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バー ☆☆☆
ボードの中央を縦に走る部分のこと。ヒットされたコマはここに置く。
アメリカでは「ルーフ」と呼ぶらしい。
バーポイント ☆☆☆
7ポイントのこと。バーの隣にあるマス目であるため、こう呼ぶ。
ここをブロックできると、相手のバックマンを閉じ込める上で有効。
ハイアンカー ☆☆
18,20,21ポイント(=相手の7,5,4ポイント)あたりに作ったアンカーのこと。
低い位置に作るアンカー(ローアンカー)よりも価値が高い。
ハイポイント ☆☆
18,20,21ポイント(=相手の7,5,4ポイント)のこと。
ここにアンカーを作ることができれば、相手は非常にやりにくくなる。
パス/ドロップ ☆☆☆
ダブルをかけられた時に、降りること。対義語はテイク。
バックギャモン勝ち ☆☆☆
「相手がまだ1枚もゴールしていないこと」「相手のコマが1枚以上、自分のインナーorバーに残っていること」
この2つの条件がそろった状態で勝つこと。3ポイント獲得できる。
非常に条件が厳しいため、だいたい50ゲームにつき1、2回ぐらいしか起こらないと思う。
バックギャモンフェスティバル ☆☆
毎年5月(かつては10月)の3連休に東京で行われる、国内最大規模のバックギャモンのイベント。
日本一を決める「日本選手権」をはじめ、中級クラス、初級クラスの大会、クイズコンテストその他
様々な催しが開催される。
バックゲーム ☆☆☆
戦術の一つ。中盤まではわざとコマを取られて、相手よりも相当な遅れを取りつつ、複数箇所にアンカーを取る。
そして、終盤に相手のコマをヒットして大逆転を目指すというスペクタクルな戦術。
ウマい人が狙うと驚くほど綺麗に成功することも多いが、ギャモン負けのリスクが高いのがネック。
そのため、本来は最初から狙うのではなく、劣勢に立たされた時に途中から狙うに限るべき戦術である。
だが、その奥深さに魅了され、積極的に狙っていく人も中にはいる。
また、お互いの実力差が結果に反映されやすい戦術とも言われている。
バックマン ☆☆☆
ゲーム開始時に振り出し付近にある2つのコマのこと。
自分のバックマンをいかに安全にするか、そして、相手のバックマンをいかに閉じ込めるかがこのゲームのカギ。
盤聖戦 ☆☆
日本バックギャモン協会のタイトルの一つ。
全国各地の半年間に及ぶ長い予選を経て決勝トーナメントが争われる。
盤双六 ☆☆
かつて奈良時代~江戸時代にかけて日本で流行した、バックギャモンに類似したゲーム。起源は同一。
単に「双六」とも呼ばれた。なお、現在のいわゆる「すごろく」である絵双六が生まれたのは室町時代である。
BG Blitz ☆☆
非常に強いコンピュータソフト。解析機能もある。
魅力的なボードデザインが多いことも魅力だが、無料版は6試合に1試合の確率で強制終了する仕様。
よって完全無料のGNU Backgammonや、有料だが世界最強のeXtreme Gammonに押され気味。
ビーバー ☆☆
相手がダブルをしてきた際に、ただテイクするだけでなく、
その倍率をさらに倍にした状態でテイクすることもできるというルール。
まだ互角なのに相手がダブルをしてきた場合は、この受け方が正解である。
通常、ポイントマッチでは採用されず、アンリミテッドマッチやシュエットで採用されている。
ビギナークラス ☆☆
⇒初級戦
ひき逃げ ☆☆
相手のブロットをヒットし、さらにもう一度そのコマを動かして安全な場所に移すこと。
ヒット ☆☆☆
相手のコマを取ること。「打つ」ともいう。
ヒットエンドラン ☆☆
⇒ひき逃げ
ピップカウント ☆☆☆
15コのコマそれぞれのゴールまでの距離をすべて足し合わせた数値。
相手より数値が少ない方がコマが前に進んでいるわけだから、基本的には有利である。
時に、打つ手を判断する上で非常に重要な基準となる。
ビルダー ☆☆
ブロックを作るための材料として使えるコマのこと。
すなわち、ブロックを作りたい場所から6以内の距離に配置してあるコマのこと。
Falafel ☆☆
世界最高のギャモンプレーヤーとも言われるイスラエル国籍の選手。
何度か来日経験もある。その巨体でも有名。
本名はMatvey Natanzon。
Philos ☆☆
ドイツの会社。バックギャモンボードを販売している。
