アッシュ・フロント

「手前ェの頭ンなかにゃ馬のクソしか詰まってねェのかァ！！？」

英名 Ash Front

外見

逆立ち横に流れるアッシュシルバーの髪に目元に影を落とすほど深く巻いているバンダナが目印。サイズの大きいハーフサイズのパンツにサイズの大きいスニーカーを履いている。

兎にも角にも目付きが悪く、その背の低さに対して態度がくそデカい。血色のいい肌とは言えないが瞳はその分ギラついている。

人物

愛称はアッシュ。
チームメイトのエリーと共に幼少を過ごす。幼い頃に人間とファウナスの紛争に巻き込まれ、住んでいた街がスラム同然となり、家がなくなり一時期馬小屋で過ごす。自分たちを攻撃、迫害したファウナスを心から憎む。

エリーとは違い直情的な性格であったため、シンプルに(自身にとっての)悪・即・断。
感情ドライブアクセル全開、ブレーキはいつの間にか壊れてどっかいった。妬み僻み罵詈雑言の暴走超特急。

幼い頃の経験によりファウナス、及び動物が嫌い。善良なファウナスに自身から仇なすことは無いが、共同作業や関わり合いになることを隠そうともせず嫌がる。

世の中クソだと思っており、バカみたいな世界を壊すために力を求めてアカデミーへ入学した。

性格

粗野粗暴にして皮肉屋。一応の倫理観はあるものの思ったことはすぐに口に出すタイプで、その大部分がネガティブ感情。

ポジティブな言動をすることは滅多になく、そのような言葉が彼の口から出た際にはチームメンバーからも驚かれるほど。

口の悪さは自身を害するものからのプロテクト、心の壁の顕現。毅然としたエリーとは違い、精神的な弱さのあったアッシュはその心を棘で覆った。彼の口からは皮肉や罵倒が嫌という程飛出てくるが弱音や助けを求める声は1度も出なかった。

能力

センブランスを発動させると、触れたものを大きく、または小さくすることが出来る。1度大きさを変えた物体のサイズを元のサイズに戻さないと別のサイズにすることは出来ない。しかし、大きさの振れ幅は自在であり単純なサイズアップはもちろん、糸や鎖を伸ばしたり、板の幅を広げたりもできる。

基本的な戦闘スタイルは武器の大鎌によるダイナミックな振りだが、武器の特性上鎖分銅のように使って敵を撹乱、捕縛したり棍と刃を分離させて不規則な攻撃を仕掛けたりと、本人の戦闘カンと相まって応用幅がある戦い方。

また、武器がなくとも敵の武器を小さくして無力化したり、石礫を大きな岩石状にして投げることも出来るほか、アッシュ自身の身体能力の高さとフットワークの軽さから純粋な体術で敵と渡り合うことも出来る。