入門講座

Last-modified: 2021-06-27 (日) 16:01:11


FPS初心者編

FPS初めての人には専用ページを作りました。

新兵編

まず何すればいいんですか?

RisingStormの基本的なところは、RO2:HoSと同様であり、共通部分が多いため重複する内容は記載を控える。
こちらにも脱新兵講座があるので、まずは参照することをおすすめする。
脱新兵講座

敵味方の判別

ページが肥大化したため分割。
敵味方識別

誤射してしまったら

このシリーズでは敵味方の判別が慣れるまで難しい、かつ慣れても誤射が多発するゲームであることから、MAPによっては誤射が多発します。そんなときは、チームチャットで謝りましょう。
チームチャットは、初期配置Uキーで入力可能となります。sorry, sry sry tkなど伝われば何でもいいです。
ベテラン兵の方々は、誤射が多いことをわかってますので、素直に謝ることが大切でしょう。
そして謝ったらすぐに気分を切り替えて「TKした分一人多めに相手を殺せばチャラ」などと心中で開き直ることも重要。誤射を気にする余り立ち回りが消極的になったら意味がない。

誤射されたんですが

誤射が多ければ、その分実際にやられてしまった人もいるわけですが、チームチャットで"np"と入力すると、誤射した人へのマイナスポイントが軽減されます。
仮に謝罪されなくても仕返しをしてやろうなどと考えないこと!味方の戦力を余計に削ぐだけでなく、事情を知らない人からはあなたがTKerに見えます。
また誤射の原因は貴方にもある可能性があります。例を挙げると

  • 敵が来る方角から走ってくる
  • 鹵獲武器を使ってる→音で敵と勘違いされる事もある
  • 銃口を味方に向ける
  • 銃を構えてる味方の前を通る特にMGの前
  • 過度な裏取りをする
  • 梱包爆弾に巻き込まれる→Tボタンでどこに置いたがわかるので注意する!べし
  • TLのメッセージを読まない→砲撃地点等のメッセージを書く場合があるので必ず読んで地図を確認すること

敵を倒すよりも拠点を意識する

敵を一人でも多く倒すより、拠点のキャプチャエリアを意識することが大切です。
敵はたくさんおり、新兵が一人で倒せる数は限りがあります。目的はチームの勝利なので、如何に殺されずに拠点に進軍し留まるかが重要です。
戦闘は手段であり目的ではないという事を肝に銘じておきましょう。
キャプチャエリアはマップで確認出来ます。ラインが表示されるので極力その範囲内で、行動しましょう。拠点占領の判定は人数によります。新兵でも百戦錬磨の熟練兵でも同じ一人。隠れているだけでもカウントされます。あなたがキャプチャエリアの外か内に居るかで勝敗が決することは珍しくないのです
敵を探し出して自ら交戦していくより、必要以外の戦闘は避けながら交戦が必要と見られる場面でのみ索敵や発砲をすることを覚えておきましょう。

拠点って何?

こちらに詳細な説明がありますので、参照してください。
Territory

上手い人の動きを観察する

戦場(ゲーム内)において

戦場で上手いと思った人の動きを観察しましょう。突入ポイントやタイミング等がわかると思います。

プレイ動画をみてみる

YouTubeやニコニコ動画などの動画共有サイトでは、自身のプレイをアップロードしている人も居ます。これなら気軽に何度でも見られますし、他視聴者のコメントも勉強になるでしょう。特にSLやTL等重要職に挑戦されたい方はこういったプレイ動画をしっかりチェックすることをおすすめします。

歩兵入門編

歩兵の立ち回り等に関しては初代のRed Orchestra Ostfrontのwikiが大変充実しており、かつRO2:HoSとRSに通ずる物があるためこちらを参照すると良い。

覚えておくべき基本的な事、動き方

このゲームは兵科ごとに武器や人数が制限されており、中には無心で戦うだけでは済まない重要な兵科も存在する。
例えば強制リスポンや砲撃要請をしないコマンダーや、安全に撃つ事のみを目的にして敵の機関銃手などの脅威を潰さない狙撃手はチームを不利にしているも同然だ。
「この武器を使いたいからこの兵科を選ぶ」と言うのは構わないが、選んだ以上は責務を果たす努力をしなければならない。

