務所長その10 (16:41)A地区中央刑務所の、17年前当時の所長。買収されてヨウコを逃がしたという。
オオトモ・リュウジその10 (17:32)刺客Eのオリジナル個体。刺客Eだけ、オリジナルとクローンの姓が異なる。
ヒメノ・シンイチその10 (18:40)
その15 (16:37)
刺客Eのクローン兄弟。真ルートでアツコを襲撃した個体と思われる。
キョウコその12 (00:53)
その2 (22:28)
終盤でアツコと通話する、POLICE CENTERの仲間。序盤で名前の出た「ルームメイトのリョウコ」は、おそらくこのキョウコの誤植。
キターの人その13 (01:02)POLICEの一員。威勢のいい号令だが、どこか歓喜しているようにも聞こえる。
初代ZENその16 (02:19)ZENおよび3代目ZENのオリジナルと思われる人物。カプセルの中で眠り続けているが、その顔が映像として間接的に登場する。2代目ZENと兼役なのかは不明。リョウがイヤリングに仕込んだ映像内で呼んだ「お父さん」は、この人物を指していると思われる。計画が阻止された際、彼の台詞らしき声が流れる。最後にバリアーのようなものを張り、2代目ZENと共に生存を臭わせている。

団体・施設・地域など

名称登場備考
五人の地区長
5地区長
その1 (00:28)
その1 (28:45)
本編では殺害されてばかりで、ろくな出番がない。スギタA地区長は本編映像にも登場するが、他の地区長はニュースの顔写真だけ。
国際会議場その1 (00:28)2003年の事件で、当時の5地区長を殺害するために爆破された。
セキュリティ社その1 (00:35)安全監視システムの一翼を担う企業。「セキュリティの映像情報は完全です」
POLICEその1 (00:41)普通に「警察」と呼ばれることもある。また、通信会話ログでは「ポリス」表記も出てくるが、POLICEとの違いは不明。本編でアツコと対峙するのは、基本的にPOLICE長官の私設部隊と思われる。
五つの地区その1 (00:56)A地区~E地区のこと。アツコはE地区在住だが、本編が始まった時点でA地区に来ており、その後の行動範囲もすべてA地区内である。
セキュリティ社ビルその1 (01:31)
その15 (00:00)
夜空にそびえる姿が印象的な高層ビル。真ルートではビル内に武器製造工場が存在すると描写されている。最終的には爆破され、朝日のなかで骨組みを曝すことで物語の終焉を表現した。
E地区孤児院その1 (06:11)
その2 (23:24)
アツコやアキラの出身地。園長(院長)はマザー・リョウコ。
POLICE CENTERその1 (06:11)警察本部のような施設と思われる。POLICE候補生の研修もここで行われている模様。PDAの通信(ACCESS)先にも「POLICE CENTER」があるが、A地区のセンターにいるはずのPOLICE長官に繋がることもあれば、E地区のセンターにいると思われるキョウコに繋がることもあった。
ステーションその1 (06:21)
その1 (09:02)
おそらく鉄道駅のこと。本編冒頭のアツコとアキラの待ち合わせ場所が「A地区のステーション前」とされている。
JBSその1 (06:21)
その1 (23:13)
報道機関。TVやPDAを媒体としてニュースを配信している。作中ではアキラの名札に「JBS PRESS」、TV映像のロゴで「JBS Flash」といった名称も確認できる。一部ニュースでは「容疑者」と「犯人」を混同していた。
D地区その1 (08:47)本編開始の前日、アキラが急遽向かうことになった地区。また、キシ・サチコの別荘がある。
POLICE BOXその1 (11:32)
その1 (17:31)
交番のような無人の施設。TV電話的な通信によって警官と対話するシステムになっている様子。アツコが駆け込んだBOXの表にある電飾は、おそらく「警 1357」と書いてある。直後に確認できる「A-1357」という文字列から、このBOXの識別番号と思われる。
ホテル・リステルその1 (12:43)
その1 (17:31)
刺客の罠によって、アツコが誘い込まれたホテル。部屋は1208号室。『その9』(11:36)ではホテル・リステルを指して「Xホテル」と呼んでいるが、X-CITYと関連して付けた開発中の名称が残っていたのか、それとも「某ホテル」的な言い回しなのか不明。
