Mauser Pistol

Last-modified: 2022-06-10 (金) 15:59:16

Mauser C96

概要

モデルはモーゼル社のMauser C96。
クリップ給弾式の大型セミオートマチックピストルであり、画像はグリップに刻まれた赤字の「9」が特徴的なミリタリーモデル。

C96ピストルは初めて商業的に成功し、広く使用されたセミオートピストルであり、その設計は1894年頃に開始され、1896年から生産に移された。

C96の大きな特徴は、トリガーの前に配置された固定式のマガジンで、初期には6、10、20発マガジンのバリエーションが存在したが、すぐに10発に統一された。弾倉が銃把の前にある設計に由来した安定性により、射撃競技銃のように正確な射撃が可能であり、ストックを併用するとカービンとしても使用することができた。「箒の柄(ブルームハンドル)」とあだ名された独特の形状をしたグリップは、掌の小さな小柄な民族でも関係なく使用できる利点があり、そのまま採用され続けた。

その優れた性能と、装着可能なショルダーストックの存在により、C96はすぐに民生向けで人気を博した。
当初の売り込み先のドイツ軍が興味を示すことはなかったが、19世紀末にはイタリア海軍、さらにロシア軍、オスマン軍で採用された。初めて戦場で使用されたのは、1899年から1902年の第二次ボーア戦争で、若き日のウィンストン・チャーチルがC96を携帯し、それに命を救われたと述べている。

ゲーム内での扱い