Rifleman入門

初心者が初めて選ぶであろう、Rifleman(小銃手)。ここではRiflemanの成すべきことを叩きこむ

  • Riflemanの武器は数だ! 
    • 敵を狙い仕留めることが出来なくても、前進して拠点へ走りこむ事は出来るはずだ!Riflemanは定員が多いので自ずと大人数となる。その数が拠点占領や防衛に向かうだけでも貢献出来る。
      諸君らの足は何のために付いているのかよく考えることだ
  • 誰かが死地に飛び込まねばならない!
    • 戦場は残酷である。誰かが犠牲になることは致し方ない。だが、それがSL(分隊長)やMG(機関銃兵)、FT(火炎放射兵)であれば、突破口を開くチャンスすら失う。Riflemanよ、死地を切り拓け!諸君らの犠牲でチームが勝利を得ることもある。曳光弾で狙撃兵がMGの場所を察知したり、機関銃兵が撃ちこむべき場所を知る事が出来るかもしれない。火炎放射兵に対する肉壁になるかもしれない。
  • 武器を知れ! 
    • 諸君らのボルトアクションライフルは狙撃兵のそれと大差はない。慣れれば狙撃も出来るはずだ。だが、新兵よ、諸君らの仕事は遠距離攻撃ではない ことを忘れるな。常に最前線に身をおくのだ。
  • ライフルが全てではない! 
    • 諸君らには手榴弾2発が与えられている。機関銃兵や狙撃兵は装備していない。効果的に使うのだ。日本軍側ならば、ブービートラップ(地雷)を仕掛けることを忘れてはならない。ただし、当てずっぽうで投げないこと!Mキーでマップをチェックし、味方の位置を確認するのだ。そんな余裕がなければ、最前線でお見舞いしてやれ!銃床での格闘攻撃や銃剣突撃も有効であることを忘れるな。
  • 戦友のあとを継げ!
    • 隣で制圧射撃をしていた機関銃兵がやられてしまったらどうするか?落とした武器を拾い(拾うのはUSEキー)再度弾幕を貼るのだ!他にも擲弾筒やスモークを投げずに死んでしまったSLからスモークを拾い仕事を受け継ぐのも大切だ。拾って損はないし、敵が拾うこともある。余裕がなければUSEキーを連打してひと通り回収してしまおう!
  • SLを死守せよ! 
    • 諸君らがすぐに前線へ飛び出せるよう、SLたちは常に前線を意識し、巧く立ち回っている。そんなSLからリスポーンして背後からじっとして動かないのはどうだろう?SLはどう思うか?よく考えるのだ。SLの前に進め。そしてSLを守り他の戦友のリスポーン時間を稼ぐのだ。ただし、SLの真隣で戦闘行動を取るようではSLの位置がバレる危険性が高い。状況に応じて行動せよ
  • 固定機銃・携行爆薬あらゆる装備を使え! 
    • いくつかの戦場では諸君らRiflemanに固定機銃を用意している。機関銃兵・狙撃兵・火炎放射兵・擲弾筒兵はその所持装備ゆえ使うメリットは少ない。また、真っ先に狙われるので、SLにはリスクが高い。ここまで言えば諸君らでも分かるだろう。固定機銃を使うのだ!1人がやられてもRiflemanなら替えが効く。「硫黄島」においては特定の補給箱から携行爆薬を取得し装備すればENGINEER(工兵)としても立ち回れる。工兵は数名だがRiflemanは数十名、もし、その全てが携行爆薬を所持し、拠点爆破を敢行すればどうだろうか?想像してみると良い。
  • 陣取り合戦で必要なのは何か!
    • 最初に述べたように、Riflemanの力は数だ。普段は消耗品の様に立ちまわっている諸君らだが、キャプチャゾーンでは等しく力が与えられる。すなわち数だ。拠点での陣取り合戦では、1人でも人間が多い方が勝利する。その前では力量も経験も兵科すら関係ない。ここはキャプチャゾーンに飛び込み伏せるのだ。ここで残敵をなんとかするのは狙撃兵や機関銃兵そしてTLの砲撃などの仕事だ。仲間を信じ、塹壕の中で耐え忍ぶのだ。

Riflemanで戦いのコツを掴めば諸君らも更なる活躍ができるだろう。ただし以下に紹介する兵科はチームの勝敗を左右するといってもいいほど重要な兵科であるため、しっかりと読んでほしい。

Machine Gunner(機関銃手)編

機関銃の仕事とは何か

機関銃の仕事とは敵を倒すことではなく、敵をその場に釘付けにすることである。
敵兵を抑えつけている間に味方の進軍を援護するのが重要な仕事である。
もちろんその分真っ先に狙われるが、進軍中の味方よりもこちらへ注意をそらすことが大事なのだ。

制圧効果

RisingStormでは敵弾や砲撃で視界が歪んだり手ブレが激しくなったりする。それが制圧効果であり、敵兵は機関銃に撃たれればまともな照準が不可能になる。
よって機関銃手は敵兵の潜んでいる位置や通路などに弾をばらまく必要性が出てくる。

各軍による武装、用途の違い

日本軍とアメリカ軍では機関銃の種類が違う、それは当たり前のことだが使用用途も違っている。
簡単に説明すると日本軍は少ない弾数を精密射撃して敵を抑えつけるのに対して、アメリカ軍は大量の弾をばら撒いて制圧するのが主な用途である。
よって、陣営によって使い方を変える必要が出てくる。
基本的な部分は大体同じだが日本軍でばら撒きをするとこまめな装填が必要なため制圧効果に欠け、アメリカ軍で精密射撃をしようとするとその反動や精度が仇となる。

どこに陣取るべきか

防御側

自陣地入り口や窓など「キャプチャーゾーンの入口」へ突入されることを防ぐのが最大の仕事、つまりこの近辺に陣取るのが定石である。
かといってすぐ傍にいるだけでは敵に即潰されるので、側面に回りこんで制圧する、撃たれ辛い場所に隠れて撃つといった工夫が必要になる。
うまく行けば機関銃手ひとりで敵の進軍を食い止めることが可能である。
当然だが弾は有限であり、再装填の際は大きな隙ができる。その際は少し下がって身を隠し、ついでに位置を少し変えると良い。

また、殆どの塹壕拠点は塹壕へ侵入しない限りキャプチャーができない仕様となっている。なので塹壕の最前列で構えるよりも、多少下がった位置にて塹壕へ飛び込まんとする敵を撃ち倒すようにすると良い。

攻撃側

基本は味方とともに進軍し、前線へ出ること。後ろからの援護射撃は突撃する味方を誤射する可能性が高くなる。援護射撃をするにしても、なるべく前線に近いところで行うほうが良い。
撃つべき場所は防御陣地やトーチカ、重機関銃座への制圧射撃が基本で、可能な場合は拠点への増援を遮断するように弾幕を張ること。
日本軍の場合は軽機関銃にレベル25で銃剣がつくので攻め時には頼ることになるだろう。

周りが万歳突撃中は一旦射撃をやめ一緒に突撃することを推奨する。
後ろから撃っていては味方を誤射する危険が高まりバンザイを台無しにしてしまう可能性があるためだ、諸君の献身的な突撃が祖国を勝利へ導く。