X-CITYその1 (15:19)
その1 (28:45)
五地区で構成される都市全体を指す地名。ちなみにnicoさんプレイでは「LISTEL」と思われるロゴと共に「TOKYO」という文字列が確認できる。
エンペラー・トレーディングその1 (15:43)
その3 (18:26)
防犯ベルから装甲車まで扱う武器の商社。モリモト・ケイタ(刺客A)が特別役員を務める。アキラとの通信会話のログでは「帝国商事」という名前で呼ばれている。
旧市街その1 (27:11)
その2 (20:11)
ホテル脱出後、電気街に立ち寄る前に通る場所。ルートによってはここで初の銃撃QTEとなる。
電気街その1 (27:11)
その2 (26:29)
旧市街の一角にある、独特な雰囲気を持つ場所。アツコは通信端末を取り替えるため訪れた。後にアキラもここを訪れている。
イーストタウンその1 (27:11)おそらく、アキラの部屋があるマンションの名前。あるいは無難に、そのマンションがある区画か。
ベンチャーファイナンスその1 (28:03)融資会社。タカセ・リュウイチ(刺客B)が顧問役員を務める。
セーフティ・ゾーンその1 (29:10)
その6 (12:22)
バーリィ建設の子会社。これも安全監視システムと繋っている。
総合福祉病院その2 (16:33)カミヤ・リナ(刺客C)が特別顧問を務める病院。クローン人体実験と繋がっていた。
ポリーズその2 (17:19)ス・メイジャの所属する大手プロダクション。代表はキシ・サチコ。
CLUB PINKその2 (17:46)見るからに怪しいお店(風俗店)。別の意味でも怪しさを臭わせており、やがてその暗部が暴かれていく。
行政大学その3 (04:09)スギタ・ヒデタカA地区長はここの社会学科を卒業した。
バーリィ建設その3 (04:13)
その6 (12:12)
例に漏れず裏取引を行っていた企業。ニュースに出てくる「某建設会社」はこれを指していると思われる。
エレクトリカル・センターその3 (20:01)電気街の以前の姿。
ナショナル・カー・ステーションその3 (21:08)外付けエアーバック*3『アウトサイド・シエルガード』の広告を出していた企業。
EARTHその3 (24:19)17年前の事件で、ヨウコの共犯者とされたテロリストグループ。電気街のシーンで流れるニュースで言及された「過激派組織」はこれを指していると思われる。
A地区中央刑務所その3 (25:52)17年前、ヨウコの死刑執行が予定されていた場所。
ボディ・チェンジ・カンパニーその3 (29:01)広告シリーズ。危険な臭いしかしないが、その後のニュースでその名が挙がることはなかった。
公園その4 (17:02)アキラのマンション前の公園。第1回カーチェイスの出発点。
セントラル・エース・バンクその4 (19:17)一連の事件を起こした監視体制側のマネー・ロンダリングに利用されていた銀行。タカセ・リュウイチ(刺客B)が支店長を務める。
B区立Universityその4 (23:43)オオタ・クニアキB地区長やサガノ・ケンイチが教授を務めていた大学。A地区ミュージアムが設立される前は、ここでクローン実験が行われていたという。
その5 (01:54)
その12 (06:02)
マップで確認できる名称。おそらく第1回カーチェイスの舞台のこと。
インテリジェント・スクウェアその6 (00:20)JBS報道部の映像データが全て集められているという施設。
球場その6 (11:22)
その6 (13:26)
刺客Cとの戦場。照明は誰が点けたのか不明。
五地区統合特別税監査局その6 (12:12)
その10 (13:06)
ニュースに出てくる機関の名前。裏金関係を暴いているようだが、物語の宿命か、本編開始までは仕事ができなかったようだ。
BLUE BIRDその6 (12:37)広告欄で行方不明者の情報を募っていた慈善団体。
ミュージアムその7 (04:54)
その10 (01:17)
A地区にあるヒロキのミュージアム(博物館)。地下にはクローンに関する実験・研究施設を構えていたという。
セキュリティ社武器倉庫その10 (00:00)モリモト・ケイがアツコを呼び出した場所。ここでアツコは刺客Eを倒した後、装備を調達しFAアツコとなる。
廃工場跡その12 (06:59)武器倉庫からセキュリティ社に向かう途中、POLICEとのカーチェイス&銃撃戦があった区域。

