浅間三走事件

Last-modified: 2023-07-22 (土) 11:42:41

淺間大基(日本ハム)が守備のミスで三塁打を引き起こした事件。
元ネタは「あさま山荘事件*1」。


概要

2015年5月14日の日本ハム対西武戦は大谷翔平とウェイド・ルブランの両先発による投手戦を見せ、7回まで両チームゼロ行進で試合は進む。
8回裏に日本ハムがジェレミー・ハーミッダの2点三塁打で均衡を破って先制点を挙げ、大谷は9回も続投。8回終了時点で3安打無失点と崩れる気配を見せておらず、完封勝ちの可能性が高いと思われた。しかし一死1塁から3番の浅村栄斗が右方向へライナーを放つと、右翼手の淺間は果敢にダイビングキャッチを試み後逸(記録は三塁打)。1点差に詰め寄られたうえ、大谷の連続無失点記録を35イニングで途切れさせる結果に終わる。点差や状況から飛び込む必要はなく、淺間の経験不足*2が招いたプレーと思われる。

なんJでは
「突入失敗!」
「総括不可避ww」*3
「鉄球制裁待ったなし」*4
などの盛り上がりを見せた。

当プレー後に大谷は降板。自身の開幕6連勝が危ぶまれるも、最終打者のエルネスト・メヒアの打球を淺間が慎重なエビ反りダイビングで掴み試合終了。無事勝利を手にした。


画像

後逸時
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試合終了のエビ反り締め
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補足

2018年の別の事件にて、淺間は三塁走者側としてプレーの当事者となっている。


関連項目



Tag: 日ハム


*1 1972年に起こった立て籠り事件。
*2 当年がルーキーイヤーであった。
*3 「総括」とは浅間山荘事件を起こした連合赤軍内部での用語で、つまるところリンチ。
*4 警察による強行突入時に籠城している建物の外壁を破壊するため、鉄球を吊るしたパワーショベルが使われたことから。