弾が足りない場合

弾が残り少ないときはボイスウィジェット(初期配置Vキー)真ん中にあるRepuest Ammoを使用し、味方へ弾薬補給を頼もう。「プレイヤー名 needs MGs ammo」との表示がチームメイトの画面に表示される。その際、チームチャットでどこにいるかを知らせておくと良い。(「G6 House 2F」など)
味方の兵士も機関銃手に対しては積極的に弾薬を補給すること。渡して損な事はまったくないため見かけ次第渡すように心がけてほしい。ちなみに、機関銃手以外の兵科でもRequest Ammoは使用可能であり、よく誤操作で使用してしまうことがある。その場合、機関銃手と同じように表示が出るが、弾薬補給は不可能である。

Light Mortar(擲弾筒)編

Light Mortar(擲弾筒)は日本軍側でのみ装備できる迫撃砲である。主に簡易砲撃を担当することになる、攻守ともに重要となる兵科である。

マップを把握

マップの把握はどの兵科でも基本ではあるが、曲射できる擲弾筒の場合特に重要となる。擲弾筒以外のプレイをして「どこに隠れるか」「どこを通るか」=「敵が溜まりやすい場所」を覚えておくこと。
また、こまめにマップを開いて、偵察機や他の兵士のスポットエネミー(赤い!マーク)の位置を確認することも重要である。敵が定石から外れたルートを通ることも多々ある。

距離の調整

迫撃砲は最初構えた状態ではDirectFire状態、よくあるFPSでのグレネードランチャーと同じ軌道で飛ぶ。
その状態のままマウスホイールを動かすと、右下に細かい距離(50~190m)が表示されて弾道が曲射となる。ただし、実際は表示より20mほど短い距離で着弾することが多い。
曲射の状態では上方に構造物や木があると弾頭がそこで炸裂してしまうため注意が必要である。

また、TacticalDisplay(初期配置Tキー)を押すと拠点の中央や弾薬箱への距離が表示されるのと、
マップの正方形のグリッドが1辺50m(正確にはMAPごとの大きさによって異なってるようだが、大体これくらいの考えで良い)なので、距離の同定に役立てること。

直射or曲射どっちを使うべきか

大前提として「当たらない砲撃・重要なところに落ちてこない砲撃は一切怖くない」ということは覚えておくこと。
つまり曲射or直射に固執するのではなく「脅威になれる弾を撃つ」ことが重要である。擲弾だから曲射しなければならない、などの拘りは無用である。


撃ち込むべき場所

砲弾は有効殺傷距離は約10mと手榴弾の約2倍の性能があるため、大まかな砲撃でも敵を倒せる。
基本的にはMAPと偵察機とにらめっこであるが、偵察機は毎度飛んでるものではない。よって敵が潜んでいそうな建物・場所に砲撃を加える必要がある。
自分ならどこへ隠れるか、どのあたりなら見つかりにくいかなどを考えて撃つように心がけよう。

敵スモークを利用せよ

もし防衛側であった場合、殆どのスモークは敵軍侵攻の合図だ。マップを確認し、味方が居なければそこに撃ち込んでやろう。スモークを有するのはSLやTL。攻撃側のアキレス腱を断つチャンスだ

弾薬補給

機関銃と違って兵士による弾薬補給はできない仕様となっている。よって弾薬箱頼りになるが、弾薬箱はサーバの設定にもよるが、基本的に「短時間で連続補給はできない」仕様である。
発生する空き時間をどう使うかは自由だが、擲弾兵の持ち物は擲弾筒だけではない。手榴弾と小銃で戦闘に参加しよう。

Sniper(狙撃手)編

Sniper(狙撃手)とは日米双方選択できる遠距離攻撃に特化した兵科である。

Sniperをやるにあたっての諸注意

基本的にこの兵科はチーム内で最も選択できる人数が少ない、つまりそれだけ重要な兵科であることを意味している。
自分が上手く立ち回れる自信が無かったり、あまりにもスコアが低い場合(特にキルが稼げないのは問題である)、遠距離から安全に攻撃したいだけならおとなしくRiflemanを選択する事。もっとも、その場合遠距離からしか攻撃しないRiflemanはいささか問題なので、Sniper気分で遠距離攻撃に没頭し過ぎないように注意してほしい。

Sniperの仕事

登場兵科の欄にも記載済みであるが、Sniperの主な仕事はRifleman以外の排除である。現状ではSniperの有効射程と同等の武器を所持している兵科は存在しない。さらにスコープを標準装備しているのはSniperだけであり、索敵能力も群を抜いている。
よってその圧倒的な遠距離攻撃力及び索敵能力を武器にSniperは戦うことになる。

狙撃のやり方

本ゲームでは弾速による発砲から着弾までのズレ、重力による弾道の低下などが再現されており、狙撃手は偏差射撃のタイミングを計るのが必須である。この偏差射撃はサーバーのping値(=ラグ)の影響も大きい。
敵がどのように動くかを予測して、先読み射撃をすること。こればかりは場数を踏んで敵の動きと偏差の量を体感で把握するしかない。経験を積もう。さらに経験を積めば、どの兵士が何処に陣取る(特にMG)かも分かってくる。また、常に視野の狭いスコープを覗くのではなく、敵の大まかな動きをチェックするためにも、スコープから目を離し、周囲を警戒することも必要である

狙うべき敵

真っ先に狙わなくてはいけないのは機関銃。重機関銃座にしろ機関銃手にしろ進軍する味方にとって最大の脅威であり、これを狙わない狙撃兵は大概チャットにて責められることになる。
特に硫黄島の山の上など「前線から後ろにある機関銃座」は、もう一つの対銃座兵器である火炎放射器が届かない。また、味方の機関銃は制圧射撃で手一杯だし、そもそも遠い射手を一発で殺せるほどの精度はない。つまり殺せるのは狙撃兵のみ。とにかくこの脅威を潰すのが最大の仕事であろう。
次に狙わなければならない対象は相手の狙撃兵。相手の狙撃兵に自軍の重要兵科が潰されると進軍に支障が出るので、同じ遠距離攻撃力を持った狙撃兵が対抗しなければならない。
その後は立ち回りや前線までの距離次第であるが、概ね「ラジオに張り付いてる敵*1」や「背中にタンクを背負った奴=火炎放射兵」、「見た目がヒーローの奴*2」などが挙げられる。

