「ノー・ワン・ゼア」

◆本エピソードはニンジャスレイヤープラスにて独占公開◆しよう◆

noteまとめ

◆まとめ◆：#1
◆実況付◆：#1

登場人物

• ヤクザ崩れ
• タケシ - 息子
• ニンジャ - ソウカイヤのニンジャ

あらすじ

おれの話なんか聞いたって、何の役にも立たないぜ。この話に出てくるのは、しみったれたヤクザ崩れと、当時６歳だったその息子と、あとは、ニンジャだけだ。

センタ試験に失敗し身を持ち崩してヤクザになった男。日々がルーチン・ワークで流れていく身にとっては、ソウカイ・シンジケートの台頭は瞬く間の出来事だった。男のクランはソウカイヤに吸収され厳しいシノギが課せられるようになり、本当の仕事は息子には言えない。男はそんな環境から脱すべく、ヤクザ稼業から足を洗うことをひそかに決意した。足抜けには当然追手が来る。それは分かっていたが……。

解説

「誰もそこにいない」と題された、短編集「ネオサイタマ・アウトロウズ」の一編。第1部にあたる時系列のエピソードで、名前を持つキャラクターが息子のタケシと少々のモブキャラだけという、作品全体の中でも異色の構成をとる。
ソウカイヤのヤクザやニンジャに会えばろくに抵抗もできず殺されるだけ、そんな立場の無名の人物が見たネオサイタマの片隅。そこには……。
2018年度エピソード人気投票では第4位にランクイン。