宝石交易

概要

単価が高く名産品も多く、注意すべき災害も嵐の際の荷崩れだけ、と大変優秀な交易品である宝石類。
これを扱う宝石交易は、香辛料やインドでのベルベット生産と並ぶ、大航海時代オンラインの花形交易です。
一方で、取引スキル取得のための前提条件が厳しく取引挙げも困難なので、すべてソロで行うのは厳しいかもしれません。また売り買いが殺到するため暴落への注意や暴落調整の知識も必要です。

宝石価格の良好な北海の諸港を売り場として確保している英国の利点を生かし、何かにつけ必要な巨額の資金を蓄えていきましょう。

宝石取引取得への道

インドまで行くことができれば、カリカットで誰かにクエストを紹介してもらい、一足飛びに宝石商へ転職できるかもしれません。
しかし、物事はいつもうまくいくとは限らないものです。他人に頼らなくても転職できるようになるだけの準備はしておいても損はありません。

非優遇スキル取得の流れ

工芸品取引R3→美術品取引R3→宝石取引

工芸品取引

ベリー女公ジャンヌ（カレー) シャイロック頭取（ヴェネツィア）

美術品取引

商人ギルド（アテネ）ミケランジェロ（ヴェネツィア）　　　　　

宝石取引

アリ・ベイ（ソファラ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

優遇でのスキル取得

カリカット商人ギルドのクエスト「サファイアをヨーロッパへ」をクリア、宝石商転職を行う

スキルブースト

宝石は単価が高く、取引スキルRあたりの購入数が少ないです。そのため、スキルブーストが重要になります。

• 装備品

  名前	種類	スキル加増	入手方法
  トゥグリル・ベグの王冠	頭装備	+1	冒険クエ「イスラムの王制」
  バシリスクの瞳	装飾品	+1	冒険クエ「奇跡を起こすトカゲ」
  ダイヤアクセサリー類	装飾品	+2	ケープで販売。お値段7M～

• 副官

  名前	雇用場所	説明
  コーネリア	アムステルダム	冒険者向け。遠出のついでの宝石持ち帰りに。
  ライツェン	ナポリ	冒険者向けだが工芸品も+1なのでやや商人より。
  エマ	ロンドン	貴金属+1も覚え、積荷整理まである。専業商人にお勧め？
  ダンカン	ロンドン アテネ	鋳造+1もこなすがむしろイスパニア籍のキャラ向きかも。
  カーラ	イスタンブール アレクサンドリア	インド諸語と回航が嬉しい。セイロンに通うならぜひ。
  ベルンハルト	リオデジャネイロ	買って良し磨いて良しの宝石職人。会計+1がないのが惜しい

宝石取引の鍛え方

• 基本的にはほかの取引と同じで、とにかく意識的に相場を見て買う買う買う、できるだけ近場で利益が出る場で売る、の繰り返しになると思います。
  とはいえ単価が高いので、売り場は原則的に影響度の高い港、できれば同盟港以上の場所がいいです。
  熟練を最大効率で得ようとすれば、スキルランク倍数づつの分け買いになるので、値切りの効果が得にくくなるためです。

• 北海周辺で宝石売り場の確保のために暴落調整を行ってる人を見かけたら、気後れせずに声をかけてみてください。
  取引支援や情報共有のネットワークに加えてもらえるかもしれません。

• まあアレですよ。スキル上げスキル上げと世間ではやかましいですが、別に自分が後悔しないのなら宝石取引き取ったばっかりでブースト買い込んで喜色満面、ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶしながら宝石買い付けに行ったところで何の問題もありません。
  スキルを取得することで生まれるそうした高揚感、新鮮さ、視界がぱっと開ける感じ。大切にしてください。
  スキル上がった挙句に宝石買うのに飽きてたら意味ないですし。