ヘッドショットを狙うべきか

大抵のFPSでは頭部以外の狙撃では2発以上の弾丸を必要とする。確実に仕留めるにはヘッドショットは有効だ。しかし、本ゲームではライフル弾は高威力で、通常の交戦範囲内であれば胴体でも一撃死である。
ヘッドショットを狙うのにあまりにも時間をかけ過ぎたり、乱射するくらいなら落ち着いて胴体を狙おう。もちろん、頭を出す敵兵を撃ちぬく練度があるに越したことはない。

リーンを使おう

本ゲームは「リーン」といってQ・Eキーで上半身を左右に傾けることが出来る。遮蔽物や窓から上半身を傾けて覗くことで、より安全に索敵や攻撃ができる。カバーアクションでもこの動作は可能だが、これだと微調整が効かない、あらぬ方向を向いてしまう、すぐにその場から退避することが出来ないなどデメリットも多い。リーンは傾けながら動くこともできるのでカバーアクションよりオススメだ。

スタミナに気をつけよう

スタミナはあらゆる兵科で重要だが、Sniperに関しては死活問題ともいえる。なぜならばスタミナが切れると息切れでまともに照準が出来ないからだ。照準が安定するまで、敵は待ってはくれない。狙撃位置へ急ぎたい気持ちは分かるが、狙撃前に安全な場所でスタミナを溜めて、落ち着いて狙撃を行おう。

狙撃以外の立ち回り

この兵科は分隊長からのリスポーンは不可能なのでやられると自軍の最後方からの出撃となる。よって極力死亡せず、前線から少し引いた位置に留まり続けることが重要である。常に前線は変化する。マップでの友軍の動きを見て判断していこう。さらに他Sniperの位置を確認しておくと、より効率的な射線を作れるはずだ。
また、敵をスポットするのもSniperの仕事である、近くに味方がリスポーンしないという事を逆手に取り、隠密行動に最も向くのがこの兵科でもある。

友軍Sniperを見掛けたら

もし戦場でSniperを見掛けたら、場所や位置取り、状況にもよるが、基本的に距離を置いてあげよう。Sniperは隠密行動に強い。周りをウロチョロしたり、もし発砲でも行えばその隠密性は水泡に帰す。また隠密性ゆえ、Sniperは敵前線の側面や背後を巧く突くこともある。特にFFには気をつけよう。リスポーンポイントが固定されたSniperは潜入行動をすべてやり直す必要になってしまう

Flamethrower(火炎放射兵)編 -How to BBQ-

FTとは射程こそ短いものの敵にとって悪夢の様な火力を誇る、近距離戦では比類なき強さを誇る兵科であり、文字通り戦局を大きく左右する。それだけに立ち回りは注意しなければならないことが実に多い。
また、火炎放射器の仕様とスコアシステムの都合上、仕事をしたかどうかがスコアにはっきりと示されてしまうので、自分が働けたかどうかが明確にバレてしまう兵科でもある。

FTの仕事

FTの仕事とは、塹壕、トーチカなどの敵の防御陣地や敵が密集した場所を他の味方が安全に前進できるよう迅速に処理すること。その高火力で前線を一気に押し上げ、勝利へとチームを導いていく。これこそが最大の使命であり、FTを持つ以上課せられた義務である。よってFTは常に、誰よりも前に出続けなければならない。そもそも前に出ないと届かない。

火炎放射器の基礎知識

FTは約7.5秒間発射可能、最大約30mが有効範囲である。
炎も弧を描いて落ちるので、遠くを狙う場合や壕に落としこみたい場合は落下を予測してほんの少し高めに発射すると良い。また、炎は地面や壁に反射するため、屋内への突入時や曲がり角は発射しながら進入するのが安全である。また、狭いところで敵が固まってる場合炎が一番前の敵に遮られることがあるので、壁や地面にも万遍なく当てて乱反射を狙うと良い。
因みに残り火は3秒間その場に残り、触れると1秒に4回12.5ダメージを与える。残り火は同じ場所に重複して発生するので、当て続けた場所へ突っ込むと直接当たるのと同じくらいの速さで死ぬこともある。

燃料の使い所

火炎放射を使用する際、発射しながら自分で7.5秒を大体把握できるようになると良い。調子に乗って放射し続けていざという時に虚しい金属音が響き倒れてしまう、なんてことを避けるためだ。少しの敵を排除する場合や、距離が測りにくい場合は少しづつ撃ちながら燃料を節約しよう。
しかし燃料切れよりも避けるべきことは燃料切れを恐れたあまり本当に必要な時にも出し惜しみをしてしまうことである。その先にどれだけの敵が待ち構えているか分からない屋内や曲がり角では出し惜しみせず贅沢に使っていこう。
MAP上の弾薬庫の位置を把握しておくのも優位に立つ手助けになるだろう。

良き火炎放射兵になるために

FTが有効に扱えず死んでしまう、というプレイヤーへ。FTが働けない原因は大体二つある。
一つは前に出る前に死んでしまうこと。自分や味方がどういう動きをするのが最善かを把握するためにどこに敵がいて、どこに砲撃が行われていて、どこを通ると危ないか。TLやSLはどこに煙幕を張ってどこから攻めようとしているのかゲームの流れをきっちり把握しよう。
もう一つは、火炎放射器の射程が短いという先入観によって射程圏内にいるにも関わらず放射しない、更なる接近を試みようとして倒されてしまうなどのことだ。己の獲物の射程をきっちり掴んでおこう。30mは決して短過ぎることはない。弾薬箱などタクティカルビューで距離が表示されるものを的にして練習するのが良い。
ギリギリ射程に足りない時は一瞬放射して進むという手段がある。火炎放射を撃たれる側は多少届かなくても被弾=即死という恐怖で隠れることになるし、隠れなくとも目の前が見えなくなる。つまり、火炎は煙幕代わりになるということも覚えておくと良い。

