2016年途中から横浜DeNAベイスターズに所属した、マイク・ブロードウェイの蔑称。
概要
その名前、「最速160km/h(自称)」の速球がウリという投球スタイルから溢れ出るハズレ助っ人臭で、なんJでは当然のようにネタ選手扱いされ、来日前から人気が急騰。
二軍でも防御率6点台という成績に加えボークや拙守を連発、クイックモーションの下手さから盗塁を許しまくる・投ゴロを処理しようとして転倒する等漏れ聞こえてくる情報は悪いものばかりという状況から期待と不安が高まる中、駒不足の投手陣を補強するため8月16日に一軍に初昇格を果たす。翌17日の神宮公演(対ヤクルト戦)で、ミュージカルは遂に初演を迎えるのだが…。
神宮公演
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7回裏から先発・久保康友に代わって来日初登板を果たしたが、先頭のウラディミール・バレンティンにいきなり初球を被弾。さらに自らの失策などを挟み、最後は非力で有名な上田剛史に逆方向へ被弾。
結局1回3安打5失点(自責点1*1)と「エリック・コーディエの再来」を思わせるほどの大炎上デビューを飾り、「全ベイが泣いた」と賞賛を浴びた。
投球内容的には3点ビハインドの試合を全力でぶち壊しただけであり、案の定ブロードウェイ非難がブログ、Twitter、SNSで殺到したが、あまりにも清々しい炎上になんJでは逆にお祭り騒ぎになった。
なお、当日のスポナビアプリ「みんなのMVP」では最多得票を集めて最優秀主演男優賞に輝いた模様。
アプリのシステム上自分のお気に入り球団に設定したチームにしか投票できないため、これが正真正銘横浜ファンの総意である*2。
広島公演
同年8月30日には対広島戦(マツダスタジアム)で加入後5開催目となる広島公演、2-6の7回裏一死1塁から4番手で登場して開演。
すると一塁走者・鈴木誠也にはセットポジション中に走られ、慌てて二塁へ送球したものの見事なまでの暴投。松山竜平は打ち取るが、続く安部友裕に右越え2ラン被弾と再び劇場を湧かせた。
また、同試合後にひっそり一軍登録抹消となった。
余談
横浜は10月17日にブロードウェイの契約解除を発表、僅か5公演のみで(なんJ民に)惜しまれつつ劇場を閉鎖することとなった。
…ところがその後、開幕前に広島もブロードウェイの獲得に動いていたことが判明*3*4。
結局交渉がまとまらなかったため、広島はジェイ・ジャクソンを獲得。ジャクソンはこの年勝利の方程式の一角を任され、チームのリーグ優勝に大きく貢献した事で、両球団にとっては明暗が分かれた模様*5。
在籍期間・登板機会こそ短かったがなんJ民に与えたインパクトは大きく、DeNAファンからはデュアン・ビロウ*6と比較されたりした。さらにこの年はジェイミー・ロマックもいたために以下のようなコラも作られた。
なお、幸い(?)他のネタ外国人リリーフと異なり(沼者の存在もあり)星達終身名誉総帥への就任だけは免れている。