価格の割にクオリティが高く、デザインも高級感があるため日本でも非常にポピュラーである。
使っているうちに取っ手が取れやすいなど、もろい部分があるのはご愛嬌。
フォーストムーブ(フォースト) ☆☆
強制手。振った目に対してムーブの選択肢が1つしかないこと。
なお、複数の選択肢があるものの、1つを除いて明らかにあり得ない手の場合も「実質フォースト」と言ったりする。
プライム ☆☆☆
ブロックがいくつかのマス目に連続してできた状態。4つ以上連なった状態を指すことが多い。
これを作って相手のコマを閉じ込めることができれば、非常に有利となる。
なお、4つ連なった状態を「4プラ」、5つ連なった状態を「5プラ」と呼ぶ。
プライミングゲーム ☆☆☆
戦術の一つ。プライムを作り、相手のバックマンを閉じ込めることによって勝利を目指す。
最も勝率が高く、最初にまず目指すべきプランだと言えるだろう。
ブランダー ☆☆
大悪手。エラーのうち、特にひどいもの。
フリードロップ ☆☆
たとえば5ポイントマッチで「Aさん4点 - Bさん3点」の時、Bさんが2手目で早くもダブルを打ったとする。
(Bさんにとって、1点失おうが2点失おうが同じことだから、ダブルにはメリットしかないのだ。)
この時、Aさんにとっては、テイクした場合はこのゲームがラストゲームとなり、
パスした場合ももう一度初手からやりなおす次のゲームがラストゲームとなる。
そう考えると、初手を動かした段階で少しでも不利ならばここはパスして、やり直す方が良い。
このように、あと1点で勝利できる方のプレーヤーには1度、不利益なしに
ゲームをやり直せる特権が自然と生まれるのであり、この特権をフリードロップという。
ブリッツ ☆☆☆
①アタッキングゲームのこと。
②トーナメントで、本戦の前に行う予選のこと。
フルプライム ☆☆☆
ブロックが6マス連続でできた状態。
ここに相手のコマを閉じ込めれば、そのコマは絶対にプライムを飛び越せない。
play OK ☆☆
バックギャモンなど様々なボードゲームのネット対戦が楽しめるポーランドのサイト。
登録が簡単、ブラウザ上で遊べる、日本語環境で遊べる、などの利点があり
日本のバックギャモンプレーヤーの間に普及しつつある。
プレーヤーは東欧人が圧倒的に多い。平均レベルは決して高くはないが、
早打ちや初手ダブルをする人が多く、日本とは違うギャモン文化が垣間見える。
play 65 ☆☆
かつて存在したバックギャモンのネット対戦サーバー。
バーチャルマネーとリアルマネーの対戦場があった。
操作性やデザインもよく、大会なども開かれていたが、現在閉鎖。
ブロッキングゲーム ☆☆
ブロークンプライム ☆☆
穴があるプライムのこと。
たとえば、8,7,6,5,3ポイントにブロックがあるが4ポイントにブロックがない状態など。
ブロック ☆☆☆
一つのマス目にコマが2つ以上ある状態。
敵のコマがそのマス目に動くことができなくなる。
ブロット ☆☆☆
一つのマス目にコマが1人ぼっちでいる状態。
敵のコマがそのマス目に動いてくると、取られてしまう。
ブロる ☆☆☆
⇒割れる
ベアリングイン(ベアイン) ☆☆☆
自分のコマを、インナー(陣地、第1のゴ-ル)へと入れていく作業のこと。
ベアリングオフ(ベアオフ) ☆☆☆
ベアインした駒を、最終ゴールへと入れていく作業のこと。
ホールディングゲーム ☆☆☆
戦術の一つ。相手より駒の進みが遅れている時に狙うべき戦術。
後方にアンカー(基本的に1箇所)を取って待ち構え、終盤に相手のコマをヒットして逆転を目指す。
ポイント ☆☆☆
1つ1つのマス目のこと。ゴールまでの距離をもとに「5ポイント」「13ポイント」などと表現する。
ポイントオン ☆☆
相手のブロットをヒットしつつ、そこにブロックを作ること。
一石二鳥の非常に強力なムーブであることが多い。
ポイントマッチ ☆☆☆
ゲームが終わる基準を定めた上で行うマッチのこと。対義語はアンリミテッドマッチ。
例えば「5ポイントマッチ」なら、どちらかが先に5点取った時点で終了、その人の勝ちとなる。
ポストクロフォード ☆☆
クロフォードルールが適応されるゲームが終わり、再び自由にダブルがかけられるようになったゲームのこと。
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