守備としての火炎放射器

散々前に出ようと書いてきたFTではあるがこれは攻撃側での理屈であり、防御側では普段とは異なる運用が求められる。防御の際に求められている運用とは即ち陣地に敵が侵入した時の掃除である。よって守る時のFTは逆に少し後ろで機会を逃さないように待機しよう。
守りのFTが己の陣地を越えてまで敵を焼きに行くことはあってはならない。不必要な前進が原因で斃れてしまって、再度陣地へ走ってる間に拠点が奪われてしまっては何の意味もない。生き残ったとしても、燃料が少なかったり切れてしまったりでは後方へ戻って補給しなければならず、機会を逃してしまうこともある。
敵の煙幕や突撃の声が聴こえた時にだけ放射するだけでも十二分に働けるので、不必要な前進だけは控えよう。

その他心得

一番重要なのは少しの味方焼きは恐れないこと。乱戦で敵味方が非常に近い位置にいた場合、少しくらいなら味方を焼き殺して構わないと考えてよい。何故なら、近接戦闘での最重要兵科はFTであり、FTが生きていれば他の敵も高確率で追加で焼くことができる。
味方一人と引き換えに敵兵を数人殺せると考えた場合、差し引きでそのほうが得という考え方である。
勿論、分隊長や機関銃手など焼いてはまずい味方や、キャプチャーの最中や増援が少ない時など焼いてはまずい場合もあるが、その判断がきっちりつくようになるころには、そもそも味方焼きの回数自体が減っているだろう。
当然のマナーとして味方を焼いてしまったら余裕ができ次第謝ること。

火炎放射兵対策

 BBQを楽しむFTは日本軍にとって悪魔以外の何物でもない。しかし、諸君らは焼かれるのを待つ食材ではない。
 30mの有効射程これを頭に叩きこむのだ。もし、火炎放射が見えたらすぐに距離を取ろう。間違っても万歳突撃はしないこと。万歳突撃の効果は火炎放射には全く無意味だ。

 距離を少しでも離せば、FTはそれだけ多くの時間、火炎放射を続ける必要がある。そこを狙おう。全く同じ場所に逃げて一網打尽となっては目も当てられない。散開しよう。火炎放射中の火炎放射器の先端は青白く光っている。その付近に銃弾を撃ち込もう。拠点内のFTは恐ろしいまでに危険である、少々の同士討ちの危険があってもこれを排除せよ。
 

Squad Leader(分隊長)編

分隊長/Squad Leader(SL)は、味方の進軍をさまざまな手段でサポートする重要な兵科だ。分隊長の働き次第で勝敗が決まるといっても過言ではないので、ある程度マップ構造と戦況が把握できるようになってからチャレンジするのがいいだろう。

スモークグレネードの使い道

分隊長はスモークグレネードを一つ所持している。攻撃時は、味方が敵の射線に晒されずに進軍できるよう、敵の居る方向を考えつつスモークグレネードを投げておこう。ちなみに、序盤を過ぎて乱戦が予想される戦況になった場合 敵の居る方向に適当に投げていると、味方の視界を完全に塞ぐおそれがあるので、味方の前進状況も確認しておきたい。最も理想的なのは、敵の視界のみを塞ぐことだ
防御時にはあまり頻繁に使わないが、拠点が取られそうなのに敵がいて近づけないといった緊急時には有効。また、攻撃側のスナイパーやマシンガンナーの位置がわかっているならば、一時的に射線を潰しておくといった使い方もできる。ただし、敵側に有利なスモークとならないように注意。

スモークグレネードは補給箱で再補給できる。近くに補給箱がある場合は、1つを投げた後、一旦補給してから進軍するのも有効だ。また1つを捨てて補給し捨てた奴を拾えば2つ持つことができる。

リスポーン地点としての分隊長

分隊長が生存している間は分隊員のリスポン地点として機能する。分隊長が前線付近にいれば、分隊員を効率的に進軍させることができ、分隊員が移動中に攻撃を受けるリスクなども軽減できる。後述しているが、分隊の状況はTacticalDisplay(「T」キー)にて確認できる
特に攻撃時は、前線を押し上げるためにもスモークグレネードを活用し、隊長自ら積極的に進軍することも重要だ。
とはいえ、敵と無駄に戦闘してすぐ死んでしまうことは避けるべきだろう。敵が多い地点では安全な場所に隠れ、できるだけ死なずに分隊員のリスポンを維持するのも分隊長の大事な役目である。
戦闘は他の味方に任せておくぐらいの気持ちでいい。分隊長がゲーム中に何度も死んでしまえば、その分味方の侵攻が遅れるだけでなく、戦力も分散してしまう。

マップ構成にもよるが、キャプチャ地点内もしくはすぐ傍で待機するのがセオリー。ただ、リスポンした味方が敵の攻撃を真正面から受けてすぐやられてしまうような位置取りはあまり望ましくない。
よくあるのが「伏せている分隊長は安全だが、立ち上がってリスポンした分隊員が即撃たれる」という光景。これをやると分隊員が無駄に戦死するだけではなく、リスポンの瞬間を見られて、敵に分隊長の位置がばれてしまう。
なので、分隊員がリスポン後安全で、かつすぐに戦闘参加できるような場所を考えよう。敵の横を取りやすい場所や、侵攻を食い止めやすい建物内など、色々工夫する余地がある。

※RO2:HoSでは「隊長がキャプチャ地点でキャプチャを行っている場合、分隊員が付近にスポーンできない」ということがあったが、Rising Storm発売後は分隊長がキャプチャ中もリスポンできるようになっている(RO2:HoSも同様に変更されている模様?)。
RO2でも同じようにリスポンできます。