ITEM・物(非生物)

名称登場備考
密告屋その1 (00:51)ドローンのように浮遊する監視カメラ。OPムービーのナレーションで、カメラ内蔵型のフローティングラット*4と説明されている。「密告屋」という呼び方は、本編では全く出てこない。
PDA
(Personal Digital Assistants)
その1 (03:56)
その1 (09:55)
その2 (14:32)
その7 (15:02)
その10 (04:37)
実在のPDA*5をモデルとする携帯情報端末。作中の様々な情報を得ることができるほか、敵のセキュリティを突破するミニゲームもこれを利用したものであり、利用範囲は広い。本編映像ではアツコやアキラ、ヨウコのPDAが確認できる。ヒロキやモリモト・ケイの携帯端末も登場するが、型がだいぶ異なるためPDAに該当しない可能性がある。
ピープネックその1 (12:20)
その1 (18:58)
その4 (13:26)
小型のデジタルビデオカメラ。現代のドライビング・レコーダー的な立ち位置で利用されている様子。元はペンダント式だが、本体部分を取り外して使い回すこともできるらしい。カメラで取り込んだ映像はPDAに送られ、通話先のアキラにリアルタイムで見せる場面もあった。
ホテルの電話その1 (13:57)
その1 (14:30)
客室内の電話機。不必要なほどの明るさで、緑色の光を放っている。
SPEAKYその1 (09:56)
その1 (19:31)
アツコが序盤で使っていたPDA。ニンテンドーDSのようにフタを開く構造となっているが、2画面ではない様子。音声入力に対応しているためかキーボードは内蔵されておらず、画面が下側にある。フタ側はというと、見た目の限りでは精密機器としての構造は持たないように思われる。また、アキラも序盤では似た型のPDAを使っていたようだが、『その3』 (19:04)で破壊された後はアツコと同様にNavigatorを使っていた様子。
A地区 マップその1 (27:07)拡大する前はA地区周辺を含めた図が表示され、五地区の位置関係が分かる(北が上なのか明記されてないけど)。
DOLPHIN銃その1 (20:28)
その2 (09:27)
ホテルで入手するハンドガン。メイン武器的なポジションで多用された。きっとマガジンがたっぷりあったのだろう。終盤で二丁拳銃スタイルになってからもITEM欄に新しい銃が増えていないことから、同じ型の銃を選んだと推測できる。ちなみに、リロードするシーンは真ルートで確認できる。
スギタIDカードその1 (22:58)
その1 (27:01)
ベッドで発見したスギタ・ヒデタカの遺体から入手。
ホテル マップその2 (09:59)こちらのマップには北の方向が明記されている。各フロアの見取図も閲覧できるようだが、動画では未確認。
エレベーターその2 (11:21)ホテルの業務員用と思われるエレベーター。ここでは階段ではなく、こちらが死亡フラグらしい。
清掃用カゴその2 (11:46)CLEVERなアツコがPOLICEから身を隠すのに利用する。
ロッカー---ホテル脱出編のルートによっては、ロッカー室でアツコが中に隠れることがある。
スプレーハイその2 (24:11)広告に載っていた暴漢撃退用のスプレー。社名が見当たらないが、「スプレーハイ」が社名なのだろうか?
Navigatorその2 (27:17)
その3 (05:03)
アツコが電気街で入手した中古PDA。旧型のためかSPEAKYより大きく、重量は倍以上*6。ヨウコが持っていた緑色のPDAもこれと同じ型に見える。
イヤリングAその2 (28:51)
その3 (14:30)
