当時読売ジャイアンツ所属のアレックス・ラミレスの守備のこと。巨人のクライマックスシリーズ(CS)敗退を指すこともある。
由来は2010年セ・リーグCSファイナルステージの中日ドラゴンズ対巨人の第4戦、Yahoo!一球速報に書かれたコメントから。
経緯
この試合は中日が3勝1敗で日本シリーズ出場へ王手を掛けていた。
9回表の土壇場で巨人打線が浅尾拓也から2点を奪い同点とするが、その裏に久保裕也がワンアウトを取るも、中田亮二、森野将彦と連続四球で一死1・2塁のピンチを招いてしまう。
2塁走者が還ればサヨナラの場面であり、巨人の外野はセオリー通り単打での本塁生還阻止のため前進態勢をとるが、次打者・和田一浩のライナーはレフトを守っていたラミレスの想像以上に伸び、懸命にジャンプして腕を伸ばしたものの届かずサヨナラ打になってしまう。このように、飛球に対して両手を投げ出しながら捕球できない拙い外野守備を、少年野球等ではバンザイプレーと呼ぶことがあり、時折プロ野球の報道にも用いられる。Yahooにおいてもこれが適用されたものと思われる。
結果としてこの守備で巨人の敗退が決定し、一時的に流行した。
また、ラミレスのパフォーマンスの一つである「ヨロコンデー」と合わせた「バンザイ、サヨナラ、ヨロコンデー」と使われることもある。
関連動画
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投手:久保裕也(右) ┌─┬─┬─┐ │ │ │ │ ├─┼─┼─┤ │ │ │●│ ├─┼─┼─┤ │ │ │ │ └─┴─┴─┘ 打者:和田一浩(右) 投球数 球種 球速 結果 SBO 得点 ●1 17 ストレート - km/h ヒットフライ 0 0 1 3 - 4 [ バンザイ、サヨナラ ]