取引上げ目的に適した宝石と推奨売り場

安価な宝石類は利益こそもうひとつですが、取引スキルによる購入数増加の恩恵が大きくなるのでスキル上げの目的で買うのには良いです。
もちろん、下記の宝石の買い場にはより高額の宝石も売っているところがありますので、相場がよければ積極的に買い付けていきましょう。

西アフリカ宝石交易

買い付け

発注書クエスト

特徴

• 利点
  • ヨーロッパから比較的近い。
  • 買い付け港が複数ある。
• アビジャン、サンジョルジュの場合、金と同時に積めるため貴金属の熟練も入る。
• ルアンダ、カリビブ、ケープでは価格が一段と安いため、他の主力級宝石と比べて一度に多く買える。
• 欠点
  • PKと遭遇するリスクが高め。
  • 人気が高いため買い付け相場が高騰しやすい。

概要

西アフリカからダイヤモンドを購入して北欧に持ち帰るのが基本となる中遠距離交易。
ダイヤ以外にもダイヤと同時積み出来る金や、利益は高いが高い取引スキルが必要な真珠などがある。

参考例

ダイヤだと1隻あたり利益が7～8Mぐらい
真珠だと10～13Mぐらい？
商会ショップでの相場は真珠が18k、ダイヤが13k前後。

往路に宝石細工やウィスキーなどを積んでいくといいかも

インド宝石交易

買い付け

発注書クエスト(C4補充用・欧州ルートのみ)

特徴

• 利点
  • セイロンではルビーとサファイヤの二種が販売されてるためカテが半分で済む。
  • インドに行く用事(造船・海事など)のついでに行える。

• 欠点
  • 距離が遠い。
  • PK遭遇のリスクが高い。
  • C4クエを受けるとさらに距離が延びる。

概要

インドからルビーやサファイヤを持ち帰るルート。
利益はダイヤとピンクダイヤの中間くらい。
相場は良い、もしくはインドに何か用事があってそのついでなどではない限り、
あえてこのルートを選択する理由はあまりないと思われる。
サファイヤは対人上納品に、キャッツアイはガルーダ像の材料となる。

参考例

ヨーロッパの武器を受けてジャカルタに定期船で乗り込み、鼈甲クエを受けてから
セイロン・ペグーで積み込む。

参考例

商会ショップでの相場はルビー・サファイヤが18k～24k程度。

オセアニア宝石交易

買い付け

発注書クエスト(C4補充用・欧州ルートのみ)

特徴

• 利点
  • 利益が大きい。
  • ほぼ同クラスのインカローズと比べてカテの消費量が低い。
  • PK遭遇のリスクが低め。

• 欠点
  • 距離が極めて遠い。
  • C4クエを受けるとさらに距離が延びる。

概要

オセアニアのピンクダイヤを積んで北欧に持ち帰る超距離交易。
利益はインカローズとほぼ同程度で違いは距離と購入量となる。
インカローズと比べると距離は抜群に遠いものの、購入量が多くカテに優しい。
C4クエはジャカルタのべっこうとなる。
よってC4クエを受ける場合の移動距離はかなりの延長となってしまう。

参考例

商会ショップでの相場は22k～26k程度。

南アメリカ西海岸宝石交易

買い付け

発注書クエスト(C4補充用・欧州ルートのみ)

特徴

• 利点
  • 利益が大きい。
  • 運河を使えば移動距離を大幅に短縮できる。
  • C4クエを受けやすい。

• 欠点
  • 運河通行の費用が掛かる。(大体400～500Kくらい)
  • 購入量が少ないためC4を大量に使う。

概要

運河を通行して南米西海岸のインカローズを持ち帰る交易。
距離が以外と近く、発注書クエも遠回りすることなく受けられる。
だがここのとこパナマからリマにかけてPKが出没するようになりやや危険になってきている。
C4の使用量も高く、やや敷居は高めか。
だがそのトップクラスの利益はそれらのマイナス要素を吹き飛ばしてしまうほどの爆発力がある。