アツコが左耳に着けている、片方しかないイヤリング。実際は最初から着けているが、電気街のシーンで初めてクローズアップされる。一度ヒロキに奪われるが、持ったまま襲ってきたので難なく(?)奪還できた。
暗号解読カードその2 (27:12)
その2 (29:09)
他人のIDカードのシークレットデータを閲覧するためのアイテム。ヨウコから電気街の男を介してアツコに渡された。
ABC爆弾その3 (01:41)列車爆発事故で使われた爆弾。17年前の五地区長殺害にも使われた。
トラックAその3 (06:17)刺客Aの再登場時に運転していた車。
ドラム缶その3 (08:37)
その3 (19:56)
緊急保存用水の入ったドラム缶。ACTIVEを選ぶとこの水を利用して鎮火するが、設定ミスでCLEVERと逆になっている疑惑がある。
モリモトIDカードその3 (09:44)電気街近くでモリモト・ケイタ(刺客A)から入手。
アキラのギターその3 (15:18)アキラの多趣味・多才ぶりを窺わせるアイテム。ただのインテリアかもしれないが。
アキラの手料理その1 (08:38)
その3 (17:16)
回想(1年前のアツコの誕生日)で登場。ALIVEでは貴重な食べ物の描写であり、手前にはバースデーケーキらしい物も見える。どこまでがアキラの手料理かは分からない。
イヤリングBその3 (27:48)アキラからの誕生日プレゼント。物語のカギを握るイヤリングと、ある程度デザインに共通性が見られる。件のイヤリングが片方しか無いことをアツコが気にしていたので、似た物を選んだのかもしれない。
ライターその4 (01:34)アキラの部屋のテーブルの上にあったライター。火を着けた理由は本編を見れば明らかである。
タカセIDカードその4 (19:01)アキラのマンションでタカセ・リュウイチ(刺客B)から入手。回収するシーンは流れない様子。
トラックBその5 (23:29)峠でアツコの車とすれ違った、ヨウコが運転していたトラック。
イヤリングCその6 (07:43)
その7 (16:11)
ヨウコが右耳に着けたイヤリング。17年前に片方だけアツコに託した片割れで、イヤリングAと対を成す。中のメモリーチップにZENの計画を実行するためのプログラムが仕込まれており、ZENはそれを狙って刺客を送り込んだ*7
カミヤIDカードその6 (24:38)球場でカミヤ・リナ(刺客C)から入手。
光学迷彩式の地雷その7 (24:09)ヒロキが罠としてミュージアムの敷地入口に設置したもの。オンダの持つイヤリングが狙いだったので、イヤリングが傷付かない程度の威力だったのだろうか。刺客Dとの戦いにおいて、CLEVERなアツコはこれを利用して攻撃する。
ヒロキIDカードその9 (10:40)ミュージアムでナカエ・ヒロキ(刺客D)から入手。
ウラタIDカードその9 (14:40)後のアツコの話では、ヨウコがくれたことになっている。アキラ経由で託された可能性もある。
セキュリティ社キーその10 (04:58)
その10 (19:02)
モリモト・ケイから渡されたと思われるカードキー。
ヒメノのIDカードその10 (08:48)
その10 (15:54)
セキュリティ社武器倉庫でヒメノ・シロウ(刺客E)から入手。火炎放射器で焼かれていたが、1回読み取りエラーが出ただけで中身は無事だった模様。
GEAR BOMBその10 (19:13)可変タイマー式の手榴弾。終盤のカーチェイスおよび真ルートの刺客戦で使用した。
Wエッジその10 (19:49)両刃のナイフ。どこで使ったのかは不明。
M72A2LAWその10 (20:37)ロケットランチャー。POLICE部隊との銃撃戦のラストを飾った。
マイクロ・ウージーその10 (20:57)「アツコマシンガン」でおなじみ。POLICEとの銃撃戦および真ルートの刺客戦で使用した。

