感謝してやる

Last-modified: 2022-07-10 (日) 03:48:05

千葉ロッテマリーンズ・安田尚憲が2017年ドラフトで指名された際の日刊スポーツ記事の見出し。


概要

安田は履正社高時代に通算65本塁打を記録。ドラフトにて外れ1位で3球団競合を経てロッテが交渉権を獲得した。
翌日ロッテが安田の元へ挨拶に行った際、安田は「この紙(当たりくじ)があったから千葉ロッテでプレーできる。感謝して(野球を)やっていきたい」とごく普通のコメントを残す。ところが日刊スポーツは記事の見出しで「感謝してやる」と書いてしまう*1
2017年のロッテが54勝87敗2分とダントツの最下位だったこともあり、安田は非常に尊大で、上から目線でロッテを見下しているという印象をなんJ民に与えてしまい、プロ入り前から「安田様」と呼ばれ球団幹部や監督を上回る権力者扱いをされた。
さらに(誤植ではあるが)入団契約時に年俸1億円*2と報じられるなど、謎の大物キャラとしての地位を確立しつつある。

記事全文

履正社・安田、当たりくじ贈られ「感謝してやる
 
ロッテのドラフト1位、履正社・安田尚憲内野手(3年)が27日、大阪・豊中の同校で林球団本部長らから指名あいさつを受けた。
前日のドラフトでは、外れ1位で3球団が競合。井口監督、山室社長のメッセージ入りの当たりくじを贈られた。「抽選がなければ、いただけないもの。貴重なことだと思います。この気持ちを忘れずに行きたいです。すごく縁を感じます。この紙(当たりくじ)があったから千葉ロッテでプレーできる。感謝してやっていきたい」と、はきはきした口調で話した。
高校通算65本塁打で、ロッテ待望の和製大砲候補だ。周囲の期待は大きいが、「まだまだ18歳。技術面、身体面で、成長していかないといけません。これからキャンプインまで体づくりをして、プロの選手に恥じないようにしたい」と気を緩めることはなかった。
林球団本部長は「良い顔をしている。人間的にも良い子ですね」と、しっかりした受け答えに感心していた。

関連項目



Tag: ロッテ 報道機関


*1 もちろん、日刊スポーツは「感謝して」+「(野球を)やる(=do)」の意味で書いたのだが、誤読の可能性を失念しており、軽率との批判も残当である。
*2 実際は1240万円。契約金が1億円。