砲撃位置の指定

各分隊長は、双眼鏡で覗きこんで左クリック、もしくはFキーを押しながら右クリックすることで、コマンダーに対して砲撃位置を要請することができる。戦況を随時判断して、敵の多そうな場所を砲撃位置として指定しておこう。
特にコマンダーが砲撃地点を指定しにくいマップは、分隊長が積極的に砲撃地点を指定すること。そうすれば、コマンダーはラジオから離れる必要がなく安全に砲撃を要請することができる。

砲撃位置を指定するタイミングは、次のキャプチャ地点に進軍する途中や、コマンダーが偵察機を出した時などがいいだろう。偵察機が出ている間はマップ上に敵の位置が表示され、コマンダーも砲撃を狙うことが多いので、ベストな砲撃位置を指定しておきたい。

自分で指定した砲撃位置はマップ上に砲撃マークと共に表示される。この時分隊長には自分の指定した地点しか見えないが、コマンダーは各分隊長が指示した砲撃地点がすべてわかるようになっているので、コマンダーから「被っているから別の場所に移せ」などと言われる場合もある。コマンダーの発言は聞き落とさないように。当然、海外サーバーでは、英語で指示されることが殆どであるのでそのつもりで。「Behind」「left」など場所に関する英単語はおさらいしておくとよい

各分隊長が指定した砲撃地点のどこに砲撃するかは、コマンダーが判断するので要請が必ずしも受け入れられるわけではない。また、砲撃はリチャージ時間が長く、頻繁に使えるわけではないことも覚えておこう。

コマンダーが砲撃や偵察機を出したかどうかは常にチェックしておくこと。砲撃後にすぐ攻撃に移ったり、偵察機の情報で防御を固める場所を判断するなど、戦況を一変させるきっかけにもなる。

もしコマンダーが砲撃を開始する判断を下した(チャットでartyなど言い出した等)場合、砲撃位置をずらさないこと。自分の砲撃位置が採用された後に砲撃位置を移動させた場合、砲弾が降る場所もその位置に動いてしまう。これが味方の直上ともなると事態は最悪である。あなたのちょっとした誤操作が味方前線の壊滅、コマンダーのキック投票にまで繋がることもある。

その他分隊長が覚えておくべきこと

  • Bキーで指令ウィジェット出し、Attack/Defendから攻撃/防御目標とする拠点を分隊員に対して指示することが可能。特にキャプチャ地点が2つある状況では、優先的に攻撃/防御する地点を指示しておくいいだろう。
  • Fキー+左クリックで分隊員に対して移動地点(マップ上にMOVEアイコンが表示される)を指定できる。とはいえ、戦闘中は指示を見ていない分隊員も多いので、特定の場所に集合させたい場合はチャットやVCを併用して指示してみるのがいいだろう。
  • 上記の各攻撃/防御指令は、BOTの分隊員に対しても有効だ。人間とは違って隊長の命令にしっかり従うので、特定の拠点に兵力を集中させたい時に使うといい(指示を出さない場合は、BOT各自の判断でバラバラに行動する)。ちなみに、移動指示を上手く使えば、BOTを囮にするといったことも可能だ。拠点占領の際に移動指示を出さないとBOTがキャプチャゾーンに入ってくれないということもあるので注意
  • BOTの分隊員は分隊長からリスポンしないようなので、分隊員が全員BOTだったりすると、上記の指示を行わない限り、隊長一人が孤立することも多くなるので注意。
  • BOTは特定の地点に入ると立ち往生(stuck)し、立ち止まったりその場でウロウロするなどして動けなくなることがある。こうなると攻撃/防御指示も効かなくなる。そういう場合でも指令ウィジェットの「Follow me」コマンドは効くので、stuckしている場所から脱出させよう。
  • マップ上に緑ので示されているのが自分の分隊員の場所。ただしサーバ設定によっては表示されない。
  • TacticalDisplay(Tキー)の画面右端では、自分の分隊に所属する分隊員名が表示され、文字がグレーになっている分隊員は現在リスポン待ちの人を示す。時折状況をチェックして、突っ込むべきか分隊員のリスポンを待つべきかの判断に役立てよう。
  • 分隊長に限った話ではないが、画面に「ARTILLERY INCOMING」と表示されたら自軍の砲撃が始まるので、マップやTキーで砲撃位置を確認すること。今まさに進軍しようとしている地点に味方の砲撃が来ることもあるので、その場合は砲撃範囲外に退避。
    分隊長が吹き飛ぶだけならまだしも、リスポン直後の分隊員ごと吹き飛ばされるのは増援の無駄、最悪コマンダーがTKしすぎでセッションBAN(マッチ中戻って来れない)を食らう場合がある。
  • もしも自軍の砲撃で敵でなく味方が大損害を食っていた場合は、指令ウィジェット(初期配置Bキー)を押し右にあるStop Artillery!を押して砲撃の中止要請を行おう。


Commander(司令官)編

司令官/Commander(TL)はその名の通り部隊の指揮官である。
砲撃要請に偵察機の要請、さらに部隊の強制リスポンなどもできる重要な兵科だ。
基本的にラジオの横で行動することが多くなるだろう。

ラジオを使う

司令官のみが使える「ラジオからの要請」が司令官最大の義務である。
ラジオに近づいているけど場所がわかりにくい、夜戦MAPで暗くて何も見えないという場合は初期設定Tキーを押し、TacticalDisplay表示をさせよう。すると弾薬の場所やラジオの位置が画面上に何m先にあるかまで表示できるので、ラジオにある程度近づいたらこの手を使って探すといいだろう。
ラジオを発見したらラジオに近づきUSEキー(初期設定LeftCtrl)で使用することができる。