その他キーワード

名称登場備考
安全監視システムその1 (00:41)2003年の事件をきっかけに施行された。一部テキストで「安全管理システム」という名称が出てくるが、おそらく「監視」の表記ゆれ・誤植で「管理」になっている。
MODE SELECTION
モード・セレクション
その1 (02:38)
その1 (14:24)
QTEの一種。アツコの行動をACTIVE・CLEVER・ESCAPEの3つのパネルから選択する。
COURSE TIMING
コース・タイミング
その1 (03:03)
その2 (14:20)
QTEの一種。主にカーチェイスで登場。場面によっては「お手付き」が無く、全方向をガチャガチャ押していれば突破できてしまうらしい。
SHOOT TIMING
シュート・タイミング
その1 (03:18)
その2 (14:22)
QTEの一種。主に銃撃戦で登場。後半になると、一つのカットで2発以上連続して出てくることもある。
COURSE SELECTION
コース・セレクション
その1 (03:32)
その2 (11:26)
QTEとしては印象が薄いかもしれない。稀に「↓」(背後に振り向く)の選択肢がある。
MULTI SELECTION
マルチ・セレクション
その1 (03:45)
その2 (03:00)
QTEの一種。もしかして:序盤のホテルでの1回しか出ていない。
F43168801その1 (05:07)アツコのIDナンバー。作中では何度も出てくるが、一部ニュース映像では誤植がある。参照:『その1』(23:42)『その2』(28:09)*8
RH-ABその1 (05:32)アツコの血液型。真ルートでは、イヤリングに記憶されたプログラムを実行するためのパスワードとして登場する。

補足

アツコの誕生日の誤植

アツコの誕生日は『その1 (08:10)』で触れられているように、1月7日が正しいはずである。
実際に『その1 (05:32)』で確認できるアツコIDカードの内容では、

(07 Jan 2000)

と"Jan"表記になっている。

しかし、本編の一部で表示されるアツコの情報では誕生日が6月7日になっている。
もっとも、実際にはそれぞれ

(7June 2000)

(7june2000)

という表記であり、"Jan"と"June"が似ているから間違えただけかもしれない。

参照:『その1 (00:49)』『その1 (11:46)』『その2 (28:09)』『その4 (16:26)』

一方はOPムービーおよび序盤のPOLICE BOXのシーンで使い回されている映像であり、もう一方は電気街で流れている指名手配のニュース映像である(こちらも2回使われている)。

以下は憶測になるが、人物データの画像を担当した制作スタッフは「パーソナルデータは英語表記とする」という指定しか受けておらず、1月を英語で表記する際に間違っただけかもしれない。
そうなると、IDカード用に画像を作ったスタッフと、それ以外を作ったスタッフは別人の可能性が高い。
あるいは、それらを作成するスタッフに渡された資料の該当部分が雑に手書きされたものだったところ、"June"として解釈されたというゲーメスト式かもしれない。

ちなみに、OPとPOLICE BOXで表示されるアツコデータと、『その4 (16:41)』で確認できるアキラの指名手配データでは"Japanese"ではなく"Japanease"とスペルミスをしている。一方、アツコの指名手配の方は普通に"Japanese"となっている。

先代のA地区長は誰なのか

『その1』 (16:10~)で確認できるニュース『A地区長 スギタ・ヒデタカについて』では、

17年前の国際会議場爆破事件により、スガワラ・ヒロシに変わり、A地区長に選出された。

とある。※(16:15)でページ切り替わり

一方、『その3』(23:39)で確認できる当時のニュース『国際会議場が爆破!五地区長を一斉に失う!』では、

亡くなられた地区長は
A地区長 イトウ・シュンスケ(53)

とあり、食い違っている。
名前しか出ないようなモブキャラなので、誰も間違いに気付かなかったのであろう*9

「ババ・ブンイチ元B地区長」とは?

