◆忍◆ 組織名鑑#(未掲載) 【サムライヘルム・オブ・デス・ヤクザクラン】 ◆殺◆
組織概要
ネオサイタマのヤクザクラン。「サムライヘルム・オブ・デス・クラン」とも。
パンキチ・ディストリクトを縄張りとし、ヤクザビルの最上階に事務所を構えている。
地域密着型の堅実なビジネスを営んでおり、違法物品を流したり、庇護を約束する代わりに、定期的にカネを取り立てるというシステムで利益を上げている。
第1部の時点ではソウカイヤの傘下にあったが、ソウカイヤの崩壊後はアマクダリの傘下に入り、上納金を納めている。
アマクダリからは自治権を許され、監視ニンジャを派遣されることもなくヤクザビジネスを営んでいるが、電脳麻薬販売など本来は上に許可を取るべきダーティな案件を多数抱えており、本格的に腹を探られると都合の悪い状態にある。
なお、ソウカイヤが崩壊した際にクランが持っていたネコソギ・ファンド社の株券が一度紙クズ同然になったという過去から、オヤブンのイシイ・ウェイダはラオモト・カンを暗殺したニンジャスレイヤーに対して恨みを抱いている。もっとも、ラオモトは当初からネコソギ・ファンド社を計画倒産させるつもりで動いていたため、仮にラオモトが健在であってもクランは損害を被っていたのだが……。
「マグロ・サンダーボルト」における一連の事件の引き金を引いた張本人にして、最大の被害者(の一人)である。
「マグロ・サンダーボルト」の事件に際して、ウェイダが「信用できる同盟クラン」に言及していることから、普段から同じヤクザクラン同士の繋がりも意識しているようだ。
一方で、マン・オブ・ウォー・ヤクザクランとは敵対関係にある。ウェイダはかつて同クランの幹部をたった一人で皆殺しにしたことがあるらしい。
「マグロ・サンダーボルト」にて、グレーターヤクザのハシバが元々の標的であるラッキー・ジェイクとニンジャスレイヤーを取り違えるというミスを犯し、よりにもよってニンジャスレイヤーにクソ爆破装置を装着してしまったことがきっかけとなり、クラン全体が騒動に巻き込まれる。
状況を把握したウェイダはクランの威信を賭けてニンジャスレイヤーの爆殺を狙うも、作戦は失敗に終わり、ウィンドブラストや複数のグレーターヤクザを失うなど大打撃を受けてしまう。
また、事態の収拾が間に合わなかったためにアマクダリの介入をも許してしまい、恐らくクランの独立自治権もこの事件をきっかけに失った可能性が高い。
オナーと自由を失ったであろうクランの先行きは暗澹たるものと思われていたが、ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【マグロ・サンダーボルト】にて、月破砕後もクランは存続していることが明かされた。
現在のクランは、ケミカルかオーガニックか電子かを問わずあらゆる薬物のシノギを忌避し、放棄しているとのこと。
構成員
- オヤブン(組長)
- 側近
- グレーターヤクザ
- レッサーヤクザ
- アベ
厳密な地位はレッサーヤクザとグレーターヤクザの中間。
単にレッサーヤクザと表記されている箇所もあるため、どちらかと言えば未だレッサーヤクザに近い地位にいるとも考えられる。
現在はクランの幹部の一人へと成長している。
- アベ
- 関係者
- イシイ・メリッサ
イシイ・ウェイダの幼妻。愛称は「メル」。
ハシバが彼女の気を引くために渡している電脳麻薬「イルカチャン」の愛好者でもある。
ウェイダが大往生を遂げた後は、立派な女オヤブンに成長した彼女がその跡を継いだ。
ニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス(42):武装霊柩車では、成長した彼女の姿が描かれている。
- イシイ・メリッサ
この他、クラン専属のハッカーを抱えている。
取扱商品
- イルカチャン
パンキチ・ディストリクトに隠された電脳麻薬製造工場で作られている電脳ドラッグ。
詳細はリンク先を参照のこと。
一言コメント
- シャードによるとメリッサは普通にウェイダの事を愛してたみたいなんだよな。マジでハシバなに考えてたんだ… -- 2022-12-06 (火) 12:57:15