偵察

ラジオを開いて、右上にある航空機のマークを押すと航空機が飛んでくる。その間はMAP上に敵が赤い丸で表示されるためチームチャット(初期配置U)などでRecon Nowとでも打ち込み味方に知らせることが大切だ。
偵察を行う上で大切なのは、&color(Red)航空偵察中にラジオから離れてはならないということ。離れた場合警告文と共にマップの敵を示す赤い丸が表示されなくなり、偵察の意味がなくなってしまうのである。
勿論殺されても意味がなくなるので、ラジオが安全かどうかを確認した上で使うこと。
なおチャージ時間は2分であるが偵察機は1分間飛ぶので実質の待ち時間は1分となる。

分隊長に砲撃位置を設定してもらう

指令ウィジェット(初期配置Bキー)を押し、斜め左下にあるRequest Artillery Coordinatesを使い、各分隊長へ砲撃位置を要請してもらおう。
もちろん司令官自らが双眼鏡を覗いて設定することも可能であるが、前線に近い分隊長のほうがより効率的に位置を設定することが可能。

砲撃

司令官は5キーを押して双眼鏡を取り出し、それを覗いた状態で左クリックをすることで任意の場所に砲撃マークを出すことができる。そしてラジオまで行き、初期設定状態ならLeftCtrlキーを押してラジオを起動させ、右上にある砲撃ボタンを押すことで砲撃要請ができる。このとき同時に偵察機を飛ばしたり、味方のVCやチャットの報告を聞きつつ、マップをよく確認して情報を整理し、適切な位置に砲撃を落とすことが重要となる。
砲撃を落とす前には選択中の砲撃マークの確認しておかなければならない。選択中の砲撃マークは緑色、非選択の砲撃マークは黄色になっているので、誤射砲撃をしないように色を確認すること。
また砲撃ボタンを押した後でも、要請口上中の12~15秒間は砲撃マークの選択を変更できる。砲撃ボタンを押してから砲撃マークを出すという荒業も不可能ではないが、マークを出し慣れていない初心者にはオススメしない。
SLの砲撃マークを使う場合は、砲撃マークを誤って動かされないように要請前に"use SL1 arty"や"dont move arty mark"といった感じでVCをするか、チームチャットを打って砲撃マークの位置を固定させておいてもらうと良い。砲撃要請をしたらVCかチームチャットでArty Nowと打って味方に伝えることが大切である。
もし気づかずに味方の直上に誤射砲撃してしまったり、攻撃側で砲撃中に拠点が取れた場合は、マップを開いて一番右上にある「Cancel Artillery」を押して砲撃を中止しよう。チケットには限りがあるので砲撃TKを極力減らすことも司令官の大事な仕事。
砲撃要請時は使用しているラジオの位置に注意。要請口上中に司令官が死亡すると砲撃も中止される。TLが要請口上中に死亡した場合はリチャージ時間は増えない。要請口上後に砲撃マークが点滅した後はTLが死亡しても砲撃は中止されず、「Cancel Artillery」ボタンでしか中止できない。またこの時はリチャージ時間が再起動してしまう。これらを逆手にとると、要請口上中ならばコンソールでsuicideと入れて自殺することによって、リチャージ時間を再起動させずに砲撃を強制中止することができる。
攻撃側、守備側どちらであっても最前線のラジオを使うのは非常に危険なので、ひとつ後ろの拠点のラジオを使うことを強くオススメする。守備側の場合、敵に拠点を占領された後にその拠点付近に砲撃しようとすると、砲撃が自動中止されてリチャージまでの数分間が無駄になることもある。

2015/09/25 「砲撃」加筆修正


砲撃の種類

RisingStormの砲撃には3種類あり、砲撃ボタン左から迫撃砲→重砲→艦砲となっている。どれを使えるかはマップの設定次第だが、2種類以上使える場合はそれぞれの砲撃特性を覚えておくこと。砲撃の種類によって着弾範囲とリチャージ時間が異なる。基本的には以下の表の通りである。リチャージ時間は基本的には攻撃側が短く、守備側が長いと覚えておくこと。硫黄島、サイパン、ハントウ(重砲除く)、ペリリューなどは攻撃側守備側とも同じ。

砲撃の種類着弾範囲砲撃ボタン押してから初弾着弾まで着弾回数着弾間隔実質着弾時間※回数×間隔リチャージ時間※マップにより異なるが目安
迫撃砲狭い約25秒6回約5~6秒約35秒2分~5分
重砲中間約30秒6回約9~10秒約65秒3分~6分
艦砲広い約40秒1回0秒約10秒7分~8分

この特性を覚えた上で「砲撃の目的によって使い分ける」ことが求められる。
大きく分けて砲撃の目的は3種類ある。

①敵の増援を断つ砲撃
SLが「できるだけ生存し、分隊員を沸かせ続ける」という本来の役割を全うする人が多い日本鯖ではこちらが主流。
攻撃側なら拠点後方に、守備側なら拠点前方に砲撃を落とすことによって敵の増援を断ち続け、拠点内の人数的優勢を確保し続けようとする砲撃である。一発しか着弾しない艦砲でこれを狙うのはナンセンス。迫撃砲では約35秒間、重砲では約65秒間の増援カットが見込める。ただし、拠点への進入路はひとつだけではないので、着弾範囲外は味方の分隊を回して穴を埋めるなど配慮が必要となる場面もある。ちなみに重砲は着弾間隔が約9~10秒と長いので、間隔の感覚に慣れてしまいこの間をすり抜けて拠点に入るつわものも居る。
砲撃場所に迷ったらコレ。用途がハッキリしているうえにTKも少ない。初心者にもオススメの砲撃。