『その6』 (12:15~)で確認できるニュース『A地区長とB地区長共通の黒い繋がり』にて、

本日、五地区統合特別税監査局がスギタ・ヒデタカ元A地区長やババ・ブンイチ元B地区長との(後略)

とある。
両名に「元」地区長と書いてあるのは、両者とも死亡が確認された後のニュースだからであり、先代を示しているわけではないはずである。
しかし、それまでB地区長の名前は何度も「オオタ・クニアキ」と表記されており、ムービー中のキャスターの音声でもオオタ・クニアキと呼ばれている。
ついでにいうと、上記のニュースにババ・ブンイチとして載っている顔写真は他のニュースでオオタ・クニアキとして載っているものと同じ顔である。

おそらく、ババ・ブンイチとは制作途中のB地区長の名前であり、後にオオタ・クニアキに改名されたが、ゲーム内テキストに修正漏れがあったのであろう。
ババ・ブンイチはC地区以降の地区長と命名規則が同じことから、C~E地区長の名前についても、仮名として取りあえず付けた可能性が推測される。エジマ・エツシ等のネーミングは、それが変更されず最後まで残った結果かもしれない。

刺客D(ヒロキシリーズ)の人数

ミュージアムでアツコを襲撃した刺客Dは4人いたはずである。
そして、ヒロキのIDカードの情報から、彼らはナカエ・ヒロカズをオリジナル個体とする4人のクローン兄弟であることが分かる。

しかし、真ルートではヒロキの風貌を持つ刺客Dが再び登場している。

これについては、以下のようにいくつかの可能性が考えられる。

  1. 記録にない5人目のクローンがいた。
  2. ミュージアムで倒したと思ってた刺客Dには生き残りがおり、短期間で驚異的な回復を遂げて戦闘に復帰した。
  3. ミュージアムで倒した4人の刺客には、クローン兄弟以外の影武者が含まれていた。


現に、刺客Dの3~4人目が同時に襲ってくるシーンでは、暗くて見づらいものの、2人の容貌が違うことが確認できる。
もっともこれ自体は、『その16』 (24:35)で確認できるENDクレジットのキャストに「ヒロキ2」として別の俳優が載っている通り、(1人が2回演じてから編集段階で映像を合成したのではなく)2人が同時に演じているためと思われる。

結局のところ、彼がクローン以外の刺客として存在したのか、IDカードに記録されたクローンの人数をスタッフが間違えたのかは不明である。


*1 指名手配のニュースでは「元JBS報道部員」とされている。潔白を装う世相から(少なくとも表向きには)即解雇されたのかもしれない。
*2 「少年」という言葉から3代目ZENが想起されるが、ニュースの文面には「推定14歳程度の少年のクローン」とあり、関連性は不明。
*3 「バック」は原文通り。
*4 英語のrat(ラット)には、「スパイ」「密告者」という意味もある。
*5 90年代から00年代中ごろまで流通していた、データ通信に特化した端末。今日のスマートフォンやタブレット端末のようなものである。
*6 それでも380gと、現実のiPadより軽い。
*7 ただし、通信データで明確に「イヤリングを奪え」と指示されているのは刺客Cが最初である。
*8 前者は背景が白くて見えにくいが、おそらく後者と同様に余計な「6」が入っている。
*9 ストーリーやキャラクタの設定に矛盾が生じる、というのは意外とよくある。例:「おとなはウソつきではないのです」