西武時代の中島裕之がMLB挑戦を表明した際にチームメイトから贈られた、お別れの寄せ書き入りユニフォーム。
移籍確定の雰囲気から一転して残留する結果に終わり、ネタにされた。
経緯
2010年オフ、中島は前年度の契約更改時に約束したとされるポスティングシステムでのメジャーリーグ挑戦を球団に要請するも、球団側は「約束はしていない」と却下。大いに揉めたが最終的に翌年の挑戦を認める条件にこぎ着け残留する(中島と球団の認識の食い違いについての参考記事)。
翌2011年オフに再度メジャー挑戦を要請し、球団側も許可を出す。入札の結果、ニューヨーク・ヤンキースが独占交渉権を獲得。提示された条件の悪さ及び出場機会が望めない内野陣事情*1など中島にとって厳しい環境が想定されたが、本人のメジャー挑戦の意思は固く西武残留はないと思われた。ファンフェスの胴上げ、球団納会ゴルフでは野手からの寄せ書きが入ったユニフォームが贈られるなど、完全にお別れムードで盛り上がる。
しかし年が明けた1月5日、ヤンキースが交渉決裂を発表。2012年度の西武残留が決まった。
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