②拠点直上に落として一掃する砲撃
SLが本来の役割を無視して「最前線に出て戦ってしまう」人が多い海外鯖ではこちらが主流。
守備側が直上に落とすことは超ハイリスクだが、そんなことは関係なく落としてTKパーティーを開催した後、拠点が占領されたら逆に文句をたれてくるのが海外鯖TLクオリティ。日本鯖ではまず無いので心配はいらない。
攻撃側では、味方の戦闘能力が劣っており突破力に欠けていたり、チケット的に劣勢の場合使用することがある。
要するに拠点内の敵を砲撃で一掃したのち全員で一気に突入し、敵が再び帰ってくる前に占領してしまおうという砲撃である。成功すれば味方は敵兵と直接戦闘する機会が減り、同時にチケットの消費も抑えられる。ただし、敵のSLが拠点外で生きていた場合、砲撃が終われば両軍とも同時に拠点内再突入になるので戦況が元通りになることもある。まさにハイリスク・ハイリターン。
例外としてサッチェルを投げるだけで勝てるベチオ最終拠点の露払い、守備側SLが一定ラインより後ろに居ると初期スポーン付近からしか分隊員を沸かせられないガダルカナルの最終拠点、キャプチャーゾーンが左右に広いリン工場の各拠点などは、直上砲撃が有効な場合もある。
直上砲撃は間違いなくTKを頻発する。VCで砲撃前後の全体の動きのプランを予め説明できればベスト。各マップの流れや特長を覚えてきた中級者は挑戦してみよう。

③確保したい場所への砲撃
かなり限定的になるが、MaggothillのC拠点北の山など、拠点を取るための足がかりとなる要所の確保に使う砲撃。用途は砲撃後突入で直上砲撃とほぼ同じだが拠点内か拠点外かの違い。敵TLが機能していないか、双方の砲撃リチャージ時間を把握しており、さらにリチャージ時間にかなり差があるマップでないと厳禁。
砲撃を拠点の攻防以外に使うので明確なプランを提示しよう。失敗すれば即敗北につながる恐れもある。

2015/09/25 「砲撃の種類」加筆修正


"Force Respawn"

普段のリスポーンは「特定の秒数経過ごとに全員復帰」というスタイルであるが、これを無視して全員を即座に復帰させるコマンドがある。それが"Force Respawn"である。
このコマンドはラジオを開いてForce Respawnボタンを押す以外にも、指令ウィジェットからForce Respawnボタンを押す、さらには初期配置NキーでもForce Respawnすることができ、ラジオ関係無し、生死関係無しに常に使うことができる。
これは地味だが重要で、砲撃終了直前や拠点が取られそうな時に一気に復帰させて大攻勢をかけたり、拠点防御に増援を送ることができ、砲撃と同じぐらいの価値がある。
常に司令官は味方の状況に気を配る必要があるのだ。

その他司令官が覚えておくべきこと

  • 極言すると「偵察機を利用中以外のコマンダーは死んでもよい役職」であることは覚えておくこと。リスポーン地点になる分隊長と違い、司令官はリスポーン地点にならない。砲撃・偵察のリチャージ中は前線に出ること。
  • スモークグレネードを唯一二個持つ役職が司令官である。後方のラジオに張り付くだけではスモークの持ち腐れなので適度に前に出て煙幕を張ること。弾薬箱(補給箱)を利用すれば四個のスモークグレネードを投げられるので、敵の射線や視界を殆ど潰せる事も覚えておこう
  • 文字チャットorボイスチャットによるコミュニケーションが重要な役職である。「砲撃・偵察の残りリチャージ時間」「敵情報」「味方に展開して欲しい場所」などをできる限り伝えること。コミュニケーションが取れるコマンダーだと部下は効率的に戦える。簡単な英語も用いるのが望ましいだろう。これで外国人プレイヤーともコミュニケーションが取れる。用語集のチャット頻出単語はチェックしておこう
  • BOTの指揮も司令官の重要な仕事である。BOTが指揮している分隊は司令官の命令を無条件で聞く。Tキーを押すことで分隊長の氏名が見られるので、BOTが指揮している分隊を見つけたら指令ウィジェットから指示を出そう。ちなみに、TABキーでプレイヤーのスコアを見た際にpingが0なのがbotである。
  • Squad Leader(分隊長)編でも述べたが、BOTは特定の場所に移動すると立ち往生(stcuk)する場合がある。こうなると攻撃/防衛指示を出してもBOTが動かず、多くの場合そのまま試合に負ける。ただし、指令ウィジェットの「Follow me」はこのstuckした状態にも効く。Follow meした分隊は司令官に追従するようになるので、stuckしている地点から救出しよう。あるいはBOT分隊を引き連れたまま司令官自ら突撃しても構わない。万歳!

仕事をしない司令官がいた場合

TL枠が埋まっているのに、待てど暮らせど偵察機も砲撃も来ない。こういった場合、気づかずに味方が司令官を選択していることが考えられる。「誰かが注意するだろう」では友軍は勝機を逃すことになる。
もしあなたが気づいた場合、すぐにそのプレイヤーにチームチャットで知らせよう。「○○(プレイヤー名), you are TL. please do your job, or select another role」とでも打ち込めば事態を把握してくれるだろう。
それでも気付かない場合はkickvoteでそのプレイヤーに票を入れること。チャットがミュートされていたとしても、システムメッセージは表示される。つまり、投票で名前を出すことによって気付かせるのである。
また、極稀にいる荒らしプレイヤーだった場合kickvoteで追い出す必要があるので、どちらにせよkickvoteで該当プレイヤーに票を入れること。

講座動画編

活字の入門講座を見るより実際のゲーム画面を見ながら学びたいという人にオススメ。

講座動画


*1 ラジオに張り付くのはコマンダーの可能性が高く、支援の妨害ができるかもしれない。特に偵察機が飛んでいる時に張り付いているのは確実にコマンダー、殺せば敵の索敵を妨害できる。
*2 ヒーローが近くにいると制圧耐性が高くなり、制圧射撃の効果が薄れる。また、ヒーローのプレイヤーは単純に腕が良い可能性が高い。